2007年(平成19年)の大晦日。
全国的には荒天が目立ちましたが、東京は晴れていました。
晴れているとはいえ、東京は今冬一番の冷え込み。
午後5時過ぎには、ジャンパーのボタンを全部締め、マフラーを首にグルグル巻いて、手袋をしてもまだ足りませんでした。
東京らしい乾いたシンシンとした冷たさでした。
私は朝から銀座に出掛け、その後、東京駅、秋葉原で細かい買い物をして、家路を急いでいました。
午後4時半ごろ、東京・秋葉原の大手家電量販店の隣りにこんなボックスを見付けました。
これは大手銀行系のカードローン会社の簡易審査機です。
「5分でカードを発行します」というような文言が書いてありました。
※このエントリの3枚の写真はすべて社名が特定できないようピンクのペイントで修正しました。
で、写真でわかる通り、ボックスの中には、右奥にお母さんとおぼしき人、左手前には小学生らしき、たぶん男の子が立っていました。
お母さんはなぜ、大晦日の夕方にカードローンの審査ボックスに入ったのでしょうか?
ストーブなど生活にかかせない家電を買うおカネが足りないのか?
あるいは家電量販店とは関係なく、とにかく年越し資金が必要なのか?
それにしても、なんでまた家電量販店の出入り口の真横にこんなものがあるんでしょうか?
西岸良平(サイガン・リョウヘイ)さんの「三丁目の夕日 夕焼けの詩」というマンガを思い出しました。映画の続編が全国公開中ですので、タイトルはご存じの方が多いと思います。
このマンガの中で、生まれて初めて、オヤジと二人で外食に出かけた昭和の下町っ子の話が出てきます。
オヤジさんはよりによって、財布を家に忘れてしまいます。「家に戻って財布を持ってくる」と話す父親を、食い逃げと決めつけた食堂の主人は、胸ぐらをつかみ、罵声を浴びせながら、殴りつけます。
初めて外食に連れてきた息子の面前でボコボコに殴られ、オヤジさんはどんなにか無念だったことでしょう。
西岸さんは「このころは無銭飲食が多く、こういうことはよくあったのだ」とマンガの中で説明していました。
グレーゾーン金利が撤廃されたとはいえ、このお母さんからオカネを巻き上げる政治。労働者派遣法で労働者から(不当に)搾取する政治。
こんな政治は、断じて間違っています。断定します。
きょうの日本社会を作り上げてきた方々は「間違っている」との私の意見に反駁するかも知れません。
でも、私は断定します。
こんな政治は間違っています。
2008年は原油高、穀物高など物価が不安定になることが予想されます。時に3月、4月にガソリン、小麦などが狂乱物価になる可能性が指摘されています。庶民の暮らしはもっと苦しくなる方向性が見えています。
いったい、自民党(LDP)は日本国民をどこへ連れ去ろうとしているのでしょうか?
恥を知れ!自民党!!
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写真はジュリアーニの大統領予備選公式ウェブ
業務連絡 このエントリの初投稿日時は2008年1月6日ですが、2007年12月31日付に移しました。
ニューヨークのジュリアーニ前市長は
①割れた窓を放置しない
②犯罪できない社会の心理をつくる
③小さいことから秩序を回復する。
という「割れ窓理論」を採用し、ニューヨークの治安を改善させました。
数値で裏打ち済みです。
「割れ窓理論」は邦訳も出ていますから、興味のある方は読んでみてください。
NYの殺人被害者、過去最少に 年間500人下回る(朝日新聞) - goo ニュース
2007年12月30日19時49分
07年にニューヨーク市で発生した殺人の被害者数が500人を下回り、記録の残る過去最少記録548人(63年)を塗り替えることがほぼ確実になった。90年の殺人被害者が2000人を超えるなど「犯罪都市」の代名詞だった同市は、今や全米でも指折りの安全な都市となっている。
同市によると、特に家庭内暴力(DV)殺人は前年比36%減少。公共交通機関内の重大犯罪は90年の8分の1となった。
同市では、90年代のジュリアーニ前市長時代に犯罪が急減。ブルームバーグ現市長が引き継ぎ、犯罪多発地区に重点的に警官を配し、DV担当官を任命するなどの施策が功を奏した。
民間の調査会社CQプレスによると、全米の中規模以上の都市で、ニューヨークはホノルルなどに次いで4番目に安全な都市とされている。
このエントリー記事の本文は以上です。
【初代アニーの検事、山尾志桜里さんの写真入手】
連日、「山尾志桜里」の名前でグーグル検索をしていただいた方、お待たせしました。
ようやく民主党本部のホームページから初代アニーで元検事の「山尾志桜里」さんの写真が手に入りました。
山尾さんは1974年7月24日生まれ。
ミュージカル「アニー」の初代主役を務めた後、東京大学法学部に進学。司法試験に合格して、法務省入省。検察官(検事)を務め、2007年12月まで名古屋地検岡崎支部で検事を務めていました。
早くも関心が高まる山尾さん
山尾さんへの関心は高く、12月16日にはわずか24時間のあいだにGoogle検索、Yahoo検索などで「山尾志桜里」で240、旧姓などその他合計310人の方が当ブログを訪れてくださいました(goo」を運営するNTTレゾナント社調べ)。
たぶん、中日新聞や、CBC、中京テレビ、東海テレビ放送、メ~テレなどが報道したのでしょうが、びっくりしましたよ。
男女比は分かりませんが、山尾さんのように、芸能界でも、法曹界でも活躍するような“スーパーレディ”への関心はむしろ女性の方が多いのかな?
娘さんを持つ子育て世代にとっても、山尾さんには興味がありますよね。
山尾志桜里さんは旧姓で
「アニーの100日受験物語―私は、コツコツ勉強する優等生ではなかった」という本を出しています。
(1995年、ごま書房)
すでに絶版のようで、Amazonでは12月31日現在、3900円でふっかけている古本屋がいますが、注文してみたら、ひょっとしたら重版になるかも知れませんよ。大きい図書館に蔵書があるかも。
あなたも選挙を体験しよう!
1人の候補者(候補内定者)の回りには選挙区に15人ほどの親衛隊、100人ほどの中核部隊、1000~2000人ほどの後援会員(選挙区外含む)がいて初めて選挙に勝てます。
気持ちよく戦える候補(内定)者の方が勝ったときの爽快感は格別です。できれば若い候補の方が、長くつきあえるという面もあります。
私は学生時代に4回、選挙事務所に詰めて戦った経験があります。
通算戦績は2勝2敗と残念ながらあまり分は良くないのですが、区議選では学生ながら電話作戦の責任者を務めてトップ2で初当選させました。今でも人生の大きな自信です。
選挙になると、「私、選挙好きなんですよねえ」というおじさんが必ずあらわれます。選挙って面白いんですよ。勉強にもなるし。
公職選挙法はちょっとだけ読んでいった方がいいですね。特にウグイス嬢など「労務員」登録で、ビラを配る「運動員」をするとまずいですね。あと「未成年雇用」の摘発が目立っていますので、二十歳になってからにしましょう。未成年でも「労務員」なら大丈夫ですよ。が、ビラは配らない方がいいでしょうね。
そして、選挙を体験する上での最大の注意点。
それは魅力ある候補者の事務所に行くことです。
魅力ある候補者には魅力ある応援団がいますから、かけずり回る候補者とはなかなか接することができなくても、周りの人から色々な収穫があります。
魅力のない候補者の所に行くと、何もかも悲惨です。指揮・命令系統がグチャグチャになり、投票日が近づくにつれて事務所を訪れる人が減っていきます。これはわびしいです。
魅力ある候補者の選挙戦を手伝って、投票をすまし、晩ご飯を食べたら、選挙事務所に行って、勝利の美酒に酔いしれましょう。
あ、美酒に酔うのも二十歳を過ぎてからですね。
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