れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ノカンゾウ(野菅草)・タカサゴユリ(高砂百合)・キバラモクメキリガ・モンクロギンシャチホコ・チャバネイナゴ・俳句鑑賞

2024-08-07 06:34:37 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ノカンゾウ(野甘草)
 <ススキノキ科ワスレグサ属>
花色は、変化が多く特に赤みが強いものは、ベニカンゾウと呼ぶ。
野原の湿り毛のある所に生える。
花茎の先端につく花は10個前後で一日花。
一重咲きで花被片は6枚。


葉は細長い。


▲こちらは、ヤブカンゾウ(藪菅草)で八重咲き。


タカサゴユリ(高砂百合)
 <ユリ科ユリ属>
台湾原産の帰化植物で、この頃はあちこちでよく見られる。
花色は白色だが、花被片の外側に紫褐色の線が入るものがある。
テッポウユリとの交雑が多い。。


種子から1年で開花する。

※昆虫コーナー

※キバラモクメキリガ



※モンクロギンシャチホコ


※オオツマキヘリカメムシ?


※オオクロコガネ



※ゴミムシダマシ


※コバネイナゴ


※ウリハムシ


※アブラゼミ


※ゾウムシ


※クサカゲロウ

  《俳句鑑賞は夏の季語夕立(ゆうだち)》
   
夕立(ゆだち)・白雨(はくう)・驟雨(しゅぅう)
      大夕立(おおゆだち)などと使う。

画像は関係ないけれど、槿(むくげ)



   さっきから夕立の端にゐるらしき     飯島 晴子

コメント (7)
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カラスウリ(烏瓜)の花・ヌスビトハギ(盗人萩)・セミの羽化・ゾウムシ・オオクロコガネ・アオバハゴロモ・俳句鑑賞

2024-08-04 11:16:09 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


カラスウリ(烏瓜)の花
 <ウリ科カラスウリ属>
夜の観察会は、セミの羽化の見学だったので、
それは十分、愉しかったが、結構、他の虫にも出会えた。
今回は、セミの羽化が中心だが、また面白い虫にも出会えたので、
次回にまわします。
日没後に5裂した白い花が咲き、レース状に広がる、怪しげで美しい花だ。
雌雄異株のつる性で巻きひげで絡みつく。


いい香りを放ち、夜にスズメガ蛾の仲間を誘う。




ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
果実の形が盗人が忍び足で歩く足跡に見立てた名前。


半月が二つ重なってサングラスのような果実が、晩秋に、
藪を歩くと種子が引っ付いてくる。


この、種子が半月が2つ重なってサングラスのようにも見える♪

※昆虫コーナーは、セミの羽化です。

※羽化をしに土の中から出てきます。



※薄暗くなると土の中から幼虫のまま出てきます。


※羽化最中


※携帯で撮ったので、臨場感には欠けるかもしれません。


※ヒオウギの花茎に止まって、羽が乾くのを待ちます。
ヘッドランプも、懐中電灯も持参したのだけれど、
光が薄すぎたり、照らしすぎてまぶしかったりで、綺麗に写りませんでした。


アカアシアオカミキリ


アオバハゴロモ幼虫


※オオクロコガネ

続きは、また次回に。(#^.^#)

《俳句鑑賞は秋の季語曼殊沙華(まんじゅしゃげ)》
     彼岸花・死人花(しびとばな)・幽霊花・狐花・
     捨子花(すてごばな)などと使う。


   曼殊沙華抱くほどとれど母恋し   中村 汀女

  



コメント (4)
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ナツフジ(夏藤)・カヤツリグサ(蚊帳吊草)・モンクロシャチホコ・アカボシゴマダラの蛹化・俳句鑑賞

2024-08-02 05:30:07 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


▲ナツフジ(夏藤)
 <マメ科ナツフジ属>
たぶん、本来は山にあると書いてあるのだが、ちょっと遠い公園の裏に生えているので、
毎年楽しみに、散歩に行っているのだが、この頃はそれもかなわず、
一寸、自転車で見に行くことになる。
つるは、右巻きで始めは短毛があるが、のちに無毛になる。
葉は奇数羽状複葉で、小葉は5~7対あり、長卵形。


葉のわきから総状花序をだし、長さ1,5センチほどの白い蝶形花を多数開く。




カヤツリグサ(蚊帳吊草)
 <カヤツリグサ科カヤツリグサ属>
花序が花火のように分かれた枝につく。
角ばった茎を切って両端から引き裂くと四角形に開き、

この形を蚊帳(蚊帳)に見立てた。




成熟してきたカヤツリグサ


※昆虫コーナー

※モンクロシャチホコ


※美しいヤマトシジミの交尾中💛



※ルリタマアザミにオンブバッタ



触覚がイカシてる💘でしょ?
かつこいいアカボシゴマダラ


その後、暫くしていつのまにか、また奇麗な蛹の形になっていました。

右上にまだあの長い触覚の抜け殻が落ちていました。


※蛹になる前に昆虫籠の中にいた寄生蜂なのかどうか?心配です。


      《俳句鑑賞は秋の季語烏瓜(からすうり)》
       ちなみに、烏瓜(からすうり)の花は、夏の季語です。
  
 
       烏瓜引けば男の傾ぎけり  柿本 多映  

       たましひの枕してゐる烏瓜 柿本 多映  

コメント (8)
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