宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【日経】福田首相の訪欧「ねじれ国会」のため先送りと報道

2007年12月24日 00時16分26秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 ねじれ国会による政治の停滞で、首相の訪欧が遅れたと日経新聞が報じました。
 記事によると、福田康夫首相の英国、フランス、ドイツ、イタリア訪問が遅れ、外交に悪影響を及ぼしているそうです。

 日本の国際的影響力の急落ぶりは先日の訪中で体感しました。

 この問題は、右とか左とか、勝ち組とか負け組とか、自民とか民主とか公明とかの問題ではありません。日本国民全員の問題であり、このことを考えることは、全員の義務だと思います。言い過ぎでしょうか?

 ぜひ、年末年始には、有権者として「どうやってこのねじれ状態を1秒でも早く解消するか」について考えてください。

 答えは意外と簡単ですから。

ねじれ国会、外交に影・首相の訪欧先送り(日経2007年12月23日)

 野党が参院の多数を占める「ねじれ国会」は法案審議だけでなく、外交にも影響を与えている。与党主導で法案審議の段取りが決まらないため、相手国と早めに日程調整できず、結果として外遊断念するケースが出てきている。政府・与党は日本の発言力が弱まるとの懸念を強めている。

 断念した代表例が来年1月上旬で調整していた福田康夫首相の訪欧だ。7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)に先立ち、首脳たちとの顔合わせを早めに終えたいとして5日から英国、フランス、ドイツ、イタリアを回る日程を立てた。(07:02)

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