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宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

【国民民主党】第26回参院選の軍資金は、現職全勝の第49回衆院選の2倍の15億円に、政党史上初のシェアオフィス党は堅調も全国での広がりは限定的か

2022年02月11日 19時58分53秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]玉木雄一郎さんら、4年前、宮崎信行撮影。

 国民民主党はきょう令和4年2022年2月11日(金・祝)党大会を1年ぶりに開き、ことし暦年の選挙対策費を15億円とする予算を盛り込んだ執行部提案を了承しました。きょねんの選挙対策費は7億2800万円だったとする決算も報告されました。

 同党は第49回衆院選で現職(山尾志桜里さんは引退)が全員小選挙区で当選し、新人も3人増。報道や党内は大いなる前進だという認識がなされています。およそ100日後の通常国会閉会で本格化する第26回参院選(7月10日投開票)では県区4名、全国非拘束式比例代表6名を公認しています。

 10名で15億円ですからたたかえる状態と言えますが、日本のすべての地域での宣伝が必要な選挙。前身政党のように、玉木さんが戦国武将のコスプレをしたCMを制作したり、玉木さんをあしらったデコトラックが東京・大阪を流したりすることはできなそう。

 同党は日本政党史で初めてシェアオフィスを本部とし、議員会館に分室を置くため、職員給与・家賃・文房具代は総額2億200万円とシェイプアップ。支部交付金は9億7600万円で総額は微減、衆議院総支部が減ったようです。それ以外は、すべて参院選にぶち込むという陣立て。

 国民民主党の前途が洋々とは言えませんが、大敗もなく、「玉木号」は安定飛行を続けそうな見通しです。

このエントリーの本文記事は以上です。
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Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
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