宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

「首都キエフ」が世界最大の関心事に、ゼレンスキー大統領は主権維持、近くに日本語が書けるジャーナリストは田中龍作記者(@tanakaryusaku)だけに、ロシア・プーチンとSNS情報戦も

2022年02月26日 21時07分26秒 | マスコミ批評
[写真]「岸田文雄総裁」が選出する直前の自民党大会で、警視庁警護隊と高輪警察署警備課による過剰な取材妨害を取材する田中龍作記者、宮崎信行撮影。

 プーチン大統領による「ウクライナ領内の2つの自称・人民共和国の保護」は舌の根も乾かぬうちに、ゼレンスキー大統領(ユダヤ系)がいる首都キエフの攻防戦に。2晩たちましたが、ゼ大統領らは大統領府周辺にとどまり、主権を維持。米大統領とNATO首脳部は経済制裁をちらつかせるだけですが、ウクライナ軍は首都を死守。モスクワ・渋谷をはじめとした世界各地で、ウクライナ人、ロシア人、それ以外の人々がプーチンの戦争に反対しています。スイス、ギリシャなどもここにきて支援を表明しています。この期に及んで、ロシアが公式SNSで、航空施設を攻撃していると強調したことの裏返しとして、ウクライナ軍(予備役ら含む)の善戦は事実とみて間違いありません。


[写真]キエフの大統領府前のウクライナ軍装甲車、24日、田中龍作記者撮影=田中龍作ジャーナルから=。

 予想とはまったく違って、いきなり首都キエフの攻防となったことで、2か月ほど前から、キエフの大統領府至近のホテルで取材し続けているフリージャーナリスト田中龍作さん(@tanakaryusaku)の発信が関心を集めています。日本経済新聞社会面も田中さんに対する現地の様子の取材内容を掲載しました。

 今後、ロシアがキエフ大統領府の制圧に関して、虚偽の説明をした場合は、数十年単位で、この地域の情勢に影を落とします。NHKニュースなどは、西部の「リビウ」で取材しており、「キエフ」のノンクレジット映像はどう入手しているのか分かりませんが、田中さんが歴史の証人として、小麦の一大生産地
でもあるロシア・ウクライナの状況の資料が日本人の共通資産となるかもしれません。

 上の写真はきょねん9月「岸田総裁」選出直前の自民党大会会場で、フリージャーナリスト横田一さんが若い右手薬指に指輪をした男性警護官1人に明らかに暴力を振るわれ、周りの警護官が慌てて集まった場面にいる、田中記者と、それを撮影する私・宮崎信行。警護隊長は桑原仁さんから週明け月曜日に鑓水博哉さんに代わります。東京都の警視庁に対しては私の方が強気ですが、戦地取材では田中龍作さんがベテラン。日程情報などは共有しつつも収益は共有していないので、私たちは法律上の「団体等」にはなりませんが、田中さんの発信にはリビウや本省の外交官も注目してほしいところです。

 キエフは2晩たっても、ゼレンスキー大統領が主権を維持していることは確実。


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