民主党の川内博史さん(鹿児島1区)は9日の衆院予算委で、「JPゆうちょ銀行の中小企業融資は、将来実施したいと考えている」との答弁を引き出しました。
参考人として出席した日本郵政の米澤友宏専務は、今回の金融不況への緊急対応としては「システム面、人員面での対応などの課題もございますので」ゆうちょ銀行の中小零細向け融資のスタートは間に合わず、「商工中金の金融債購入やシンジケートローンの活用など他の手段を検討したい」と答弁しました。
しかし、将来的には、ゆうちょ銀行が地域の中小零細企業への融資を始めるために「しっかりと準備をしていきたいと考えております」と前向きな意向を国会で表明しました。
鳩山総務相も「地域のことがよく分かっているゆうちょ銀行が中小企業に対する融資をやるということは非常に意義深いことだ」との認識を示した上で、「郵政民営化委員会の意見も聞かなければならないが、(総務大臣として)認可できるような状況になってもらいたいと願っております」と述べました。
旧日本郵政公社の決算(2007年9月30日時点)の貸借対照表(バランス・シート)によると、郵便貯金預金量は180兆円(うち定額貯金113兆円など)、「郵便振替の預かり分」、「未払いの利子」などを加えた総資産は222兆5157億8966万7881円。
こういった資産を国債155兆円、地方債を8兆円、社債を7兆円に振り向けています。まあ、要するに、財務省の「国の借金800兆円」キャンペーンですが、債権者の筆頭は日本郵政グループなわけで、“国民の財布”どうしのやりとりなんです。かんぽ生命も国債を67兆円持っています(同じく2007年9月30日時点)。
もちろん、郵便局時代は、企業に貸し出すノウハウはありませんでしたから、日本郵政の西川善文社長は2007年10月1日の「NHKニュースウォッチ9」に出演し、「外部から人材を登用する考えがある」と発言し、すでに元銀行員が入社しているようです。
ところで、「かんぽの宿」で矢面に立つ西川さん。この日、国会での参考人が米澤専務だった理由は、明るいニュースを西川さんに話させないという作戦だったようです。国会審議というのは平和なデモクラシーの下での「戦争」なんですね。
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民主党は10日、党本部で開いた役員会で第45回衆議院議員総選挙第3次公認候補者23人を決定し、引き続き開かれた常任幹事会で了承を得ました。
公認「内定」者だった23人が一括して3次公認。乗り遅れはいませんでした。第3回世論調査(1月25・26日)はまだ持っていませんが、昨秋の民主党・自民党調査からすると、第3次公認者の1人は優勢、2人以上が当落線上に浮上しています。第3次公認からも、1人以上が小選挙区で勝ち上がりそうです。
公認候補は262人(すべて小選挙区)、推薦候補が22人で合計284選挙区が決まりました。
衆院選予定候補一覧(民主党ホームページ)
赤松広隆選対委員長は常幹で「残り16選挙区で、8つは無所属・社民党・国民新党候補と住み分けが決まっている」と報告しました。
このうち住み分け区の8選挙区とは、
宮城6区、埼玉11区、神奈川8区、新潟5区、富山2区、岡山3区、広島6区、沖縄2区のことだと思います。
宮城6区は社民党公認の菅野哲雄さんを「支持」。
社民党は同県1区~5区の民主党公認候補も「支持」。推薦にしないのは、「両党宮城県連の歴史的経緯」(民主党・赤松、社民党・淵上貞雄の両選対委員長)があるそうです。
埼玉11区は、無所属の元職で「連合埼玉支援」を掲げる小泉龍司さん(“郵政造反”政治家)。
神奈川8区は、無所属の現職、江田憲司さん。
新潟5区は、無所属の田中眞紀子元外相=会派は「民主党・無所属クラブ」。
富山2区は、社民党公認で国民新党(綿貫党)推薦の新人、藤井宗一さん。
岡山3区は、無所属の平沼赳夫元経産大臣。
広島6区は、国民新党代表代行の亀井静香元建設大臣。
沖縄2区は、社民党公認の照屋寛徳副党首。
この8人は、当選後、政権交代に参画してくれるはずです。
第3次公認の23選挙区ですが、このうち一つは確実に当落線の上に来ています。また、2つ以上の選挙区で、当選をうかがえる位置にまで追い上げてきているようです。
そして、現時点での空白区の8選挙区。このうち1つは小沢一郎さんが出馬します。赤松さんは「2つはめどがついている」と報告したようで、空白区は6つのようです。記者会見では「最終的な空白区(不戦敗区)は3~4選挙区」と述べました。
最終的に不戦敗区になりそうなのは、栃木3区(渡辺喜美元行革相)、群馬4区(福田康夫前首相)、群馬5区(小渕優子少子化相)の3つだと私は予想しています。
数年前、群馬県連はお家の一大事がございまして、選択と集中が大事。群馬1~3区で勝てば、群馬県連は立ち直り、ご苦労なさった方も報われます。
神奈川県内では2つの選挙区で候補者調整が決着していません。
【ところで・・・ここから先は全くのうわさ話です】
ところで、小沢一郎さん以外の隠し球候補について民主党内で浮上しているうわさを聞きました。榊原英資・元財務省財務官ではないか、という説です。これは灯台もと暗し。財務相候補にあがっているのに、衆院議員候補になっていないのは変な話。空白の8選挙区の中に、一つだけ、解散後に落下傘してきた候補者を勝たせる組織力がある総支部がありますよね。岩手4区です。小沢総理の老中筆頭(財務相)さんを勝たせよう」ということなら、本気でやっていただけるんじゃないでしょうか。いや噂ですからね。
第4次公認にも目が離せません。
民主党:第3次公認候補者23名を発表 会見で赤松選対委員長
赤松広隆選挙対策委員長は10日午後、党本部で次期(第45回)衆議院選挙における第3次公認候補者23名を発表した。
赤松選対委員長は第3次公認候補者発表について、各選挙区における活動実態、世論調査の情勢および地元組織、連合等の評価を踏まえたものだと説明。これにより公認候補者は262名、無所属、他党の推薦候補者とあわせて284名となった。
赤松選対委員長は、300のうち住み分け状況にある選挙区もあり、事実上の空白区は8区だと指摘。最終的な空白区は3~4つになるのではないかとの見通しを示したうえで、今後選挙に向け重点区として50~60区を選定、資金投入、幹部遊説等を集中させる方針を述べた。
小沢一郎代表の公認に関しては、小沢代表自らが「自分は最後でいい」と述べていることを考慮したものであり、おそらく最終となる次回、4次公認候補者としての発表を示唆。総選挙の時期に関しては、2008年度第2次補正関連法案および来年度本予算案成立後の3月解散、4月の選挙を目標におくとした。
世間話は民主党!その積み重ねが政権交代につながります。
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