渡辺恒雄あとつぎ宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

長妻昭さんは2世!?

2009年02月07日 16時01分51秒 | 人物
 2009年2月5日付夕刊の日経新聞6面に「長妻謙三郎さん」が載っていました。ネクスト年金担当大臣の長妻昭さん(東京7区)のお父さんです。

 謙三郎さんは19歳から警視庁に勤務。機動隊に長く配属され、安保闘争では国会の廊下で眠り、成田闘争では脚を骨折したそうです。

 たたき上げで世田谷警察署長になった謙三郎さんは、キャリア官僚自分を比べて、「まるで急行鈍行列車のようだな」と語ったそうです。

 横断歩道は青信号でないと絶対に渡らず、道は必ず右側を歩いた謙三郎さん。長妻さんは父親の背中を見て「不正は許すまじ」という心を強くした、と日経新聞記者に語っています。

 今週の国会では、民主党の前原誠司副代表が麻生首相を「『解散をやる』と言ってやらない。『道路特定財源の一般財源化をやる』と言ってやらない。やるやる詐欺だ」と喝破して、国民の喝采を浴びました。

 長妻さんたちがとりしまる悪人(自民党&官僚)は、自分たちに都合の良い法律・政令をつくりますからタチが悪い。政権交代が長妻さんのスタートライン。長い戦いが続きます。
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衆院予算委員会 質問項目まとめ 未定稿

2009年02月07日 10時30分19秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

[趣旨説明]
2月2日(月)
 中川財務大臣が趣旨説明、竹下財務副大臣、宮澤内閣府副大臣が補足説明。

[基本的質疑]

2月3日(火)
細野豪志さん
 天下り・渡り。九州国立博物館の調達について。
細野豪志さんが「自民党内閣は官僚に乗っ取られている」ことを証明

2月4日(水)
前原誠司さん
 道路特定財源の一般財源化。(財)道路保全技術センターの国交省からの受注。公益法人の「再委託」に関して霞が関の調査を要求。自治体病院の経営難と「社会保障費抑制目標2200億円」の撤廃を要求。

民主党の前原副代表が日本医師会の「2200億円削減目標撤廃」を総理に要求

【動画】民主党副代表の前原誠司さん「首相はヤルヤル詐欺の税金泥棒だ」と喝破

馬淵澄夫さん
 道路整備中期計画と道路財源について。昨年11月21日に国交省が発表した「新しい将来道路需要推計(道路需要センサス)について、今年度予算の事業評価をこの予算審議中に提出するよう要求。

長妻昭さん
 「無年金」118万人。失業者を採用して国家プロジェクトとして消えた年金を直す。参考人として社保庁長官経験者3人を呼んだのに、自民党が拒否した問題。公務員人事で、天下り「表ルート」「「新表ルート(官民人材交流センター)」、「裏ルート」の存在と肩たたき(早期勧奨退職)の廃止の明文化を要求。国家公務員・人事評価シートの4月1日付改定を要請。

長妻昭さんが「国家公務員・人事評価シート」の改定を求める

菅直人さん
 財源問題。「2009年問題」(派遣労働者の契約切れ集中)など緊急雇用対策。太陽光発電、バイオマスなどクリーンエネルギー。

下地幹郎さん
 「対日要望書」の類の相手国が米国にとって日本だけとの外相の答弁を引き出す。対日要望書を利用した郵政民営化の見直しと対日要望書の撤廃を求める。かんぽの宿のオリックスへの売却の白紙化。レッドスロープ、メリルリンチ日本証券。かんぽの宿のデータがオリックス生命に流れる危険性。沖縄総合事務局を廃止して、沖縄振興の仕組みをかえる。

2月5日(木)

川内博史さん
 かんぽの宿の一括売却について。減損会計、日本郵政の担当執行役の入社経緯(西川善文参考人)。社会保険庁のコンピューターシステムについて(日本アイ・ビー・エム)。ハローワークのタッチパネルに「フルタイム」と「パート」だけで「正社員」がないのはおかしい。

大島敦さん

 最大の雇用対策は景気浮揚。10年前の不況と違い、中小企業には内部留保が少なく、サラリーマンには貯金が少ないことに配慮を。中業企業金融「新規融資よりも支払いの猶予を」と求める声が多い。雇用創出基金「4000億円」が過去最大と舛添厚労相が言っているのは計算がおかしい(厚労相は事実上認める)。雇用創出とセーフティネット構築の緊急性を政府に主張。

中川正春さん

 かんぽの宿。なぜ減損処理会計、なぜ一括売却(バルクセール)か。道路財源の一般財源化とは歳出だけなのか(福田首相の発言は歳入歳出両面に思えた)。米国債の増発見通しと外国為替特別会計(外為特会)の為替差損。

筒井信隆さん

 小泉・竹中路線からの決別と郵政民営化。日本版グリーンニューディールの政府案について環境相、経済財政政策担当相の考え方。事務次官等会議と閣議(麻生内閣平均12分間)の関係。閣議は議事録をつくっているのか(つくっていない)。

[一般的質疑]
2月6日(金)

仙谷由人さん

 景気認識。日本銀行の成長率下方修正。日銀は逐次投入でなくもっと思い切った介入をすべきだ。埋蔵金論議、自民党は総括がない。外為特会の評価損。定額給付金の政府統一見解。地方財政法16条の補助金ということだが、地方分権改革推進計画で原則的に廃止・縮減となっており、地方分権の流れを真っ向から逆転させた。国立大学病院の独立行政法人化。財政投融資からの長期借入金を(政府が一部負担して)処理すべきだ。

細野豪志さん

 本来手をつけてはいけない年金特会の中にも埋蔵金があったのはショックだ。公益法人の埋蔵金、道路保全技術センターには現金預金24億円など内部留保があり、統廃合前にきちんと取り戻せ。天下り・渡りの裏ルート。

原口一博さん。

 かんぽの宿。売却責任者はだれか(西川善文参考人が「私です」と答弁)。会計検査院の会計検査の対象になる。ラフレさいたま。メリルリンチ日本証券へのアドバイザリー契約について(月1000円×12ヶ月、成功報酬は発生していない)。旧郵貯勘定。(独)郵便貯金・簡易生命保険管理機構の日本トラスティ・サービス信託銀行(JTSB)との契約。マイナスの入札を認めると、入札公告に明記していない。

逢坂誠二さん。

 斡旋をやめても肩たたきをやめなければ天下りはなくならない。天下り政令について、パブリックコメントの締め切り日の一日前に総務相が決済している(鳩山総務相が不手際を認め謝罪)。道路特定財源の一般財源化とは歳出のことではなかったのか(財務相と堂々めぐり)。

枝野幸男さん。

 不妊治療。天下り・渡り。政府紙幣と無利子国債はとんでもない(経財相と財務相が同意)。偽装請負について、労働者派遣契約も民法上の契約であるということを行政は意識していないのではないか。

保坂展人さん。

 かんぽの宿の一括売却で世田谷レクセンターを外したのはなぜか。外したことを全ての入札参加者に告知していなかったのは問題だ。

2月は予算審議を徹底的に追いかけて、確実に自民党を倒します。
男はやる時はやらねばなりません。

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