パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

善性を鼓舞する力

2024年10月18日 09時26分09秒 | あれこれ考えること

政治家は清濁併せ持つ懐の深さが必要とされている
どんなに良い人でも人との関係のおいて、悪的なものを許容しなければならない時が
ありそうなのはなんとなく想像ができる
この現実を踏まえた時、正論で倫理的・理想的なことを言い続けるのは
リアリティがないと思うのも無理はない

でも正論を訴え続け、人の善性を信じて、それを鼓舞する人がいる
彼は「なぜ君は総理大臣になれないのか」の映画の中で、必要なのは
8割が忍耐、1割が辛抱、1割が我慢と自虐的にこぼす
理想論を掲げている裏には、彼はこうした内的なきつい経験をしている

なぜ人は彼の演説を聞いて、心動かされるのか、涙するのか
なぜ人は彼を手助けしようと思うのか(香川一区はそんな感じの選挙戦らしい)
それは彼の話が聞いた人が、自分の中にある良い自分を気づかせてくれるから
ではないだろうか

多くの人間は悪いことより、良いことをしたほうが気持ちが良いことを知っている
親切はする方もしてもらった方も心がほっこりする
困った人を眼の前にした時、手助けする人を見ると
何もしない人でもどこか心が軽くなることがある

SNSでは人間の負の部分が際立ってやたらと攻撃的なものが多いが
大半の人間は穏やかな人が多いと思われるし、そう思いたい

人間なんてこんなもん!と知ったかぶりをするよりも
面倒だが自身の善性を信じて行動するほうが
きっとその人の精神衛生上にもいいだろう

彼の言葉、行動を見聞きして感じたこと

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1 コメント

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Unknown (tanimotoresist)
2024-10-18 11:25:35
はじめまして

おっしゃる意味分かります

やはり
他人様を批判することはダメで
自分のおもいを貫いて真実の善行を積むことが良いと思います


良いこと

の結果が一つでも示すことが出来れば上出来だと。
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