中学校の部活動 地域連携・地域移行検討について

私は小学校校長の代表として、自治体の「中学校部活動地域連携・地域移行に関する協議会」に出席させたいただいています。今日も夜にその会合があり、矢口タートルズの練習の途中でぬけさせてもらって、会議に参加しました。(矢口タートルズの練習では、5,6年生の子供たちの技術の伸び方が驚くくらいに著しいことを確認しました。)

中学校部活動の課題は、乗り越えていかなくてはならないことが本当に多くて、ほぼオブザーバー的に参加している小学校校長会代表としては、無責任に発言できないなという感じがしています。

このような検討会が行われていることについては、地域の小学生スポーツ団体はあまり知らないことだと思いますので、話し合っているさわりだけ公開してみます。

そもそもこのような話題が生じている背景には、中学校「教員の働き方改革」があると私は思っています。自分の専門外の部活動の顧問をしなくてはならないことは、中学校の先生たちにとっては、かなりの負担感があることは、誰もが理解できることと思います。今日発表されたアンケートデータでは、80%の中学校教員が、部活動指導に強い負担感を感じていることが分かりました。

私のように、小学生バレーボールの指導をライフワークにしているような教員は、全教員の1%もいないのです。
ならば、中学の部活動も指導したい方々に任せ、専門的な指導体制を組むことができた方が、良いのかもしれません。

今年、様々な小学生チームの指導者の方々と話した話題(小学校校長という立場で質問されたこと)に、「中学校の部活動って無くなるの?」「小学生バレー卒業生の受け皿として、中学校クラブチームを作ってあげた方がいいの?」というものがありました。その答えとしては、「中学の部活動がなくなることは・・・ないでしょうね。」「クラブチームを作る力がある団体は、早めにそうして、全国大会出場を目指した方がよいでしょうね。」と回答するしかないかなと思います。

自治体教育委員会レベルでも、この課題に対しては、担当している職員の皆さんが、とてもたくさんの予算を勝ち取って、大きな成果をあげています。しかし、その大きな予算が持続可能なものなのかと考えると、それは難しいのではないだろうかと客観的には思います。

私の感覚としては、「栄枯盛衰」という言葉が浮かびました。
指導者にやる気のある部活動は存続し、指導者にやる気のない部は衰退する。それでよいのではないだろうかと思いました。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

【バレー教室】小学生のフローターサーブが激変!!

【バレー教室】小学生のフローターサーブが激変!!


この体育館、じつは第二辰巳小学校の体育館で、辰巳ジャンプの練習会場でした。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

卒業生のうれしい報告

今日の練習には、中学校の中間試験の前なのに、矢口卒業生で中2のH.Kさんが来て、Y中学校女子バレーボール部が新人戦のブロック大会に勝ち進んだことを報告してくれた。お母さまも一緒に来て、「Y中バレー部には応援横断幕もないので、新しく作ってあげようと思います。矢口タートルズの横断幕のサイズを知りたいので、見せてくれませんか。」ということでした。まずはブロック大会出場おめでとうと言っておきましょう。冬に練習試合をしてくれたY中学校新チームなので、できれば6年生といっしょにブロック大会に応援に行きたいと思うのですが、予定が合うでしょうかね?

Y中学校女子バレーボール部には、矢口タートルズだけでなく、近隣チームからメンバーが集まっています。そして最近の中学校の新しい取組として、顧問の先生だけでなく、部活動指導員という立場の職員が、バレーボール部を指導してくれています。そうした取組に成果が出てきたと言えるのでしょう。

実は私は校長の仕事の一つとして、区に作られた「中学校部活動・地域連携地域移行検討委員会」という会の小学校校長会代表として委員を委嘱されており、明日の夜も区役所での検討委員会に出席します。時代の変化に応じて、中学校の部活動も変わりつつあります。全国大会の実施の是非も問われています。おそらくこの流れは、そのうち小学生スポーツにも影響してくると私は見ています。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

完全復活と言えそうだ

9月1日に夏季大会の優勝を勝ち取った代償が大きく、正セッターの試合中の怪我や、ライトアタッカーの肩の故障もあり、東京新聞杯一次予選は、私から見たら50%の力も出せていない感じでした。矢口タートルズにとってラッキーだったのは、二次予選の10月6日まで3週間の余裕ができたことです。これで体調をもう一度、最高潮に戻すことができます。大会中なので、ふつうは他のチームと練習試合を組むのが常識といえますが、我々のチームは対外試合を組むよりも、チーム内で練習試合をした方が、より多くの子供たちが試合経験を積めるので、コツコツと部内練習を重ねていこうと思っています。何しろ、大人に入ってもらえば、同じレベルの2チームで接戦をすることができる。それで十分です。

今日は5年生のブロッカーが1枚ブロックで6年生エースのスパイクを止めるプレーが出て、大喜びしていましたね。ライバルの6年生ブロッカーも、チャンスボールを確実にブロック得点できています。昨年は残念ながらこういうプレーがなかったため勝てませんでした。今は違います。

さて、矢口では1年間の通算個人成績を取っていて、現在の総得点ランキングは次のようになっています。

1位 I.H 857点
2位 N.A 387点
3位 F.Y 381点
4位 T.H 308点
5位 N.S 215点
6位 T.A 141点
7位 I.A 105点
8位 O.R 99点
9位 O.M 75点

だいたいここまでがレギュラークラスと言ってよい点数を取っているのですが、一次予選では2位の子が負傷中で試合に出たり出なかったり。5位の子も怪我を押して試合出場だったため、サーブが絶不調。この2人が安心してプレーすることができれば、じつは夏季大会で優勝したチームよりも格段に得点力が上がる。二次予選が遅めの予定になったことも我がチームにとってすごく意味のあることなのです。神様が応援してくれていると思ってよいくらいの幸運です。
あと2回の土曜日練習で、攻守両面の細かいポイントをスキルアップさせ、何があっても最後は2点差で勝てるチームにしていきます。


次に、低学年の保護者の皆さんに感謝申し上げます。アンダー8大会への子供たちの出場を決意してくださり、ありがとうございました。右も左も分からないようなアンダー8チームですが、今の力で優勝を目指せると私は思っています。なぜならサーブが入るからです。そんなこと以上に、とても大事なことは、試合に出るということが子供たちの大きな、そして具体的な目標となり、技術も心も大きく成長できることです。低学年ですからチームワークのなんたるかも分かりませんし、うまくいかなくてケンカになることもあるでしょう。一生懸命ならその方がよい。目標に向けて頑張る中で生じてくる一つ一つの問題を解決していくことで、心を大きく育てることができるのです。親としては、子供の目の前の失敗に振り回されないようにね。大きな心で見守りましょう。

「心」という言葉が私の中から出てきたことに合わせて、かつて私は「心のバレー」を指導テーマにして取り組んでいた時期があったことを思い出しました。21年前、辰巳ジャンプが2月の教育大会、6月の全国大会都予選で、支部決勝で負けてしまった。その後、夏季大会優勝に続いて、東京新聞杯で都大会出場を勝ち取った時の、支部決勝直前練習後の日記の一文です。

【2003年10月7日の日記より】
練習の最後に一言の徹底事項。
「今日は次の言葉だけを頭に入れて帰りなさい。『戦いは、勝つと決めた方が必ず勝つ』この言葉を忘れずに、次の練習も頑張ってやろう。」
決戦を前にして、最大の武器は「心の強さ」である。これは私のモットーです。
「心のバレー」を目標にして挑戦してきた辰巳ジャンプでしたが、今こそ「心のバレー」を実現していくのだと私自身が決意し、辰巳っ子の最高のパフォーマンスを引き出していきたいと思います。


過去24年間の指導記録をこのブログに残してきた。
過去の自分に今の自分が支えられることがたくさんあります。
皆さんも自分自身の日記を残しておくと、まちがいなく未来の宝になりますよ。
超おすすめします。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

イノッチ車両では車酔いしない根拠データ

私の車には運転技能に点数をつけてくれる機能があります。写真のような表示です。5.0が最高点です。前後左右に車が揺れると減点され、スタート、ストップの時に乗り心地よい状態で走ることができると加点されるシステムです。左側が今回の運転成績、右側が過去10回の平均成績になります。10回中1回でも5.0より下になると、平均成績の最高点は出ません。しばらくぶりに右側の数字が5.0になったので、記念に写真を撮っておきました。これがイノッチ車両は人を車酔いさせない根拠になります。
さらに乗っている人の気晴らしになる仕組みを搭載しているため、よほどのことがないと重い車酔いにはなりません。
過去25年間くらいになるでしょうか。これまて車内でもどした人は、一人もいません。


さて、今日の練習は、体験入部の子がいましたので、子供たちの話し合いで、はじめに体育館かくれんぼをしました。なんと3年生2人が最後まで見つからず、鬼は大変でしたね。

次に思いついたのが、動く内容にトレーニングメニューを入れるドンジャンケンです。我ながらよく思いついたなと思える楽しいトレーニングになりました。
①ダッシュ ②サイドステップ ③バックステップ ④アザラシ ⑤両足ジャンプ ⑥ケンケンパ ⑦片足ジャンプ これを並んだ順にやりながらドンジャンケンをするルール。アザラシの順になった子はすこく大変なので、早く負けて次の両足ジャンプの子と交代したいのに、ジャンケンに勝ってしまって進まなくてはならず、結局35メートルくらいアザラシをしなくてはならないという過酷なゲームになっていました。見ているみんなは「負けたいのにまた勝っちゃったね!」と笑って見ている感じ。

次に昨日気づいて、どうすれば効果があるか考えた練習方法でゲーム練習をしました。

ネット系のスポーツ競技は、バレーボールの他に卓球、バドミントン、テニスなどがあります。これらのスポーツの中で、バレーボールだけ違うことがあります。それは主審の吹笛がないとサーブを打てないこと。他のネット競技は、競技者の判断でサーブを打ちます。例えば卓球の場合は、転がったボールを拾いに行く時から次のプレーの作戦を考えています。そしてサーブ前にボールを床についたり、台上で転がしたりしながら、相手の様子を観察し、どのコースに、どんな回転の、どんな長さで、どんな速さでサーブを打つか判断します。さらにはトスを投げた瞬間や、サーブを打つ瞬間に相手の動きを読めた場合、とっさにサーブを変えてエースを取りに行きます。このようなものすごく速くて正確な判断のくり返しが卓球です。バドミントンもそれに近いと思います。

ではバレーボールはどうか?
主審が吹笛しないとサーブの打てないので、卓球やバドミントンでやっているようなかけひきは弱い。また、ラインジャッジがインアウトの判定をしてくれるため、人によっては最後まで責任をもってボールを見ていないこともありえるのではないか。このようなことを考えて出した答えは、部内練習試合では、審判なしで試合をすることです。これによってサーブ時には、コート内の状況をよく見る習慣が伸びそうだ。ライン近くのボールをプレーヤー自らインアウト判定をしなくてはならないから、ボールが落ちるまでしっかり見る力が高まりそうだ。そうすれば相手のサーブやスパイクがアウトだった場合、確実にアウトと判断することができるようになるだろう。

こうして子どもたちに試合をやらせたところ、確かにライン際のボールへの集中力が高まった手応えがありました。都大会に勝ち抜くためには、こんな細かいことも必要なのです。最後の1本を取ることににこだわって、きめ細かい指導を積み上げましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

夏季大会優勝から東京新聞杯都大会出場へ(2003年の辰巳ジャンプの様子から学ぶ)

【はじめの記事は2003年7月27日 辰巳ジャンプ 夏季大会優勝の記事です】
本日、立川泉町体育館で開催された「東京都夏季大会」で、辰巳っ子は見事に予告優勝の快挙を成し遂げました。
「最高で優勝! 最低でも優勝!」
ヤワラちゃんの言葉を借りての指導を1ヶ月間続けてきた結果、勝ち得たものは大きく、これからの辰巳ジャンプに希望の旭日が登り始めた感じです。

1回戦。1セット目を6年生で圧勝したことで、2セット目に新チームを登場させることができました。
「いいかい、負けそうになったら6年生に全員メンバーチェンジするから、かえられないように勝つんだよ。」
と申し付けて送り出した4年生の新チーム。4-3、8-6、13-10、16-13とかろうじてリードをし続けましたが、エースのサーブミスで流れが変わり、16-16。3セット目に行くわけにはいかず、「メンバーチェンジ5人!」あとは6年生任せ。
試合後、4年生に「どうしてスパイクを思いっきり打たなかったの?」と聞いてみると、4年生は「なんかコートが小さく見えて、スパイクが出ちゃいそうだった。」と訴える。なるほどよくあるパターンですね。そういう意味でもリスクを犯して新チームを出場させたことは、子どもたちにとって良い経験になったと思います。

準決勝。事実上の決勝戦と心に決めていた国分寺さんとの試合。
試合前のスカウティング、ミーティングの結果、ブロックで頑張れば必ず勝てると確認。場合によっては4年生エースを入れて「3枚ブロック」で戦うことも想定しておく。しかし、その必要はなかった。6年生エースが絶好調。サービスエース6本を含む8連続ポイントで10-1。これで決まった。その間、キャプテンが、やられたと思った相手のスパイクを床スレスレ片手で拾い上げ、スパイクにつなげるなど、パワー全開状態。まさに今年1番のベストゲームでした。

決勝戦は、大沢ジュニアさんの165・163cmコンビに大苦戦。
高いブロックの前に、アタッカー陣が意識過剰になってしまい、ブロックをさけようとして、まんまとレシーブ網につかまってしまう。13-13、15-15、18-18と胃の痛くなるような第1セット。最後はミスに助けられ21-19。
2セット目も9-11とリードを許す。打点の高いフローターサーブとブロックを破れない。13-13。ここでやっとタイムアウトのたびに指示していたフェイントが決まりだす。一気に20-13。最後はエースが思い切り打ち切り21-15。ちょっと苦しみましたが、優勝のガッツポーズにありつけました。

反省材料もたくさん見えた今日の大会でした。
たぶんこの優勝をきっかけに、辰巳っ子も脱皮できるでしょう。
優勝を予告したからには一歩も引けなく背水の陣で勝った経験は今後に生きるはずです。

さて、長々の書き込みになりますが、今日の夏季大会は八丈島のチームがエキジビジョン参加。八丈島の三根小学校のチームとのこと。辰巳の試合も見ていただき、ありがとうございました。急きょ取材班に変身した私。何枚か写真も撮影し、八丈島にお送りすることをお伝えしました。
八丈島遠征もあこがれるなぁ!(笑)
辰巳っ子も興味津々。「先生、八丈島行っちゃおうよ!」だって・・・

カズ(南葛西) [15/07/27(日)-22:44]      
優勝オメデトウゴザイマス。
帰りが遅くなりたくなかったので、先に帰ってしまったけれど、気になっていました。今週末のIT大会では、八千代さんとの好勝負を期待しています。(それにしても、コートが小さく見えたとは、やはりバレーは精神的なスポーツですね。)

イノッチ(辰巳)[15/07/28(月)-06:01]      
持っている力を出せるかどうか。
4年生にはそれができませんでした。これは経験を積むしかないんだということを再確認させられました。

GO(小金原JVC)    [15/07/28(月)-08:01]      
やりましたねぇ~!イノッチ先生、辰巳っ子!!イェイ~!
これで、夏前の目標が達成できて本当におめでとうございます。
来週の、八千代、辰巳の試合が楽しみです。えェ~うちとの試合も楽しみにしていますが・・・・。
秋の向けての大きな収穫は日々の努力のたまものですね。小金原もこれからの活動に多いに役立つ試合を来週はしたいと思います。

KEN(柏フェニックス)[15/07/28(月)-20:00]      
夏季大会優勝おめでとうございます。(^-^)//""パチパチ
TOPの写真は達成感と自信に満ちたすばらしい笑顔ですね!
6年生チームのOver The Top!へのプロセスは、
4年生達のウエートアップにもなっていくでしょうね。
秋へ向ってさらなる壁を打ち破ってください~e(^。^)g_ファイト!!

お祭り男(三砂)[15/07/28(月)-20:49]      
優勝おめでとうございます。
家も、辰巳っ子に少しでも近ずける用にがんばるぞー!!
本当に、おめでとうー!

不死鳥(八千代フェニックス) [茨城]   [15/07/28(月)-21:37]      
辰巳ジャンプ、夏季大会優勝おめでとうございます!!
「最高で優勝! 最低でも優勝!」を現実にしてしまう、凄いですね!それに子供たちの潜在能力は計り知れないものがありますね。
8月3日は燃えてきましたよ~!!今度は八千代がビジターで辰巳がホームですね、IT交流では万全の体制でチームを作り行かせていただきます(笑)

イノッチ(辰巳)[15/07/28(月)-22:12]      
みなさん、ありがとうございました。
IT交流会は素晴らしいパンフレットができつつありますよ!
お楽しみに!
3日の日、都小連の役員さんたちは、午前中から全国大会の準備に大忙し。私的には、ちょっと気が引ける主催交流会なんです。準備委員会に今年から参加させてもらって、あらためて裏方の仕事って大変だなぁと実感しています。
かわりに3日には、私は裏方に徹しますので、皆さん大いに盛り上げてください。

keitann(大四)[15/07/28(月)-23:24]      
皆様ご無沙汰です。といっても、イノッチ先生とカズ先生には、昨日お会いできましたが…
今年はIT大会いかれなくて残念です.みなさんによろしく!
いま大四は3年生が急に沢山入部してくれて、新人君、さんでごった返しています。チームの外にでるのが大変です。
昨日の夏季大会に大四も隣のコートで試合をしていました。結果は3位でした。
支部決勝で勝ったチームに負けてしまいました。といってもこちらの体制が変わっていたので、ありえる結果でした。でも、この結果が秋に向けてのエネルギーになってくれると信じています。またみなさんに力をお借りしにいきたいと思っています。

三砂Jr.さっちゃんママ[15/07/28(月)-23:52]      
先日は合同練習をしていただきありがとうございました。
うちのJrの子供達が辰巳っ子にお友達ができたと、とても喜んでいました。そんな辰巳っ子のみなさんが夏季大会優勝と聞いてとても嬉しく思い、おもわず書き込みさせていただきました!
イノッチ先生!辰巳っ子のみなさん!
夏季大会優勝、本当におめでとうございます!\(⌒O⌒)/

イノッチ(辰巳)[15/07/29(火)-01:15]      
多くの方々に、まるで自分のチームのことのように喜んでいただけるのもIT交流のなせる技ですね。こういう嬉しい書き込みがたくさんあると、またまた管理人業に燃えてしまうわけです。
keitannさん、三砂Jr.さっちゃんママさん、ありがとうございます。

タニコー [茨城] [15/07/29(火)-06:10]      
優勝おめでとうございます。
「最高で優勝! 最低でも優勝!」という考えが、潜在意識の中に刷り込まれていたのですね。本当におめでとうございます。
この間、KENさんとお逢いした時も、今度のIT大会は、八千代さんとの対戦が見物ですよと話していました。
IT大会でも、素晴らしい試合を見せて下さい。
あ~、IT大会、行きたかった(T_T)。

ブラボーパパ(南葛西)[15/07/29(火)-06:53]      
優勝おめでとうございまぁ~す。\(^o^)/
子供達の写真の笑顔が、すべてを語っているようですね。
IT交流会でも頑張って下さい。うちの子供たちも少しは、辰巳っ子を見習ってもらいたいものです。

KEN(柏フェニックス)[15/07/29(火)-08:10]      
私も今回の楽しみは八千代、辰巳の対戦でもありますが、
今年始めの八千代&辰巳を見ているので、各監督が目指しているイメージにどれだけチームが成長しているか?
ここまでチームを成長させる為のプロセス、このへんが、一番の楽しみのポイントですね!

カズ(南葛西)[15/07/29(火)-09:01]      
なるほど、そういう見方をしてくれる人がいると、その人の意見がとても参考になりますね。
ぜひ、KENさんのお世辞のない意見をイノッチ先生、不死鳥さんに伝えてあげてください。
うちのチームは6年生がいないのでボロボロですが、今年のチームを見ていただいて、来年コメントをいただければ、と思います。来年は、今年のチーム+4年のサウスポーが育ってくると、強力になると考えています。

イノッチ(辰巳)[15/07/29(火)-09:24]      
おはようございます。
皆さん、朝から熱心なバレーボール談議。
超長々ツリー状態になりましたね。(笑)
ますます交流会が楽しみになりましたね。



【ここからの記事は2003年10月11日の記録です】
思い返せば苦しい苦しい3ヶ月間でした。
子どもたちを鍛えるために、勝負の時まで鬼に徹してきた3ヶ月間でした。
この夏、千葉県チームの皆さんをはじめとして、各県のトップレベルの各チームの方々に声をかけていただき、鍛えていただけたことが実を結びました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございましたm(_ _)m

「都大会に出たい!」
これが子どもたちの本音でした。
「出られるならどんなことでも頑張ってみせる。」
何度も何度も子どもたちの気持ちを確かめ、「苦しかったらやめる?」と何回言ったことか知れません。そのたびに「いいえ!都大会に出たいんです!!!」と言い切ってきた子どもたち。何回も泣いた。私にアドバイスを受けてもなかなかできない自分の情けなさに自然と涙があふれてくることしばしば。でも、それが今日、最高の形となって勝ち取れたんですから、「本当によく頑張ったね。」と言いたいです。

試合は4チームのリーグ戦。2位までが都大会。何せ第3支部(江東・江戸川)は1~10位くらいまでが実力伯仲。どこが勝ってもおかしくない都内最激戦区。いつも全国大会で勝つよりも厳しい支部予選と言われている。今日も苦しい試合でした。

1試合目は江戸川9位の葛西さん。
朝に弱い辰巳は1セット目にミス連発。4連続でスパイクミスした時にはどうなるかと思いましたが、いったんサーブを切ってからは順調に得点を重ね、(21-12,21-5)でまず1勝。

次が都大会をかけて南星さんと大激戦。
1セット目。6-6,10-9,12-11と一進一退。ここでエースのサーブが回ってきて、サーブで崩してエースが決める辰巳のパターン。4連続、3連続の得点で21-16と第1セットを取る。
2セット目。序盤に辰巳の弱点(秘密!秘密!)を徹底してねらわれ3-9。12-18。追いつけない。ここでタイム。このセットは捨てる覚悟でチームの立て直しをはかる。今回、私にしては珍しく、指揮官冥利に尽きるアドバイスができた!(笑)
劣勢に立ったとき、セッターも弱気になる。
「本来の辰巳のバレーであるネット8mを全部使った攻めをするんだ!自分達のバレーを忘れてエースに頼ってしまうから苦しくなるんだ。レフト、ライトを使うと決まらないのがこわいから、エースにばかりあげているんだよ。セッターが勇気を出して3人のアタッカーを使っていいんだよ!」
これで19-20まで追い上げる。しかし最後は19-21で落としてしまった。
3セット。2セット目終盤の追い上げで、チーム全体は自信を取り戻していた。序盤6-5と競るも、4年生のサービスエースもあり、中盤で12-6と引き離す。こうなるとノリノリの辰巳っ子。そのままラストスパート状態で21-13。
都大会の切符を勝ち取りました。

3試合目の小松川戦は(11-21,16-21)。力負け。
都大会までの次なる修正ポイントが明確になった。

さあ、道がつながった!
次は「関東大会出場」を目指して2週間の練習です。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

どうも不思議なことばかり起こる

NHKドラマ「坂の上の雲」


今、NHKでドラマ「坂の上の雲」が放送されています。

じつはこの夏休みの猛練習の陰で私は、故・司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」と「翔ぶが如く」を再読していました。
明治維新後の国を建設していく困難な過程と、その後の日本人が世界各国を相手に国家建設をするために、どのような人材育成をしていったのかを確認することが、小学生バレーボール3チーム目のチャレンジに挑んでいる私の指導に、プラスの影響があると感じたからです。

「坂の上の雲」の主人公は3人いて、俳句や短歌の中興の祖である正岡子規。日露戦争で日本を勝利に導いた兄弟、陸軍の秋山好古、海軍の秋山真之です。日清戦争(1894年 明治27年)、日露戦争(1904年 明治37年)という時代は、私が校長をさせていただいている矢口小学校としても無視できない時代なのです。なぜなら、1891年(明治24年)が矢口小学校の開校年となっているからです。

さらに「翔ぶが如く」の時代。西南戦争という国内戦争があった1877年(明治10年)の翌年、1878年(明治11年)が矢口小学校の前身である薫泉學校が創立されています。

学校創立の時代背景を確認することが、私の立場では必要なことと感じて、すき間の時間をぬって本を読んできました。
文庫本で「坂の上の雲」が8巻、「翔ぶが如く」が10巻ありますので、まだ読み終わっていませんが、私の中には確かに新しい気づきが生まれています。

私がこのような読書活動をしている過程で、HNKが「坂の上の雲」をドラマ放送すること(私は事前には知らなかった)が、どうも不思議なタイミングの一致を感じてなりません。いろいろなことが、ピタリピタリと当たっているように思えてきます。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

兀兀地 非思量(こつこつち ひしりょう)

今日も矢口タートルズの子供たちは、自分たちでいろいろなことを試し、楽しそうに練習をしていました。
練習の最後に、6年生チーム対5年生中心の新チームの試合をやらせてみました。このところ5年生の成長が著しく、そのため夏季大会も優勝できましたし、東京新聞杯の選手層はとても厚くなりました。

さて、そんな練習中に、突然と私の脳裏にうかんだ言葉が題名の難しい言葉です。
私は高校生時代に卓球部で活動していました。活動場所は剣道場で、剣道部と1日交代で練習していました。東京市立一中という伝統校の流れを組む高校だったこともあり、剣道場には大切な掛け軸を飾る場所が道場の前壁中央にありました。そこに飾られていたのが、この「兀兀地 非思量」という禅の言葉です。

なぜこの言葉が、天から降ったように思い出されたのか? あらためて意味を確認しました。

兀兀地とは、何にも動じない大きな山の上の方にある、草木も茂らないような土地のことで、どんな風が吹いても、草木がないからザワつかず、フラつかず、大山の土地だからビクとも動かない不動の境地を示す。努めて休まず、学び続ける姿となります。

非思量とは思量するに非ず。つまりあれこれ考えず、静かな心を保つこと。

二つをつなげれば、私たち矢口タートルズは、何があっても動じることなく、堂々と、これまでやりきってきたことをそのまま発揮すればよいのだ。このように言えそうです。


実は今日の授業で6年生は、狂言師、野村家の方々の演じる「柿山伏」をわけも分からずといった雰囲気で鑑賞していたのてすが、そんな日本の超伝統的な刺激も感じて、突然、「兀兀地 非思量」の言葉が出てきたのかもしれません。

矢口タートルズの子供たちは、そこまで練習を重ねたと自信を高めましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

昨日休んで一気にチーム上昇状態に

普通のチームなら、この予選前には土曜も日曜も練習試合をしているところですが、先週土曜日に行った練習試合の様子を見ていて、子供たちは相当疲れているなと感じましたので、あえて日曜日を休ませました。

そして今日の練習です。
期待通り、子供たちのエネルギーが完全に回復して、予選に向けての様々なフォーメーション練習を楽しそうに行っていました。
また、今日はサーブのトスの高さと、フォロースルーのやり方を、私自身が昨日、海外のコーチが子供に指導している動画をみて勉強しました。なるほどサーブがこんなに変わるものなのかと理解した上で、初めて指導する内容で、確かにサーブが良くなった子が複数人いました。このように指導する者が新しい指導技術を手に入れることで、自分史上最高の指導レベル状態になるわけです。その結果、子供たちが成長していく。つまり「指導者のひきだしを増やす→選手が伸びる→さらに指導方法を学ぶ→ますます選手が伸びる」というプラスらせん状態を続けられれば、何年たっても無限に上がっていける。これが私のやり方です。


ギリシャのプラトンという哲学の巨人が、師匠であるソクラテスに問いかけました。
「ソクラテス先生は、なぜそのように人を感化するお力があるのですか?」
ソクラテスいわく、
「シビレエイという生き物がいる。周りの生き物をしびれさせることができる。それはなぜかというと、シビレエイは自分自身がしびれているからなのだ。私の哲学や会話が人に伝わるのは、私自身が学ぶことや考えることにしびれているからなのだ。それを感じ取った人はまた、人から言われなくとも、自分自身から学びの道に入っていくのだ。」
この逸話は、私が大学生の時から座右の銘にして、長い教員生活の精神的な柱にしてきたものです。今、教員生活終盤戦になっても、この柱はまったく変わることなく、私のことを支えてくれます。教育哲学という最強の武器です。

哲学といえば、江戸時代のある藩のおばあさんの話があります。
そのおばあさんは、毎年かなり苦労して農作業をして、年貢を確実に納めていました。ある人がおばあさんに言いました。
「おばあさん、そんなに頑張らなくてもいいんじゃないの。」
するとおばあさんは、
「これはお殿様に召し上がっていただくものだから、一生懸命作るのは当たり前ですよ。」
理屈や打算を超えて、こうすることが当たり前、こうすることが私の生き方、これが哲学である。この逸話もまた、私の教育哲学でもあります。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

体調を整えましょう

どうも夏季大会優勝をゲットするために、チームの調子のピークをもっていってしまったようで、その後の調子が良くありません。怪我人も多く、なんとか東京新聞杯の二次予選には間に合わせてくれることを祈るしかありません。体調の復活が、東京新聞杯のテーマとなってしまいました。

休めるときには、しっかり休みましょう。

監督の私自身も、ここ2週間休んでいないことによる、かなりの疲労感がありますので、明日はリフレッシュの日にさせていただきます。どうやってリフレッシュするかの計画も、実は立てています。

パリオリンピックに出場した選手たちも同じような状況を見せているように私には思えます。オリンピックにピークをもっていったことで、その後の試合成績に影響が出ているように見えます。バドミントン銅メダルのシダマツペアは、8月末の試合では負けました。体調不良が原因でした。卓球団体で銀メダルを取った未成年の張本美和選手は、早くもカザフスタンへの海外遠征をしています。昨日の試合を動画中継で見ましたが、日本選手に負けました。明らかに足が動いていない。オリンピックで活躍した攻める試合にはなっていませんでした。精神的に休む必要があると私は思いました。しかし、次のマカオの試合にも出るようです。金メダルを取った中国選手も休んでいるのにね。


さて、今日は全日本の都大会に出場している地元チームに来ていただいての練習試合でした。
Bチームを新チームのスタート活動にするために、Aチームのレシーブの要となっていた5年生をはずし、6年生だけで試合をさせました。厳しい試合の経験だけは積めたかなという内容で、相手の練習にはあまりならなかったように感じます。

Aチームは相手のパワーあるサーブやスパイクに手こずっていました。
Bチーム(新チーム)の試合で出した2,3年生の活躍は、夏休みの練習の成果がたくさん出ていました。


個人成績上位3人です。
【サーブ得点率】
1位 T.H(5年) 70%
2位 K.Y(3年) 54.5%
3位 F.Y(6年)N.A(6年)I.A(6年) 42.9%

【サーブ成功率】
1位 I.H(6年) 100%
2位 K.Y(3年) 90.9%
3位 T.H(5年) 90%

【サービスエース率】
1位 T.H(5年) 56.7%
2位 K.Y(3年) 36.4%
3位 S.Y(2年) 33,3%

【スパイク成功率】
1位 I.H(6年) 63.6%
2位 T.A(5年) 62.5%
3位 T.H(5年) 54.5%

【総得点】
1位 T.H(5年) 27点
2位 I.H(6年) 12点
3位 T.A(5年) 9点
コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ 次ページ »