パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

たったそれだけのことで、心がウキウキし始めた

2023年02月26日 09時21分06秒 | 子どもたちのこと

昨日の午後三時くらいから気分がウキウキしている
たったそれだけのことで体も軽く感じるのは
人は如何に心の状態に影響されているのかがわかる

昨日の午後、FBのメッセージの音がなった
スマホを見ると、2年前のGWから約一年
日本語の勉強の手伝いをしていた女の子からだった

お姉ちゃんと弟の二人は2年前の4月、新城(日本)から母国のブラジルに帰った
それまでは彼らと小学校の授業が終わってから日本語の勉強の手伝いをしていたので
せっかく覚えた日本語を忘れてしまいそうになるのはもったいなくて
ズームを使っての勉強を続けるように提案すると
5月の連休ころから日本では朝の7時半ブラジルは夜の7時半からの
文明の利器を使った交流が始まった
(それは約一年続いた)

彼らは去年の5月ころ再び日本に戻ってきた
ただし今度は新城ではなくて今度は隣町の豊川市だ
今は弟は豊川の小学校に、お姉ちゃんはブラジルの学校に
通うようになっているのはお姉ちゃんからFBのメッセージで知ることとなった

ただし、それからは気にはなっていたが、お互い交流はなかった
それが昨日、突然
「こんにちは先生、お久しぶりです。
 日本語能力試験N4を受験したことをお伝えしたかったです」
もう〇〇ちゃんとは呼べない、大きくなったお姉ちゃんから
こんなメッセージが届いたのだった
(合格の文字が入ってた画像も一緒に送られたきた)

体が軽く、心がウキウキし始めたのはこの時からだった
なんだか、とても嬉しくて
「こんにちは、エライ!よく頑張ったね」
と時間をあけず返信した
すると
「私は今、N3を試験するために勉強するつもりです」
とのメッセージが続いた

人の気持って通じるものだな、、
どこか漠然とした自己肯定感を感じて、それからずっといい気分でいられた

「先生は元気ですか?」
そんな気遣いのメッセージも続いて、とにかく連絡をくれたことが
嬉しかったと返信をした

子供の時の記憶は、残念ながらいつか忘却の彼方に消えてしまう
自分でも小学校とか中学のそれは確固としたものではない
お姉ちゃんと弟は、いつか、自分との交流も忘れてしまうかもしれない
でも、交流していたその時その時は楽しかったという漠然とした記憶は
残るのではないかとつい期待してしまう

ところで大きくなったら警察官になりたいと言っていた
ルービック・キューブの得意な弟は元気で学校に通っているらしい
またいつか会うことができたら、良いな

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