写真はきょねん10月27日(水)の枝野幸男・立憲民主党代表(当時)。直接の投票の呼びかけせず、「変えよう」とやや抽象的でしたが、気迫あふれる演説で体力も強靭で、まさか負けるとは思いませんでした。私は早稲田大学鵬志会出身で、仲が良い議員はことごとく選挙が強く、自分のイメージが289選挙区で同時並行していると思い込んでいて予想とまったく違う結果となりました。とはいえ、衆参の議席構成が「激変」したとはまではいえない選挙結果なのに、議会の各院における政党間対立を前提とした日本の国政は大きく違った様になっています。
【衆議院議院運営委員会理事会 きょう令和4年2022年2月18日(金)】
午後2時から理事会。根本匠予算委員長から「21日(月)に採決するので、その日に本会議があれば、緊急上程させてほしい」と報告があったとされました。このため「21日(月)午後1時から本会議を開きたい」と与党が提案しましたが、野党が月曜日の本会議設定を拒んで、いったん休憩。その後再開したら本会議が設定される見通し。
【衆議院予算委員会 きょう令和4年2022年2月18日(金)】
「令和4年度予算案」の審議は19日目で、そのうち集中審議4日目。タイトルは「社会経済情勢・外交等内外の諸課題」。
今回の予算案審議では枝野幸男さんは登場せず。年末の補正予算案審議でNHK入りで質問した岡田克也さんも今年は分科会なども含めて全く出ませんでした。別段コンビでもありませんが、両人が当初予算案審議に全く登場しなかったのは2017年前半以来5年ぶりとなりました。
立憲民主党では野田佳彦さんが質問し「私と同世代の人が頑張っているので私ももうひと頑張りしたい」と語りました。野田さんを長く支えた近藤洋介さん、武正公一さんの政治生命が途絶え、蓮舫さんの東京での再選を手塚仁雄さんとひっしに実現するしか打つ手がありません。6年前、蓮舫代表・野田幹事長をめざし「岡田代表・枝野幹事長」の梯子を外す手筈を練っていた頃と情勢は様変わりしました。
予算委員に初めて登用された城井崇さんは「経済安保法案準備室の藤井前室長の更迭の内規違反の調査結果が出なければ予算案の採決には応じられない。電気・ガス・石油・水道・電気通信など14分野で情報漏えいがあれば大問題だ。さらにビジネススクールについても政府は確認したのか」としました。松野博一官房長官は「ご指摘があったことも含めて調査をしているが、民間人の断片的情報もあるので、調査に影響を与えるので細部は答えられない」としました。城井さんは「細部に真実が宿る。国家の重要機密が漏れているかもしれないのに、予算案を採決すべきではない」としました。松野さんが文部科学大臣として「加計学園は総理のご意向文書」を調査しながら予算後に先延ばしした戦術が再び現れました。
階猛さんは自民党京都府連相互政治献金について。今週、自由法曹団京都支部が西田昌司さんを府警に告発しました。階さんは「二之湯智さんから府連への政治献金が、京都府議、京都市議らに30万円わたっている。京都府連という別団体を通しても買収が成立することもある」としました。二之湯国家公安委員長は「府連会長として自分の意思でやったことだ。なんら私は問題ないと思っている」としました。岸田文雄首相は「広島の事件も法と証拠にもとづき処分された。さきほどからのやりとりを聞いていると、二之湯さんは法律にのっとって説明しており、引き続き説明してほしい」と答弁しました。この問題も、身内で金を回しているだけでそもそも課税の対象ではないので立件は難しいと思います。京都新聞が「マネーロンダリング」としていますがKBS京都事件の経緯の反省からか同紙は金回りの理解が薄弱な面もあるように感じられます。
きょうは、ひょっとすると、参院選前では最後の衆議院のテレビ中継かも知れません。日本維新の会は、誰が人選しているのか分かりませんが、評価が高い1期生を起用したように感じます。
東京1区で23・7%得票し、「10月31日文通費100万円」を告発した小野泰輔さんが2度目のテレビ入りに登場。「アサリの産地偽装で全国から熊本県庁に何百も苦情が寄せられているが県庁・県民が全部やったことではない。首相と農相はこの場で風評被害を払しょくしてほしい」としました。
埼玉15区で21・8%得票した沢田良さんは「私はふだんは財務金融委員と総務委員を兼ねているが、予算委員会では初めての質問。賃上げ税制だが、日本は補助金が多くて知っている人だけが得する仕組みだが、賃金が上がらないのは解雇規制が厳しくて、一度人を雇うと賃金を下げられないために、非正規、派遣を使うからだ」と語りました。沢田さんは維新の立ち位置とは別にして、安定した長期政権を望むとしつつ「菅首相」と言い間違えたため笑われたので、浦野靖人さんが「沢田君は大阪の人ではないけど笑いをとって去っていった」と引き取りました。浦野さんは大阪15区で当選4回。
玉木雄一郎さんは「立憲、維新に時間を分けていただいた」と感謝。「日本人のほとんどは厚生年金」という見解を示しつつ、ガソリン高騰のため揮発油税法トリガー条項凍結解除を促しました。
玉木さんは経済安保法案(未提出)で「人材の安全保障を加えた総合的安全保障」を提案し、首相は「重要な論点で、継続的に議論していきたい」と応じました。
【衆議院議院運営委員会 同日】
【参議院議院運営委員会 同日】
基本的対処方針の変更に関する政府事前報告とそれに対する質疑。和歌山県が延長されるため、来週期限がくる県はありません。再来週は1都3県などの期限が大量に来ます。
【衆議院議院運営委員会理事会 きょう令和4年2022年2月18日(金)】
午後2時から理事会。根本匠予算委員長から「21日(月)に採決するので、その日に本会議があれば、緊急上程させてほしい」と報告があったとされました。このため「21日(月)午後1時から本会議を開きたい」と与党が提案しましたが、野党が月曜日の本会議設定を拒んで、いったん休憩。その後再開したら本会議が設定される見通し。
【衆議院予算委員会 きょう令和4年2022年2月18日(金)】
「令和4年度予算案」の審議は19日目で、そのうち集中審議4日目。タイトルは「社会経済情勢・外交等内外の諸課題」。
今回の予算案審議では枝野幸男さんは登場せず。年末の補正予算案審議でNHK入りで質問した岡田克也さんも今年は分科会なども含めて全く出ませんでした。別段コンビでもありませんが、両人が当初予算案審議に全く登場しなかったのは2017年前半以来5年ぶりとなりました。
立憲民主党では野田佳彦さんが質問し「私と同世代の人が頑張っているので私ももうひと頑張りしたい」と語りました。野田さんを長く支えた近藤洋介さん、武正公一さんの政治生命が途絶え、蓮舫さんの東京での再選を手塚仁雄さんとひっしに実現するしか打つ手がありません。6年前、蓮舫代表・野田幹事長をめざし「岡田代表・枝野幹事長」の梯子を外す手筈を練っていた頃と情勢は様変わりしました。
予算委員に初めて登用された城井崇さんは「経済安保法案準備室の藤井前室長の更迭の内規違反の調査結果が出なければ予算案の採決には応じられない。電気・ガス・石油・水道・電気通信など14分野で情報漏えいがあれば大問題だ。さらにビジネススクールについても政府は確認したのか」としました。松野博一官房長官は「ご指摘があったことも含めて調査をしているが、民間人の断片的情報もあるので、調査に影響を与えるので細部は答えられない」としました。城井さんは「細部に真実が宿る。国家の重要機密が漏れているかもしれないのに、予算案を採決すべきではない」としました。松野さんが文部科学大臣として「加計学園は総理のご意向文書」を調査しながら予算後に先延ばしした戦術が再び現れました。
階猛さんは自民党京都府連相互政治献金について。今週、自由法曹団京都支部が西田昌司さんを府警に告発しました。階さんは「二之湯智さんから府連への政治献金が、京都府議、京都市議らに30万円わたっている。京都府連という別団体を通しても買収が成立することもある」としました。二之湯国家公安委員長は「府連会長として自分の意思でやったことだ。なんら私は問題ないと思っている」としました。岸田文雄首相は「広島の事件も法と証拠にもとづき処分された。さきほどからのやりとりを聞いていると、二之湯さんは法律にのっとって説明しており、引き続き説明してほしい」と答弁しました。この問題も、身内で金を回しているだけでそもそも課税の対象ではないので立件は難しいと思います。京都新聞が「マネーロンダリング」としていますがKBS京都事件の経緯の反省からか同紙は金回りの理解が薄弱な面もあるように感じられます。
きょうは、ひょっとすると、参院選前では最後の衆議院のテレビ中継かも知れません。日本維新の会は、誰が人選しているのか分かりませんが、評価が高い1期生を起用したように感じます。
東京1区で23・7%得票し、「10月31日文通費100万円」を告発した小野泰輔さんが2度目のテレビ入りに登場。「アサリの産地偽装で全国から熊本県庁に何百も苦情が寄せられているが県庁・県民が全部やったことではない。首相と農相はこの場で風評被害を払しょくしてほしい」としました。
埼玉15区で21・8%得票した沢田良さんは「私はふだんは財務金融委員と総務委員を兼ねているが、予算委員会では初めての質問。賃上げ税制だが、日本は補助金が多くて知っている人だけが得する仕組みだが、賃金が上がらないのは解雇規制が厳しくて、一度人を雇うと賃金を下げられないために、非正規、派遣を使うからだ」と語りました。沢田さんは維新の立ち位置とは別にして、安定した長期政権を望むとしつつ「菅首相」と言い間違えたため笑われたので、浦野靖人さんが「沢田君は大阪の人ではないけど笑いをとって去っていった」と引き取りました。浦野さんは大阪15区で当選4回。
玉木雄一郎さんは「立憲、維新に時間を分けていただいた」と感謝。「日本人のほとんどは厚生年金」という見解を示しつつ、ガソリン高騰のため揮発油税法トリガー条項凍結解除を促しました。
玉木さんは経済安保法案(未提出)で「人材の安全保障を加えた総合的安全保障」を提案し、首相は「重要な論点で、継続的に議論していきたい」と応じました。
【衆議院議院運営委員会 同日】
【参議院議院運営委員会 同日】
基本的対処方針の変更に関する政府事前報告とそれに対する質疑。和歌山県が延長されるため、来週期限がくる県はありません。再来週は1都3県などの期限が大量に来ます。
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