ねじれ国会による政治の停滞で、首相の訪欧が遅れたと日経新聞が報じました。
記事によると、福田康夫首相の英国、フランス、ドイツ、イタリア訪問が遅れ、外交に悪影響を及ぼしているそうです。
日本の国際的影響力の急落ぶりは先日の訪中で体感しました。
この問題は、右とか左とか、勝ち組とか負け組とか、自民とか民主とか公明とかの問題ではありません。日本国民全員の問題であり、このことを考えることは、全員の義務だと思います。言い過ぎでしょうか?
ぜひ、年末年始には、有権者として「どうやってこのねじれ状態を1秒でも早く解消するか」について考えてください。
答えは意外と簡単ですから。
ねじれ国会、外交に影・首相の訪欧先送り(日経2007年12月23日)
野党が参院の多数を占める「ねじれ国会」は法案審議だけでなく、外交にも影響を与えている。与党主導で法案審議の段取りが決まらないため、相手国と早めに日程調整できず、結果として外遊断念するケースが出てきている。政府・与党は日本の発言力が弱まるとの懸念を強めている。
断念した代表例が来年1月上旬で調整していた福田康夫首相の訪欧だ。7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)に先立ち、首脳たちとの顔合わせを早めに終えたいとして5日から英国、フランス、ドイツ、イタリアを回る日程を立てた。(07:02)