【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

菅義偉官房長官、「2014年1月24日(金)召集を14日(火)閣議決定する」と、議運理に報告 第186通常国会

2014年01月10日 15時18分21秒 | 第186通常国会(2014年1月)好循環実現国会

 菅義偉・内閣官房長官が2014年(平成26年)1月10日(金)の衆議院議院運営委員会理事会に出席(陪席)して、「第186通常国会は2014年1月24日(金)に召集する、と来週14日(火)の閣議で決定する」と話していたことが分かりました。

 同日の参議院議院運営委員会理事会でも同趣旨の話をしました。

 連休明け14日(火)の閣議で日本国憲法第7条「天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行う(中略)2 国会を召集すること(後略)」とあり、召集詔書を決定。

 国会法第10条は「常会の会期は、150日間とする(後略)」と定めており、

 第186常会(第186回通常国会)の会期は、 2014年1月24日(金)から6月22日(日)までとなります。

 衆議院規則第1条はこれまで「議員は、召集詔書に指定された期日の午前10時に、衆議院に集会しなければならない」と定めていましたが、先の臨時国会の最終の本会議(2013年12月6日)に改正され「議員は、召集詔書に指定された期日の議長さが定めた時刻に、衆議院に集会しなければならない」とあります。

 このため、これまでは、午後12時から衆・本会議で院の構成を定めていたにもかかわらず、衆議院インターネット生中継や国会内の表示では「10時」となっていました。ニコニコ動画やTwitterの「#kokkai」タグで「せっかく国会中継が始まると楽しみにしていたのに、初日からなんかもめてるの?」との書き込みが2時間続く事態になっていました。

 伊吹文明議長は24日は「午後12時 開議」を指定する可能性が高いと考えられます。

 この規則改正は、国会のインターネット中継をリードしてきた、逢沢一郎・衆議院議院運営委員長(岡山1区、自民党)が先導したものと考えられます。