物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

驚き

2011-04-01 13:10:22 | デジタル・インターネット

短期的なことだと思うが、この1週間のアクセス数が「私の知的鍛錬法3」の方がトップページよりも上回った。こういうことは今までなかったので驚いている。

これは、いつもこのブログから気の利いたコメントを拾ってくだっさっている、satamadorujiさんの功績によるものかと思われる。ちなみに、気の利いたコメントは私ではなく、私が引用した書物とか雑誌の著者によるものである。

「私の知的鍛錬法」は地球物理学者だった、竹内均さんの著書だが、これが関心の引いたわけではなさそうである。「私の知的鍛錬法3」に私が書いたメンデーレエフが火薬の材料をどうやって推量したかという、どこかで読んだエピソードを書いたことから、このテーマへのアクセスが増えたのだと思われる。

そして、さらにsaitamadorujiさんはそれを英語の文献にまで調査して実際にメンデーレエフが行ったのはドイツではなくてフランスかイギリスではなかったかととも言われている。その真偽は今おくとしても世の中にはsaitamadorujiさんのサイトをチェックしている方が多いのだろうと思われる。

そのおこぼれで「私の知的鍛錬法3」の方がトップページよりもアクセスが上回るということが起こったのであろう。


東雲コーラス記念演奏会

2011-04-01 12:44:42 | 音楽

今朝、朝食がすんだ後で妻がなにかビラを10枚ほど置いた。これが花の写真の入った明るい色の東雲コーラスの60周年記念演奏会のビラであった。

これは2011年7月9日(土)の18時からの松山市市民会館での演奏会のビラである。このブログの読者はいるとしても、松山市に在住の方は少ないので、PRにはならないだろうが、単なる話題の一つと思って欲しい。

一つの団体が今年60周年を迎える。私は今年の5月に72歳になるから、自分の歳と比べて考えると私が12歳の頃には東雲コーラスは団体としてもう発足していたということになる。なんと息の長いことか。もちろん指導者はその60年の間に何人も代わったことであろう。

妻はこの団体に加わってから、まだ年が浅いが、それでも会計係に今年からなってしまった。団員の人材不足かとも思うが、妻はどこでもすぐに主要な人物になってしまう。これは歌を歌うのが上手だということではない。

週に1回の練習中にも「そこの人、半音違う」と注意されても、その半音をうまく表現できないのだと本人自身が言っているくらいなのだから。

だが、それはともかくこの記念演奏会の公告のビラがきれいなので、ちょっと食卓から一枚だけ失敬して、いまこのブログを書いている。

このビラによれば、問い合わせ先はTEL 089-922-1691(尾下)である。ちなみに尾下さんは東雲コーラスの団長さんである。なお、チケットは¥800円である。

東雲コーラスを指導しておられるのは、指揮の猪木秋彦先生とか田附里英先生である。演奏会の伴奏を担当するのはピアノ一柳英子さん、ヴァイオリン高橋暁子さんである。


エイプリル・フール

2011-04-01 11:35:14 | 日記・エッセイ・コラム

いつかも書いたと思うが、4月1日のエイプリル・フールが来ると何十年も前のエイプリル・フールを思い出す。

これは中学生の頃だったろうか、昭和20年代(1954年だったろうか)も終わりの頃のことである。叔母のうちに母が行く予定になっていたので、自転車で10分ほど前に行って、そこに居た叔母と母方の祖母にお母さんは今日は体の具合が悪くて来れないよと言ったら、「姉さんは昨日来るといっていたのにおかしいわね」と言われた。

その後しばらくして母がやってきたので、嘘をついたと私は叔母と祖母から嘘をつく子だと言って叱られた。もちろん、このことは母には前もって話してあって、母は了解していたのだったが、それにしても後味の悪い話である。多分、今日はエイプリル・フールだと言っても彼らにはまったく通用しないだろうと無意識に思ったから、そのことは言わないで黙っていた。

そういういきさつであるから、いつまでも50年以上も前のことを毎年思い出すのである。それは懐かしいともいえるし、また今でも後味の悪さを感じる。だが、それだから今でも覚えているのだろう。

だから何がよくて何が悪いのかはこれほど時間が経てばわからない。祖母はもちろんだが、母もそれに叔母ももう亡くなってしまって久しい。私の記憶に残るばかりである。