渡辺恒雄あとつぎ宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「有休をしっかりとって、メリハリある仕事と生活を」岡田幹事長が職員に約束

2014年01月01日 00時00分00秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]民主党2010年仕事納め式の岡田幹事長ら=12月27日、宮崎信行撮影

 民主党の2010年の仕事納め式が12月27日午後5時から、党本部内で、党職員、岡田幹事長、江田最高顧問、滝総務委員長、長浜財務委員長、報道陣が出席して開かれました。

 初めて1年間を与党として過ごした民主党本部。なかなかうまくいかない一年間でしたが、岡田幹事長は「有給休暇(有休)が取りにくい党(職場)だ」という意見があるので、2011年は有休を取りやすくして、休み時は休む、仕事をする時は仕事をするメリハリある生活ができるよう、党職員への約束がありました。

 「参議院議長を終えて、数年ぶりに党本部ホールに入った」という江田五月最高顧問・倫理委員長からは、「空念仏に終わらないように」と岡田幹事長に釘を刺しました。会社の総務・人事部長にあたる民主党総務委員長の滝実・衆議院議員(奈良2区)からは、「私たちは4年(衆院議員)、6年(参院議員)の中で選挙をしている」として、各種選挙の度に仕事が増える党職員に、メリハリのある生活を促しました。

 この後、岡田幹事長の指名であいさつに立った裏方さんトップの、民主党事務局長、秋元雅人さんが「岡田幹事長の“お年玉”は来年(の仕事納め式で)も言っているような気がする」と述べると、岡田幹事長はじめ党職員みんなが大笑い。しかし、秋元事務局長も職員の有休取得について、「しっかりチェックしていきたい」としました。とにもかくにも、選挙はメリハリですから、党本部もメリハリのある生活で、日常業務の“仕分け”をしっかりやって、平常時は鋭気を養い、“いざ鎌倉”の第46回総選挙では万全の力を発揮できるようにしてほしいと考えます。

 日本は資源がない国ですから、労働時間が長くなるのはやむを得ません。でも、だからこそ、労働生産性をアップするためにも、しっかりと仕事を“仕分け”して、有休をとり、良い仕事をしていきましょう。

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吉田晴美さん(岩手)が大船渡カキ養殖業者を訪問 黄川田徹・岡田克也と 動画書きおこし【追記あり】

2014年01月01日 00時00分00秒 | 第23回参院選(2013年7月)二番底

[画像]吉田晴美・民主党公認参院岩手選挙区候補予定者(左)が持つ同県大船渡市の養殖業者さんの牡蠣をみる、黄川田徹、岡田克也両民主党衆議院議員、2013年6月19日(水)、YouTubu動画からキャプチャ。

 YouTubeの「吉田晴美チャンネル」に、第23回参院選岩手選挙区(7月4日(木)公示、21日投開票)の吉田晴美(吉田はるみ)候補(予定)者が、大船渡市のカキ養殖業者さんを、地元岩手3区衆院議員の黄川田徹さんと、岡田克也さんとともに訪問した動画がアップされました。



 4分27秒におよぶ動画は、テレビのインタビュー形式になっていて、吉田晴美さんが「きょうは大船渡市に来ました」と切り出し、黄川田さんが「きょうは一粒牡蠣(カキ、かき)の養殖をしている方に取材します」と語ります。雨のため、ビニール傘をさしての取材ですが、先に乗り込んだ岡田さんに続いて乗り込もうとする黄川田さん。ゴム長靴姿の吉田さんがさしのべた手を「大丈夫だよ」と自分で乗り込み、真夏の決戦にのぞむ同志に気配り。

 黄川田さんが業者さんに「カキの養殖の復活は2年前からですか?」とインタビュー。比較的早く復旧できたようで、「その年からやっています」とのこと。出荷先は「東京・築地市場」、海につけるのは「10月から3月まで」とカキ養殖の実態を教えてもらっています。

 黄川田さんは「桟橋は(津波で)やられたけれども、ここは湾の一番奥だから」と地域を説明。

 カキを手に取り、物珍しそうに観察していた岡田さんはカキがどのくらいで成長するかたずねると、「3年がかり」とのこと。

 黄川田さんがカキを手に取りながら、吉田さんに「ムール貝って言うでしょ、ムール牡蠣なんだよ」と笑わせました。

 岡田さんが「これ(種ガキとして)フランスまで持ってたんでしょう?」と業者さんに聞くと、黄川田さんがフランス養殖業で被害が出たときに、三陸海岸(宮城県石巻)からフランスに種牡蠣がお嫁入りしたというエピソードを紹介。

 岡田さんが「がんばってください、ほんとに」、吉田晴美さんが「体に気をつけながらがんばってください」と声をかけると、黄川田さんがお国自慢。

 黄川田さんが「牡蠣は広島県が産出量1位だけど、三陸産のカキは量はそんなにでないけれども、良い物がでるということです」と話すと、岡田さんは「三重県も良いのが出ますよ!」と指摘すると、黄川田さんは「おなじリヤス式海岸だから良い物が出るんだ」と照れ笑い。

 吉田晴美さんは先輩の手引きで地元の方の話を聞いて、また一つ、岩手のこと、詳しくなりましたね。



[写真]参院岩手の吉田晴美(吉田はるみ)民主党公認候補(予定)者。

 ◇

 民主党は「再び地域から」ということで、再生をめざしています。私は民主党が「地域から声を吸い上げる政党」だったことがかつてあったかなと怪訝に思ったのですが、これは取り違えで、「再び、地域から。」。つまり、「再び(政権を取る)、地域から(の活動を積み重ねることによって)。」という意味で、「地域の声を代弁する民主党として再スタートします」という意味だったようです。それなら納得。地方議員の数は、自民党、公明党、共産党には遠く及びません。しかし、量より質で、ていねいな地域からの声で、再び、政権をとる。地方議員が会っている人は既得権益者。既得権益のない人の声なき声を拾うのは、地方議員の量よりも質が大事です。

 ◇

 インターネット選挙解禁になります。改正公職選挙法施行日は7月4日の公示日当日です。選挙期間中にブログで特定の候補者への投票依頼ができるようになります。ツイッター、フェイスブックも同様です。有権者の電子メール(PC、ケータイ)による投票依頼はできませんが、街頭演説のお知らせなどはできます。ブログは、自分のメールアドレスを掲載すれば、すべて解禁です。7月21日の投票日の午前0時から、ブログの更新はできませんが、それまでに書いた内容は当日も残したままでOKです。

 そんな中、自分自身で何ができるかということで、YouTube動画の書きおこしをしてみました。

 反応を確認し、分析しながら、やっていきたいと考えています。

【追記 2013年6月30日】

 アップロードからわずか3時間後に、さっそく候補(予定)者ご本人からツイッターを通じて、お礼をちょうだいしてしまい、恐縮です。ぜひ、岩手のみなさん、どんどん、リツイート、シェアしてくださいね!

 

【追記おわり】 

 ◇

 参議院岩手選挙区(定数1)には2013年6月27日までの報道ベースで、民主党新人で元参院議員秘書の吉田晴美さん(41)、自民党新人で元参院議員秘書の田中真一さん(46)、無所属現職で元復興大臣の平野達男さん(59)、生活の党新人で元県議の関根敏伸さん(57)、日本共産党新人で党役員の菊池幸夫さん(54)、幸福実現党新人で党員の高橋敬子さん(51)の6人が立候補を予定しています。このうち、3選をめざす平野元復興大臣と生活の党新人の関根前県議はともに北上市出身ですので、北上市対決ということで骨肉の争いになりそうですが、まあ、どうでもいいです。

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2014年、平成26年 新年あけましておめでとうございます。

2014年01月01日 00時00分00秒 | 第186通常国会(2014年1月)好循環実現国会

 2014年、平成26年、新年あけましておめでとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 宮崎信行 

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