秋葉原を後にして、やや疲労感もあったので亀戸のホテルに戻ることに。
食欲は微妙だったのですが、せっかくなのでどこかの店に入ろうかと。
で、入ったのが駅近くの『てまひま酒場 みよし』。
まだ5時過ぎだったのですが、入り口に「入りやんせ」の立て札があったので。
(写真は食事後店を出たときのものなので、ずいぶん暗くなっています)
ところが入ってみると、店主が客席で今日のメニューを準備しているところ。
「ひとりですけど、大丈夫ですか?」と訪ねたら、ほんのちょっと間を置いて
「どうぞ」と言われたのでカウンター席に。
座ってしばらく来ないので、「メニューください」というと、お酒のメニューを。
この店は焼酎にこだわりがあるようです。
とはいえ、焼酎は飲まないので、とりあえず生ビール(500円)を注文。
お通しはブナシメジとエリンギ(?)のピリ辛炒めとイカ黄金。
食事のメニューをもってこないので要求すると、
「入り口のメニューを見てください」と。それなら最初から言えよ!
と思いましたが、そこは抑えて3品を注文。
まず出てきたのがサンマの刺身(580円)。
不味くはないですが、美味いと言うほどでもない感じ。
つづいて生とうもろこしのつぶつぶ揚げ(580円)。
塩と薄く醤油で味付けされているようで、これは美味!
ただし、写真ではわかりづらいですが、1人で食べるには
かなり多い分量。2~3人でシェアするのが
ちょうどいい分量だと思いました。
最後はバリバリ麺サラダ(580円)。
細い麺の素揚げの上に生野菜サラダとポン酢のかかった大根おろし。
不味くはないですが、素揚げの麺が食べづらい・・・。
3品でお腹いっぱいになったのと、店主の態度が不愉快だったので、
さっさと店を出ることに。トータル2,590円で、まぁそんなところでしょう。
本当は日本酒を注文するつもりだったのですが・・・。
亀戸のインド料理店のあとは銀座のキヤノンサービスセンターで
カメラの修理品受け取りと別のカメラとレンズの修理依頼。
その後は特に予定もないので、そーいえばヨネックスのショールームが
秋葉原にオープンしていたので見に行くか、と。
秋葉原に降りるのは久しぶり。電気街がパソコン街に変わり、
今はアニメオタクとメイドの街に(?)。
でも昔ながらの風景も残っています。
ワタシの場合は大学時代に友人とCD付きWカセットラジカセを
根切りに行って撃沈したのを思い出します。
一応、少しは値切れたのですが、期待したほどではありませんでした。
また、アップルのおにぎり型初代 iMac にカラーバージョンができて
爆発的人気となり、売れるパソコンのほとんどがそれだった頃の前後、
毎週のように秋葉原に行っていました。
特に買う目的がなくても、行きつけの5~6店を回って
パソコンやパーツの価格をチェックしたりしていました。
パソコンやソフト以外にアップルロゴ入り時計やTシャツなども
よく購入していました。もう15年以上前の話でゴザイマス。
そんな行きつけの1つが『秋葉原ラジオデパート』。
パソコンパーツやメモリーが激安で、いつもチェックしていましたが、
いまだ健在でほっとしました。
さて、前置きが長くなりましたが、『ヨネックスショールーム秋葉原』。
昔よく行っていた『ラオックス The Computr館』の隣のビルの1階でした。
ヨネックスのリリース:情報発信型ショールーム 「YONEX SHOWROOM AKIHABARA」 8月8日(土)オープン
メインはテニスとバドミントンのようで、入り口に一番近いところに
大きくスペースを取っていました。ほかにゴルフ、スノーボード、ウォーキングシューズなど。
ただ、中に入ってみましたが、アイテムは絞っているようで、
ヨネックス製品なら何でもあるという感じではありませんでした。
本当はバドミントン用のソックスでも買おうかと思ったのですが、
そそくさとショールームを出ることに。
帰り道では呼び込みをするメイドたちをこっそり撮影。
この風景は昔なかったものですね。
8月後半の東京出張が終わってその翌々週(先週)にはまた東京。
今回はバドミントン ヨネックスオープンジャパンの撮影です。
先の東京出張の残務処理が終わらなくて、今回の出張直前はほぼ徹夜作業。
というか、今回の撮影初日当日も明け方まで作業してなんとか終了。
2時間睡眠で撮影現場へ(悲)。
そんなワケで1月から毎日更新を続けていたこのブログもしばらく休止していましたが、
今日、午前中にほぼ仕事は完了し、ようやくゆっくりできた次第。
午前中の仕事をしつつ缶ビール2本を飲み、しばらく爆睡したあとはお腹がすいたので
ホテルのある亀戸のショッピングモールで食事でもしようと思って歩き出したのですが、
店のチラシを配っているお兄さんの呼び込みで近くのお店に入ることに。
入ったお店はインド料理『デリシャス』。
基本はインド料理ですが、ネパール人もいて、ネパール風料理もあるようです。
ランチメニューはこんな感じ。
注文したのはBセット(880円)。チラシ持参だったので50円引きに。
選べる2種類のカレー、ナン、サフランライス、サラダ、デザート、ドリンクのセット。
カレーはシーフードカレーとミックスベジタブルカレーをチョイス。
辛さは4段階を選べるなか、ワタシは辛いのが得意ではないので「普通」をチョイス。
食べてみたら、シーフードカレーはバターカレー。シーフードの中身はむき身のアサリ。
ミックスベジタブルカレーはオクラ、カリフラワーなど、ちょっと変わった具材が入っていましたが、
味はまぁまぁ。シーフードカレーのほうがワタシ好みでしたが。
なお、ナンとライスはお代わり自由のようです。ワタシはお代わりなしで十分お腹いっぱいになりましたが。
デザートはパイナップルとベリーの入ったヨーグルト(かな?)。これもグー。
ドリンクはマンゴーラッシー。ちょっとワタシには甘過ぎかな。普通のラッシーにしておけば良かった。
このような内容で880円はなかなかグー。次に来れるのは来年になると思いますが(笑)。
テレビで紹介されていた日清『なだ万 和だしの麺
しじみだし醤油らーめん/蟹だし味噌らーめん』(各184円)。
「なだ万監修」でどんな味になるのだろうと、さっそく購入してみました。
パッケージをよく見ると、それぞれ「減塩30%」とあり、
塩分を抑えたい中高年向けの商品のようです。
「しじみだし」「蟹だし」というのにも惹かれます。
まずは『しじみだし醤油らーめん』。
麺はつるつるの細麺で、カップヌードルとは全く違います。
肝心のスープは「しじみだし」と言われてもよくわかりません(笑)。
そしてやはり薄味。まずいとは言いませんが、
ラーメン好きには物足りないのではないでしょうか。
続いて『蟹だし味噌らーめん』。
やはり麺は同じ細麺。のどごしがイイ感じです。
スープは一般的な味噌味ラーメンのような濃いものではなく、
醤油味スープに近い透明感があるスープでビックリ。
味もやはり薄味で、これまたちょっと物足りない感じ。
そんなワケで、1回食べれば十分という感じです。
9月1日は三重へ帰る日ですが、夕方まで美術展巡り三昧。
6時半には目覚めていましたが、朝食はのんびり8時頃にホテルのバイキング。
メニューにあまり代わり映えがありませんが、野菜たっぷりに組んでみました。美味。
お昼は竹橋の国立近代美術館に隣接した『ラー・エ・ミクニ』。
公式サイトでは「三國清三がプロデュースする「フレンチとイタリアンの融合」をコンセプトとした料理を、
緑豊かな皇居を望む立地で、お楽しみいただけます。」とあります。
公式サイトレストラン | ラー・エ・ミクニ | 東京国立近代美術館
ランチは3,500円と5,500円のコースがあり、
それ以外に平日限定の『シェフの気まぐれパスタランチ』(2,000円)もあり。
当日のパスタを聞くと、昨日食べたのと似たようなジェノベーゼ。
別のパスタだと嬉しかったのですが、仕方なくパスタランチをチョイスしました。
3,500円のコースを注文する勇気がなかったので(笑)。
3,500円のコースは前菜とメインで魚料理がかぶっており、どうなのかな?というのもありました。
さて、前菜。紫蘇ドレッシングのサラダの他、3種の小料理。
ほうれん草入りの卵焼き、スモークサーモン、豚肉のナッツ類(?)のパテのようなもの。
それぞれ美味ですが、ちょっと量が少なめかな?
パンに付けるバターがピラミッド型なのはユニーク。
ジェノベーゼ。松の実は入っておらず、代わりにプチトマト、インゲン、ジャガイモが。
麺はやや細めで、茹で加減はイイ感じ。昨日のパスタよりも美味しいですが、劇的というほどでもなし。
食べる部分の割に皿のサイズがデカくて高級感を感じます(笑)。
デザートはパンナコッタ、イチゴ、シャーベットアイス。それとコーヒー。
アイスが冷た過ぎな感じでしたが、パンナコッタは濃厚で美味。
やや早めの夕食は東京駅近くのKITTE内『沖縄料理『やちむん』で4時45分頃から。
多くの店が5時からの営業だったので。
まずはビール(680円)とお通し(350円)。
ビールはもちろんオリオンビールの生。
お通しは島豆腐とオクラのなんちゃら。
続いてミミガーのパリパリサラダ(780円)。
ミミガーの素揚げは油っぽくてイマイチでしたが、
青じそドレッシングのサラダがサッパリしていてグー。
ビールは2杯目に突入、
5時を過ぎていたのでハッピーアワー価格でなんと250円!
これを知っていたら、5時まで待って入店していたのに(笑)。
最後に「スーチカーの炙り焼き」(680円)。
豚バラ肉だと思いますが、美味。ワタシ脂身大好きですから(笑)。
夕食としてはやや少なめですが、それほど空腹でもなかったので、
このあたりで打ち止めにしました。
東京での大きな仕事が終わり、三重に帰る前に美術展のハシゴ。
まずは国立近代美術館『No Museum, No Life?
―これからの美術館事典国立美術館コレクションによる展覧会』。
公式サイト:No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会
美術館自体を事典形式で紹介するという変わった試みの展示。
正直、展示内容はそんなに面白くなかったのですが(失礼)、
一番面白かったのが展示会場の作り込み過程のビデオ。
美術品の運搬・開梱から壁の組み立てなど。
あと、レオナールフジタの作品がたくさんあってワタシ的にはグー。
国立近代美術館とセットになっている国立近代美術館工芸館。
タダで入れるので、せっかくなので行ってみました。
やっていたのは『こども+おとな工芸館 ピカ☆ボコ オノマトペで読みとく工芸の魅力』。
公式サイト:こども+おとな工芸館 ピカ☆ボコ オノマトペで読みとく工芸の魅力
夏休みの子ども向け企画として、収蔵品の中から「つるつる」のものや
「スケスケ」のもの、「ザラザラ」のものなどを集めて展示するというもの。
アイデアとしてはなかなかユニークだと思いましたが、
美術品だけに実際に触れないのが残念(笑)。
次は新橋にあるカレッタ汐留へ。
初めて行きましたが、これは電通ビルですね。
巨大なビルで、さすが日本一の広告代理店、
ずいぶん儲けているなぁという感じです(笑)。
実際は飲食店や書店、劇場などさまざまなテナントが入っています。
肝心の美術展は地下1階のアドミュージアム東京で開催されている
『第68回 広告電通賞展』・・・なのでしたが、
なんとこの日だけ臨時休業!
公式サイトでも案内されておらず、ふざけんな! という感じ。
公式サイト:第68回 広告電通賞展
文句を言っても仕方ないので、次の美術展へ行くことに。
その前に東京駅に立ち寄ってパソコンやカメラなどの入った
クソ重たいデイパックをコインロッカーに。
最初から東京駅に来て置いておけばよかった・・・。
東京駅から歩いて行ける三菱一号館美術館。
やっていたのは『画鬼暁斎 幕末のスター絵師と弟子コンドル』。
公式サイト:画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル|三菱一号館美術館
暁斎もコンドルもそれぞれ有名人ですが、建築家でありながら日本文化を研究し、
暁斎の弟子になったコンドルがやはりユニーク。
一方の暁斎も、繊細な筆致から大胆なタッチまで多彩。
暁斎の描いた小さな春画もいくつか展示されていて、
そこだけは「18禁」になっているのがちょっと面白かったデス。
さらに日比谷方面へ歩いて出光美術館へ。
『日本の美・発見X 躍動と回帰 ―桃山の美術』。
コミック『へうげもの』や『信長のシェフ』を読んでいますが、
いずれも時代は安土桃山時代で非常に興味アリなので。
展示内容はもちろん桃山時代のものですが、
海外の陶磁器が均整のとれたものをよしとするのに対し、
日本では「ゆがみ」「割れ」「染み」などといった
本来マイナスとなる要素に美を見出した点を大きく取り上げていて
改めて納得。
長次郎の黒楽茶碗が小振りながら光沢が抑えられた黒い表面は
抹茶が映えそうでイイ感じ。
この美術館は出口近くに皇居方面を眺められるラウンジスペースがあり、
お茶やウーロン茶などがセルフサービスで無料でいただけます。
こんな感じで午後4時を過ぎ、6時の新幹線に時間があるので
夕食を摂って三重県に戻りました。