まず、ジュニファイ戦の第1セット。自分たちのセットポイントという大事な時に、私がサーブミスしてしまった。それはずっと悔いとして残ってしまう。この時にサービスエースだったら、都大会出場だった。これは本当に大反省。
そして馬込戦の第1セット。追い込まれた状態のサーブだったが、今までで一番強い気持ちで、一番の思い切りさで打ったら、練習でも打ったことのないサーブが何本か打てた。大四戦でもエースの2番からサービスエースをとることができた。これは本当に6年生最後の都大会チャンスで出せて良かったと思う。
そして今まで、大人の方々が、この試合の勝利を目標にする私たちの相手をしてくださった大四戦。大人の方々との練習の成果が出た。2-0の勝利だった。ジュニファイ戦で敗戦してしまって、後がなくなった矢口は、1セットも落とせないという本当に追い込まれた。それをみんなが自分にきびしくし、強気で試合の相手を攻めていったため、勝つことができた。
が、得失点差で大四にあと8点足りず、都大会をのがしてしまった。
泣いている人がいた。私は「君たちは都大会に出たみたいな試合をした。」という先生の話に、涙が出てきた。もちろん都大会に出られなかったことは悔しい。本当に今まで協力してくださった大人の方々、そして今まで指導してくださった先生に、感謝の気持ちでいっぱい。
私たちは都大会に出られなかった。でも、今日の試合でチームは今までで一番強い気持ちで戦うことができた。これは良い経験だった。追い込まれて、強い気持ちだったら勝てるということが分かった。この悔しい経験と、追い込みに勝った経験を、今後も記憶に残しておく。(6年キャプテン N.S)