▲ノカンゾウ(野甘草)
<ススキノキ科ワスレグサ属>
花色は、変化が多く特に赤みが強いものは、ベニカンゾウと呼ぶ。
野原の湿り毛のある所に生える。
花茎の先端につく花は10個前後で一日花。
一重咲きで花被片は6枚。
葉は細長い。
▲こちらは、ヤブカンゾウ(藪菅草)で八重咲き。
▲タカサゴユリ(高砂百合)
<ユリ科ユリ属>
台湾原産の帰化植物で、この頃はあちこちでよく見られる。
花色は白色だが、花被片の外側に紫褐色の線が入るものがある。
テッポウユリとの交雑が多い。。
種子から1年で開花する。
※昆虫コーナー
※キバラモクメキリガ
※モンクロギンシャチホコ
※オオツマキヘリカメムシ?
※オオクロコガネ
※ゴミムシダマシ
※コバネイナゴ
※ウリハムシ
※アブラゼミ
※ゾウムシ
※クサカゲロウ
《俳句鑑賞は夏の季語夕立(ゆうだち)》
夕立(ゆだち)・白雨(はくう)・驟雨(しゅぅう)
大夕立(おおゆだち)などと使う。
画像は関係ないけれど、槿(むくげ)
さっきから夕立の端にゐるらしき 飯島 晴子
▲カラスウリ(烏瓜)の花
<ウリ科カラスウリ属>
夜の観察会は、セミの羽化の見学だったので、
それは十分、愉しかったが、結構、他の虫にも出会えた。
今回は、セミの羽化が中心だが、また面白い虫にも出会えたので、
次回にまわします。
日没後に5裂した白い花が咲き、レース状に広がる、怪しげで美しい花だ。
雌雄異株のつる性で巻きひげで絡みつく。
いい香りを放ち、夜にスズメガ蛾の仲間を誘う。
▲ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
果実の形が盗人が忍び足で歩く足跡に見立てた名前。
半月が二つ重なってサングラスのような果実が、晩秋に、
藪を歩くと種子が引っ付いてくる。
この、種子が半月が2つ重なってサングラスのようにも見える♪
※昆虫コーナーは、セミの羽化です。
※羽化をしに土の中から出てきます。
※薄暗くなると土の中から幼虫のまま出てきます。
※羽化最中
※携帯で撮ったので、臨場感には欠けるかもしれません。
※ヒオウギの花茎に止まって、羽が乾くのを待ちます。
ヘッドランプも、懐中電灯も持参したのだけれど、
光が薄すぎたり、照らしすぎてまぶしかったりで、綺麗に写りませんでした。
※アカアシアオカミキリ
※アオバハゴロモ幼虫
※オオクロコガネ
続きは、また次回に。(#^.^#)
《俳句鑑賞は秋の季語曼殊沙華(まんじゅしゃげ)》
彼岸花・死人花(しびとばな)・幽霊花・狐花・
捨子花(すてごばな)などと使う。
曼殊沙華抱くほどとれど母恋し 中村 汀女
▲ナツフジ(夏藤)
<マメ科ナツフジ属>
たぶん、本来は山にあると書いてあるのだが、ちょっと遠い公園の裏に生えているので、
毎年楽しみに、散歩に行っているのだが、この頃はそれもかなわず、
一寸、自転車で見に行くことになる。
つるは、右巻きで始めは短毛があるが、のちに無毛になる。
葉は奇数羽状複葉で、小葉は5~7対あり、長卵形。
葉のわきから総状花序をだし、長さ1,5センチほどの白い蝶形花を多数開く。
▲カヤツリグサ(蚊帳吊草)
<カヤツリグサ科カヤツリグサ属>
花序が花火のように分かれた枝につく。
角ばった茎を切って両端から引き裂くと四角形に開き、
この形を蚊帳(蚊帳)に見立てた。
成熟してきたカヤツリグサ
※昆虫コーナー
※モンクロシャチホコ
※美しいヤマトシジミの交尾中💛
※ルリタマアザミにオンブバッタ
触覚がイカシてる💘でしょ?
かつこいいアカボシゴマダラ
その後、暫くしていつのまにか、また奇麗な蛹の形になっていました。
右上にまだあの長い触覚の抜け殻が落ちていました。
※蛹になる前に昆虫籠の中にいた寄生蜂なのかどうか?心配です。
《俳句鑑賞は秋の季語烏瓜(からすうり)》
ちなみに、烏瓜(からすうり)の花は、夏の季語です。
烏瓜引けば男の傾ぎけり 柿本 多映
たましひの枕してゐる烏瓜 柿本 多映