[写真]左から文部科学省、財務省、外務省、総務省を背にする筆者。
【著名議員小競り合い きょう令和4年2022年2月1日(火)】
菅直人さんの「橋下徹さんはヒトラーに似ている」とのツイートをめぐって、馬場伸幸・維新代表が議員会館内で抗議。菅さんは「橋下さんのことなのに、なぜ馬場・維新代表が来るのか」と追い返し、次回に持ち越しました。
【衆議院予算委員会】
「令和4年度予算案」は7日目で、そのうち一般質疑2日目。前回は7時間コースでしたが、きょうは3時間コースでした。
立憲民主党の柚木道義さんは「岸田総理は、ミスター検討と呼ばれている」と挑発し「緊急事態宣言を早く出すべきだ」としました。国会クラスタのうち2、3割でしょうが、国会議事録クラスタもいらっしゃいます。きょうの柚木さんの質問がすごいと思うのは「木曜日午後には緊急事態宣言が必要ではないか」と、来週には古びている内容を問い詰めました。岸田さんは緊急事態宣言が遅かったとのイメージをつくるために、6期生ながら鉄砲玉のような役回りを続けました。岡山県連内で連続して当選してきた津村啓介さんは初出馬から18年経って初めて落選しました。江田五月さんが亡くなって初めての選挙で、津村さんが落選したということで、津村・柚木の間に何があったかは分かりませんが、あまりにも選挙対策ができていなくて、自民党と対峙できる状態にないところばかりです。
首都圏選出の女性議員はマスクが苦しそうだったので、小選挙区で朝ビラを撒いてから、地下鉄相互乗り入れで国会に来たのかもしれません。
日本維新の会の堀場幸子さんは「元教師だ」として野田聖子大臣に子ども家庭庁設置法案(未提出)について内閣委が議論したいと語りました。堀場さんは京都1区で30%弱をとり初当選。札幌市生まれ、神奈川のフェリス大学卒で、42歳。選挙区内の京都市南区に有名な「堀場製作所」がありますが、札幌市生まれが表す通り、親戚ではないようです。この辺も維新は選挙対策がうまいから、有権者が勝手に間違うのは嘘でもないんでもないので、兵庫に続いて、京都1区小選挙区勝利を中期計画で本気で取りに行こうとしているように感じます。
次回は、あす(2/2)水曜日午前8時55分から集中審議2日目。
【衆議院本会議 同日】
採決は全員出席、代表質問は半分が議場で聞きました。今週はこの後、木曜日(2/3)、金曜日(2/4)に本会議はありません。来週2月8日(火)に開かれる可能性があります。
まず、「新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議」が古屋圭司さんから発議され、自公立維国共・有志の会の賛成、れいわ新選組の反対で採択されました。
例年、重要広範議案として国税、地方税の法案が別々に指定されますが、今年は国税だけ扱われました。
「所得税法改正案」(208閣法1号)が鈴木俊一財務大臣から趣旨説明されました。代表質問では、立憲民主党の伴野豊さんが11年前の衆議院国土交通委員長報告以来の登壇を果たしました。
一方、「地方税法改正案」(208閣法3号)はきょうの本会議では議題になりませんでした。
ところで、先週金曜日に私は「税理士法改正条項で、偽税理士という民間人への税務調査が政府税制改正大綱から法案の間に落とされた」と書きました。しかし、タイトルで「懲戒逃れのために自主廃業した元・税理士を含んだ民間人」と書きましたが税理士登録の経験がある人への調査は法案に残っています。財務省主税局からのコールバック電話を私的な外出先で受けてメモを取ったり、パソコンで法文を見たりしておらず、口頭でも記事執筆時も、税理士登録をしたことがない偽税理士だと認識しているのに、なぜか懲戒逃れの元・税理士と書いてしまいました。自分でもなぜ記事にする際にそう書いたのか理由はよくわからないのですが、けさの日経新聞の報道が正しいです。
【衆議院総務委員会 同日】
上述の通り、税法はまだ審議入りせず、金子恭之総務大臣の所信的あいさつと、田畑裕明副大臣の予算説明がありました。両者とも読み違えて、後で訂正しました。次回は、定例日2月3日(木)の午後1時から。
【衆議院財務金融委員会 同日】
鈴木俊一財務大臣兼金融担当大臣の所信的あいさつがありました。法案はありませんでした。次回は予算委が参考人質疑となる定例日の4日(金)9時。
◇
きょうから1票の格差訴訟が全国の高裁で続きます。遠山清彦元公明党議員の刑事初公判は2月14日(月)午前11時。バイデン大統領の来日は5月下旬となりそうです。石原慎太郎さんの訃報が入ってきました。
【著名議員小競り合い きょう令和4年2022年2月1日(火)】
菅直人さんの「橋下徹さんはヒトラーに似ている」とのツイートをめぐって、馬場伸幸・維新代表が議員会館内で抗議。菅さんは「橋下さんのことなのに、なぜ馬場・維新代表が来るのか」と追い返し、次回に持ち越しました。
【衆議院予算委員会】
「令和4年度予算案」は7日目で、そのうち一般質疑2日目。前回は7時間コースでしたが、きょうは3時間コースでした。
立憲民主党の柚木道義さんは「岸田総理は、ミスター検討と呼ばれている」と挑発し「緊急事態宣言を早く出すべきだ」としました。国会クラスタのうち2、3割でしょうが、国会議事録クラスタもいらっしゃいます。きょうの柚木さんの質問がすごいと思うのは「木曜日午後には緊急事態宣言が必要ではないか」と、来週には古びている内容を問い詰めました。岸田さんは緊急事態宣言が遅かったとのイメージをつくるために、6期生ながら鉄砲玉のような役回りを続けました。岡山県連内で連続して当選してきた津村啓介さんは初出馬から18年経って初めて落選しました。江田五月さんが亡くなって初めての選挙で、津村さんが落選したということで、津村・柚木の間に何があったかは分かりませんが、あまりにも選挙対策ができていなくて、自民党と対峙できる状態にないところばかりです。
首都圏選出の女性議員はマスクが苦しそうだったので、小選挙区で朝ビラを撒いてから、地下鉄相互乗り入れで国会に来たのかもしれません。
日本維新の会の堀場幸子さんは「元教師だ」として野田聖子大臣に子ども家庭庁設置法案(未提出)について内閣委が議論したいと語りました。堀場さんは京都1区で30%弱をとり初当選。札幌市生まれ、神奈川のフェリス大学卒で、42歳。選挙区内の京都市南区に有名な「堀場製作所」がありますが、札幌市生まれが表す通り、親戚ではないようです。この辺も維新は選挙対策がうまいから、有権者が勝手に間違うのは嘘でもないんでもないので、兵庫に続いて、京都1区小選挙区勝利を中期計画で本気で取りに行こうとしているように感じます。
次回は、あす(2/2)水曜日午前8時55分から集中審議2日目。
【衆議院本会議 同日】
採決は全員出席、代表質問は半分が議場で聞きました。今週はこの後、木曜日(2/3)、金曜日(2/4)に本会議はありません。来週2月8日(火)に開かれる可能性があります。
まず、「新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議」が古屋圭司さんから発議され、自公立維国共・有志の会の賛成、れいわ新選組の反対で採択されました。
例年、重要広範議案として国税、地方税の法案が別々に指定されますが、今年は国税だけ扱われました。
「所得税法改正案」(208閣法1号)が鈴木俊一財務大臣から趣旨説明されました。代表質問では、立憲民主党の伴野豊さんが11年前の衆議院国土交通委員長報告以来の登壇を果たしました。
一方、「地方税法改正案」(208閣法3号)はきょうの本会議では議題になりませんでした。
ところで、先週金曜日に私は「税理士法改正条項で、偽税理士という民間人への税務調査が政府税制改正大綱から法案の間に落とされた」と書きました。しかし、タイトルで「懲戒逃れのために自主廃業した元・税理士を含んだ民間人」と書きましたが税理士登録の経験がある人への調査は法案に残っています。財務省主税局からのコールバック電話を私的な外出先で受けてメモを取ったり、パソコンで法文を見たりしておらず、口頭でも記事執筆時も、税理士登録をしたことがない偽税理士だと認識しているのに、なぜか懲戒逃れの元・税理士と書いてしまいました。自分でもなぜ記事にする際にそう書いたのか理由はよくわからないのですが、けさの日経新聞の報道が正しいです。
【衆議院総務委員会 同日】
上述の通り、税法はまだ審議入りせず、金子恭之総務大臣の所信的あいさつと、田畑裕明副大臣の予算説明がありました。両者とも読み違えて、後で訂正しました。次回は、定例日2月3日(木)の午後1時から。
【衆議院財務金融委員会 同日】
鈴木俊一財務大臣兼金融担当大臣の所信的あいさつがありました。法案はありませんでした。次回は予算委が参考人質疑となる定例日の4日(金)9時。
◇
きょうから1票の格差訴訟が全国の高裁で続きます。遠山清彦元公明党議員の刑事初公判は2月14日(月)午前11時。バイデン大統領の来日は5月下旬となりそうです。石原慎太郎さんの訃報が入ってきました。
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