昨夜、NHKの「世界ぶらり歩き」でケンブリッジの町並みを見た。そこで、知ったことはケンブリッジ大学というのは30ものカレッジの集合体だということである。このそれぞれのカレッジが日本でいう学部にあたるのかどうかまではわからなかったが、それはどうなのかを知りたいところである。
その途中でCavendish Laboratoryの外観も紹介があった。その紹介をした、街の人はDNAの発見者のワトソン、クリック両博士のいた研究所だと言っていた。
また、もう一つ知ったことは日時計を英語ではsundialということである。あわてて、番組後に辞書を引いてみて確認をした。
St. Jones collegeの中庭も見た。公園のようにきれいな芝生の中庭であった。そこで養蜂をしている人がいた。St. Jones collegeはあの天才物理学者Diracが教えていたカレッジであると思う。最近では天才宇宙科学者ホーキングが教えていたところか。
また、番組ではところどころに立ち止まっている人にインタビューしていたが、察するところあれはケンブリッジの当局に頼んで説明をさりげなくしてくれる人を配置してもらっているのだろうなと思った。
この番組を毎回見ている訳ではないが、かなりよく見ている。それではじめは偶然に街の人がいて、その人たちの案内でいろいろ珍しいところを見ることができているんだろうと単純に考えていたが、そういうことはやはり少ないのだろう。
都市としてもできるだけ自分の街の魅力を要領よく紹介したいだろうから、この考えは理解できる。ある種のやらせとも言えるが、これはニュースではないのだから、それはそれでいいのではないだろうか。
日本のマスコミそれもイギリスでいうとBBCにあたる由緒のある報道機関の番組であるから取材を受ける都市の当局もそれなりの対応をしているのはうなずける。そういうことになかなか気づかなった私はよほど頭のめぐりが悪い。