【衆議院政治倫理の確立および公職選挙法改正に関する特別委員会 2014年10月22日(水)】
山本拓委員長が、高市早苗総務大臣に対して所信表明を求めました。
高市総務相は所信の最後を「山本委員長をはじめ、委員各位のご指導ご鞭撻をいただきたい」としめくくりました。
山本さんと高市さんは夫婦(山本さんは再婚)。
通算当選回数は同じですが、在職年数は高市さんが2年弱多く、2度目の入閣となっています。
今週月曜日は、女性閣僚が2人同時辞任ということになりましたが、ここでは夫婦の安定感が見えたところです。
この委員会では、既に提出済みの第18回統一地方選の期日をそろえる法律案(187閣法17号)が審議され、(おそらく)全会一致で、2015年4月12日・26日を統一地方選にする法律が今国会で成立します。
できれば、定数削減の法案や、参議院合区法案も出ればいいのですが。
【衆議院法務委員会 同日】
法務委では、きのう就任したばかりの上川陽子法相の所信がありました。
大久保利通さんの言葉から始まりました。実は、松島さんの所信は、衆参とも「私の10年前の議員立法~~」から切り出しており、政治主導の観点からいいのですが、少し気になったところがありました。
上川法相は、「松島前大臣」の名前に触れたうえで、「引き継いで、政治も国会審議も遅滞のないように法務省をあげて、明るく前向きに取り組みたい」と語りました。 所信の途中で、犯罪被害者対策の議員立法や、司法制度改革に関して、自分の功績にもふれました。
この後、衆議院内閣委員会でも特定秘密保護法施行担当大臣として、上川法相が所信を述べました。