「辰巳の部員」と「辰巳っ子」はちがうのだ

今日は数年前の辰巳ジャンプをよくご存知のチームとの練習試合だったので、「辰巳っ子復活」をかけての強い精神指導を行いました。と言っても、最近までやっていたチーム全員への指導ではなく、柱とならなくてはならないエースのみに。

「はいという返事をしろ」「人の話は前向きで聞け」「コートの中で声を出せ」「素直になれ」というあまりにも当たり前のことを、私自身が嫌になるほど繰り返す。とうとう午後3時までこんなことをしつづける。


「辰巳っ子」と私が言う時のイメージがあるのです。
元気はつらつな明るい選手であり、笑顔に満ちあふれ、努力を惜しまず、誰よりも動き、あきらめず、仲間を励まし、見る人たちを感動させるプレーヤーが「辰巳っ子」と言います。「辰巳ジャンプ部員」とは分けて考えたい。冷めているプレーヤーには「辰巳っ子」の称号は当てはまらないのです。


ちょうどフィギアスケートの大会が放送されているので、ここに例えてみれば、「辰巳っ子」というイメージは浅○○央さんです。
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こいつらねばるから、俺たちもねばれ!

今日、部内練習試合で思わず6年男子から出た言葉です。

「こいつらねばるから、俺たちもねばれ!」

新チームが6年生にこんなことを言わせた。これだけでも今日は合格としたいと思います。新チームはこれまでまったく相手にされず、6年生はただサーブを打っていれば勝っていたのですから、一歩成長してラリーになり始めた証拠です。

明日もまた一歩成長してほしいな。
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プラトー現象を打開して

いくら努力しても伸びない時期のことを「プラトー現象」というのは有名なことですが、辰巳の新チームはまさにそんな2ヶ月間を送ってきました。本当に苦しかった2ヶ月間でした。この私が、何度も何度も(このチームは本当に伸びないのでは・・・)と思ったほど伸びませんでした。

しかし、いよいよ今週に入って芽が出てきました。今日はとうとう6年生チームに1セットを勝利。と言っても、6年生は男女混成で自分がやったことのないポジションについてのチームでしたが。

そういう6年生を相手にしても、自分たちのサーブやスパイクで点を取れない新チームだったので、これまでは勝てる可能性が0%でしたが、今日はスパイクもブロックも決めての勝利でしたから、その価値はものすごく大きいのです。

次は男女6年生の100%レギュラーチームに勝ちたいと思います。
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ひとつの山を越えた新チーム

しばらくの間、6年生をコーチ役として球出しをしてもらって、私は動きや技術の指導を徹底しようと思い、今日からの練習を再スタートしました。幸いなことに、6年生の技術はぐんぐん伸びていて、けっこう適切な球出しをしてくれます。これによって私に余裕が生まれることで、かなり個別の指導を入れていくことができました。

1ヶ月半の長きにわたって、異常なほどの厳しさの中で練習をしてきた新チームでしたが、冬眠状態から覚め、本来持っていたはつらつさを引き出す方向になってきました。

あとはエースの自覚次第。図太く育てていきたいのですよ、1枚エースなんですからね。
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「有終の美を飾った」と言ってあげましょう

辰巳男子チームとして昨年に続き2回目の出場となった「安田学園杯」で、敢闘賞を勝ち取りました。大きな表彰状と敢闘賞の盾、副賞として筋トレ道具もいただきました。

今日をもって、辰巳男子チームはひとまず2年間の活動に終止符を打ちます。4年生の時にペプシカップで初出場しましたが5戦全敗。全く勝てないところからスタートして2年半、よくここまでバレーボールができるように成長しましたね。(拍手)

私たち大人は、子ども達の活躍に喜び、不甲斐ない時は怒り、都大会出場に涙し、思い返せば本当に短い2年間でした。その辺の公園で遊んでいるだけでは決して味わえなかった素晴らしい充実の日々。大人を魅了してくれた子ども達の努力に素直に感謝しましょう。


ところで今日は試合間が数時間もあくことがあったので、その時間にちょいと工夫してみました。安田学園のすぐ近くにある「江戸東京博物館」に、みんなで社会科見学。へたに練習をするよりも時間を有効に使えました。楽しくすごせたかな?
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サケ日記は東京都をリードする

ブログ「辰巳小3年サケ日記」は今日も勝手にネットワークを拡げてくれました。北海道のサケに関するブログを運営する方から協力を得られることとなったのです。

今年の流行語大賞ベスト10にも「ブログ」という言葉が入ったくらいに、ブログの広がりは勢いを増しています。

東京都の小学校でも数校はブログを使って情報発信していますが、本格的な活用はまだないと認識しています。「辰巳小3年サケ日記」がその最初の一歩(だと勝手に思い込んでいる私)を何とか踏み出せたものと自負しています。

使えるものはどんどん使う。「はじめにDOありき」です。
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頑張れば必ず強くなれると信じて!

新チームは変わったと今日の練習で感じました。
課題意識がこれまで以上に高まったという手応えを感じました。

がんばれ!負けるな!
自分に負けるな!

新チームは「自分への挑戦」が大きな課題だ。
昨日の自分よりも今日の自分。今日の自分よりも明日の自分。
1日1日成長していけるようにがんばれ!

これまでの先輩達がしてきたよりも、ずっとずっと大きな努力をするしかない。それができるかどうかにチームの浮沈はかかっている。
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努力の差

「努力します!」「努力しています!」
5年生は、自分たちのことをこう言います。しかし、私からは「かっこつけたってダメだ。口だけ努力してますって言っても、行動がともなわなかったら意味ない。」と毎回言われてしまいます。

自分たちがいかに「やっているつもり」なのかが実感として分からないようなので、3年生の勉強への努力と比べてあげました。

「5年生は毎日どのくらい勉強をしているんだ?」
という問いに、
「宿題は毎日やっています。」
「自学ノートを1ページやっています。」
「学校で終わらなかったプリントをやっています。」
と、いかにも「ちゃんとやっています。」という口調で答える5年生。

では、3年生がどんな努力をしているか?
毎日の課題で「マイ新聞」「漢字ドリル」「算数プリント」「読書」「詩の暗唱」「自由研究ノート」「鉄棒練習」と、これらを全部やり切り、しかも私が与えた課題の10倍くらいは自分で決めた課題に挑戦し、クラスの学習姿勢をグイグイ引っ張っているのです。

「マイ新聞」
Aさん600号、Mさん400号、Oさん300号を発行

「詩の暗唱」
Mさん3年生の詩の暗唱課題40編をすべて暗唱し、さらに4年生の暗唱課題ももうすぐ終わる。AさんやOさんももうすぐ3年生の暗唱を終わる。

「自由研究ノート」
9月からはじめたノートなのにMさんはもう2冊目に入っている。Oさんももうすぐ2冊目に入る。

「漢字ドリル」
Aさんは漢字テストで100点ばかり

「鉄棒練習」
さかあがりなんか朝飯前。Oさんは辰巳小の中でも一番鉄棒ができるほど練習している。最近では私が小学生時代に得意とした「飛行機跳び」「ロケット跳び」を教え、それに挑戦中。


それでも実感がわかない5年生に3年生が書いた「マイ新聞」をどさっと持ってきて見せる。3人で書いた枚数は1300枚です。

「3年生は私に『やれ』と言われなくても、これだけの努力をしているんだ。私から『そんなにやらなくてもいいんだよ』と言われるほどの努力なんだ。これが本物の努力だ。
 これだけのことを毎日やって、しかもバレーの練習もさぼらない。家に帰ってからも毎回の練習を新聞に書いて、『次はこうするぞ!』という目標を立てて練習に来ている。5年生に比べたら3年生は10倍も20倍も努力していることがよく分かったか?」

ここまでやったんだから、5年生達がいかに“努力をしているつもり”になっていたかを理解してくれることと思いますが、その答えは今後の姿勢ではっきりするでしょう。
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第2回 東亜学園杯

今日は男子チームが東亜学園杯に初参加させていただきました。

11月の1ヶ月間で、見ちがえるほど成長した男子チームです。「都大会出場」というプレッシャーがない分、自由な発想でのびのびと練習したことが良かったのでしょうか?もしそうだとすると、私の指導法を今後変えないといけないと思います。

今日の試合でも確かな成長の跡をしっかり見せてくれました。
今年1年間、ぜんぜん歯が立たなかったA○Sさんに1回戦で21-19、15-21、15-12と快勝。2回戦でやはり今年10点を取ったことのない小○さんに11-21、16-21と惜しい試合。この時点で、男子チームが本当に成長していることを確信できました。

敗者戦でも、9月にフルセットの激戦をしたひ○○りさんに21-18、21-14で勝利。敢闘賞をかけたA○Sさんとの再戦では18-21、21-19、13-15と雪辱されましたが、これからの彼らの人生に役に立つナイスゲームだったと思います。


ところで、東亜学園体育館の入口には、東亜学園バレー部の「部員心得」が掲示されていました。強豪校の精神を学ぶための貴重な資料として、ノートにメモをさせてもらいました。当たり前といえば当たり前なことが書かれていましたが、これから様々な経験を積んでいく少年達には大切な「教え」だと思います。辰巳ジャンプ新聞に掲載するつもりです。
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学校HPのチャレンジ

辰巳小サイトでの「2006年チャレンジ」をすでにスタートさせました。今日は新たに「サケ日記」というブログを作成しました。これを3年生の子ども達自身に書かせていくつもりです。

写真は当然毎日掲載。その日に気がついたことを、ふつうは紙の観察カードに書いていくのが3年生でしょうが、ブログで記録していく方がやる気が高まる。コツコツと記事を書いてくれると良いのですが、はたしてどうなるか?


さて、今日は江東区教職員卓球大会の決勝トーナメントです。
第2シードの我が校は、もちろん優勝をねらっています。強豪校ぞろいの決勝大会ですが、頑張ってきます。

帰宅が深夜になるので結果は明日の朝?・・・いやいや明朝も6時30分集合で男子の東亜学園杯に行くので、それもまとめて明日の夜になるかな。
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今日も100アクセス以上

この掲示板、毎日100アクセスを下ることがなく、多くの方々から注目されていることを感じます。呼んでくださっている方々、本当にありがとうございます。

最近あまり書けることがなくて苦戦しています。
大きな原因は、私自身が目標を見失っていることにあります。

これまでの2年間、「女子の全国出場」「男女の都大会出場」「都大会の上位進出」「江東区大会完全制覇」など、大きな目標を持ってかけぬけてきました。

さらにそれと同時進行で「HP大賞」の東京都代表から全国ベスト8にまでかけ上がってきました。

正直なところ、燃え尽き症候群気味です。
おそらく私には休暇が必要なのでしょう・・・1日でいいから午後まで寝ていられる日がほしいと感じます。
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パーフェクトゲーム

江東区教職員卓球大会の3回戦を今日行いました。
我が辰巳小チームは昨年準優勝をしているので、第2シードの位置にいます。シードなので1回戦はなし。2回戦は相手チームが棄権して勝ち上がり。そして今日が3回戦にして初めての試合でした。

今年のチームは、私を含めて卓球の専門が3人そろいました。昨年よりもちょっとレベルアップしていると思います。しかし、メンバー6名中4名が女性です。それなのに私が試合に出るために「男子大会」にエントリーしてくれているのです。ありがたい限りです。さらに、学校のほとんど全員が応援にも来てくれました。(T_T)感涙

今日は本当にすごかった。なんと5試合ともすべて3-0。1セットも落とすことなくパーフェクト勝利をしてしまいました。

これで江東区ベスト8です。金曜日に決勝大会。今年こそ2回目の優勝をしたいとみんなで目標を立てています。
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「j-team」の一員に

HP全国大会に出て、日本中の小学校HP管理担当の先生方との人脈が生まれました。全国大会表彰式に出られた学校の管理人だけがメンバーになっている「j-team」という仲間に入れてもらえました。

ここの先生方は日本のトップ集団だけに、いろいろと勉強になることが多いと思います。これから私もたくさんの知識や技術、智慧を身につけていくつもりです。

さっそくですが、新しい構想のひとつを辰巳小のホームページに公開しました。東京にはこのような小学校HPは、まだないはずです。興味ある方はご覧ください。

さらに3学期に向けて、新構想を企画化しています。これが実現すると学校の雰囲気がガラッと変わります。子どもたちをグンと伸ばせる企画です。そしてこれによって数年先も辰巳小HPのレベルを保ち続けていけるだろうという予想をしています。
この辺の話は一応「企業秘密」です。
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今年最大の目標達成!!!

実は、私の心の中には「江東区大会決勝戦を辰巳男女でやりたい」ということが、全国大会出場以上に強くあったのです。それが今日達成できました。女子はめずらしくくじ運に恵まれて、楽に優勝できました。男子がよく頑張って、決勝戦に勝ち進んでくれた。準決勝を2点差で勝った時には、「これが辰巳ジャンプの集大成だな」と思えました。

全国大会出場は本当にすごいことです。できることなら行きたかった。しかし今だから明かしますが、正直なところ、私の中では4月時点で半分あきらめていたのです。女子の全国出場のために男子を見捨てるわけにはいかなかった。だって、男子だって一生懸命頑張っているのですから。

だからこそ、江東区の大会で男女で決勝戦をやりたかった。
今年1年間、江東区のチームの中で、辰巳の男女が一番頑張ってきたという証明がほしかったのです。

同チームの決勝戦は、私が江東区に来てからは初めてのことです。
このことからも江東区で男女チーム決勝をやったことが、いかにすごいことなのかを理解していただきたいと思います。
辰巳ジャンプの関係者は、心から子ども達をほめてあげてください。お願いします。


決勝戦は体力に余裕のある女子が楽勝しました。本当に強かったですよ。おめでとう!

男子は決勝に来るまでの道程が厳しかった。準決勝をフルセットで勝った時点で、エースは足をつってしまい、ほかのみんなも満身創痍。
「君はなぜ山を登るのか?それはそこに山があるからだ」
そんな言葉がふさわしい男子の頑張りだと私は思いましたよ。よく決勝戦に登ってきました。応援していた保護者の皆さんはどう思いましたか?


これで江東区バレーの歴史に一つ足跡を残すことができました。

ジャイアンツの原監督ではありませんが「私には夢があります。」
次々に顕れる夢に向かって、明日もまた前進します。
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もう一度男子について書き残しておこう!

11月の男子は本当によくやったと私は思っています。

10月の都大会予選のころに比べて、見ちがえるチームになりました。ボールを簡単に落とさないし、ブロック力は女子よりも上。八千代での優勝に続いて、今日の準優勝は立派ですよ。1ヶ月早く、この状態になれれば都大会に出ることができましたね。でも、それもまた人生です。こうした経験を一生の宝にしてくれれば、私はそれでいいのです。

スポーツって、本当に素晴らしいです。
目標に向かって努力する習慣を、みんなは身につけました。この習慣は、これからの人生に必ず役立ちます。君たちは何かにつけて、この小学校時代の努力を思い出すことでしょう。時にはそれを、自分の子どもに語り、時には30年後くらいに、お父さんやお母さんと「あの小学校の時はよく頑張ったよね」と語り合えるといいですね。

ありがたいことに、12月も男子は大会がありますね。
まだまだ練習は続きまっせ!!!
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