[画像]和田有一朗さん、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
国会はまったく無風となっています。
国会はまったく無風となっています。
「ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」は、衆院選1日目、2日目、3日目の現地取材選挙区が立憲民主党開票センターの当選区として張り出されました。抜きんでた選挙区報道能力の高さは、永田町では知られた話ですが、私が早稲田大学鵬志会の第8代幹事長だから。第1代幹事長の和田有一朗さんがきょう初めて国会で質問しました。この中で、林外相は「台北駐日経済代表処」の名称を変更するかどうかは台湾政府が決めることだとの新しい見解を答弁しました。
【衆議院予算委員会 きょう令和4年2022年2月8日(火)】
「令和4年度予算案」は12日目でそのうち一般的質疑4日目。まず中央公聴会が15日(火)で決まりました。
日本維新の会で、兵庫3区で得票率36%。維新は比例近畿で10議席を確保し、その2番目で初当選した和田有一朗さん。神戸市議・兵庫県議としては垂水区選出。末松信介文部科学相も垂水区が地元。和田さんは灘区出身、末松さんは西区出身で、垂水区に選挙区を求めました。私も阪神大震災の一年前に、かなり丁寧に後援会つくり戸別訪問をしましたが、神戸の坂の上の文化住宅前の公道で子供たちが中には上半身裸で遊ぶ姿の先の夕焼けを覚えています。
和田さんは57歳ということで、これに先立つ高橋英明議員は「我が党は非常に若い人ばかりですが、きょうはおじさん2人です」としました。和田さんは「国会で初めて質問させていただき、大変緊張しています」と切り出し、「この場にいたるまでお力をいただいたすべてのみなさんに感謝します」と述べました。
そして、「さきほど、台湾政府の福島・千葉県産品の輸入禁止措置が解除されたようだ」とし、懸念される台湾海峡有事を先取りして、台北に防衛駐在官を陸海空一人ずつ置くべきだとしました。岸信夫防衛相は「基本的価値観を共有する台湾には防衛省OBが交流協会につとめて情報を集めている」としましたが現役の配置にはふれませんでした。「台北駐日経済代表処」の名称に「台湾」「大使館」と名乗る可能性について林芳正外相は「台湾側が決めることだ」との見解を示しました。台湾出身者が「中国籍」となることについて古川禎久法相は現状を維持しました。和田さんは末松文科相にも質問を通告しましたが、答弁の機会はありませんでした。
次回はあす9時。審議時間は54時間になったと思います。
【衆議院本会議 同日】
まず「元自民党総裁・元衆議院議員海部俊樹」さんに対する弔詞の朗読があり、「政治改革」に尽力したことも、選挙制度に詳しい細田博之議長が言及しました。
国会同意人事があり、国家公安委員、公正取引委員ら五十数名が決まりました。私がこれまで新聞等で名前を知る人は五十数名に一人もいませんでした。
ロシアの名指しをさけた「ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議」がれいわ反対、自公立維国共の賛成多数で採択されました。「週内開戦五分五分」との見立てもあるウクライナ情勢ですが、国会の歴史で「憂慮決議」は過去にないようです。立法府とし過去にも「拉致の早期解決を望む決議」との他力本願の決議は過去にもありますが、「憂慮決議」もやや「アリバイ決議」という気もします。
この後、「地方税法改正案」(208閣法3号)、「地方交付税法改正案」(208閣法4号)が審議されました。総務大臣だけだったので、今年は重要広範事案の指定はないようです。
立憲民主党の岡本あきこさんは代表質問で「固定資産税は商業地の上昇額を2分の1に抑制することになっているが、固資税は市町村の基幹税目であり、本来、地方自治体固有の税収に、国の判断が入ることは極めて控えるべきだ」と述べました。
【衆議院総務委員会 同日】
何らの理由で理事会が長引きました。日切れが5議案あります。
大臣所信的あいさつに対する一般質疑の前回の続きがありました。共産党の宮本岳志さんの質問の冒頭で、金子恭之大臣が「昨年の統計委員会で、委員に配布した資料に宮本議員の名前が誤りがあった」と詫びました。宮本さんは「私の名前の間違いは大したことが無いが、一国の統計の中でも総務大臣が指定する基幹統計に誤りや不正があれば重大事態であります」と応じ、統計法第1条の内容を更問いしました。今国会無風ですが、統計問題も再燃しています。
この後、「地方税法改正案」(208閣法3号)、「地方交付税法改正案」(208閣法4号)が地方財政計画とともに説明されました。質疑は10日木曜日午後2時30分。
【その他の衆議院 同日】
議運委の理事会など、財務金融委員会理事会、文通費をめぐる衆参各党実務者の協議会の顔合わせがありました。あす午後は財金委、内閣委で日切れ法案審議もあります。ワクチンと新しい資本主義の話題が中心か。
【参議院 同日】
火曜日ではやや異例の議運委理事会がありました。あすは3つの調査会が開かれます。またあす午前10時に、本会議も設定されました。
【自民党 同日】
機関紙「週刊自由民主」の予告版として「堀内詔子ワクチン大臣チームの強化へ」という趣を異なる記事がホームページで公開されました。この記事は「岸田文雄総理が第3回目のワクチン接種の目標を1日100万回と設定したことに伴い、堀内詔子ワクチン担当大臣のチームが強化されます。河野太郎前大臣時代に大臣を支えたメンバーが再びワクチンチームに異動するとともに、ワクチンチームの部屋も堀内大臣室の近くに移動します」としました。
政府の省内の模様替えを週刊自由民主が報じるのは異例。私としては「役員会や総務会で脇雅史参議院幹事長が政府に苦言」という記事が毎週のように載っていた頃の週刊自由民主は面白かったと思います。
また、水落敏栄さん78歳が、日本遺族会の後継者が見つからないため、半年前の引退宣言を撤回して出馬すると、きのう、新潟県で発表しました。遺族会は10年前にも候補者が見つからなかったことがありますが組織はなお継続しています。
【立憲民主党常任幹事会 同日】
JAMと基幹労連が第26回参院選に擁立すると以前から発表し、全国行脚をしている、議員秘書(柳田稔事務所)出身の村田享子(村田きょうこ)さんについて、立憲民主党公認内定を決定しました。
日本維新の会で、兵庫3区で得票率36%。維新は比例近畿で10議席を確保し、その2番目で初当選した和田有一朗さん。神戸市議・兵庫県議としては垂水区選出。末松信介文部科学相も垂水区が地元。和田さんは灘区出身、末松さんは西区出身で、垂水区に選挙区を求めました。私も阪神大震災の一年前に、かなり丁寧に後援会つくり戸別訪問をしましたが、神戸の坂の上の文化住宅前の公道で子供たちが中には上半身裸で遊ぶ姿の先の夕焼けを覚えています。
和田さんは57歳ということで、これに先立つ高橋英明議員は「我が党は非常に若い人ばかりですが、きょうはおじさん2人です」としました。和田さんは「国会で初めて質問させていただき、大変緊張しています」と切り出し、「この場にいたるまでお力をいただいたすべてのみなさんに感謝します」と述べました。
そして、「さきほど、台湾政府の福島・千葉県産品の輸入禁止措置が解除されたようだ」とし、懸念される台湾海峡有事を先取りして、台北に防衛駐在官を陸海空一人ずつ置くべきだとしました。岸信夫防衛相は「基本的価値観を共有する台湾には防衛省OBが交流協会につとめて情報を集めている」としましたが現役の配置にはふれませんでした。「台北駐日経済代表処」の名称に「台湾」「大使館」と名乗る可能性について林芳正外相は「台湾側が決めることだ」との見解を示しました。台湾出身者が「中国籍」となることについて古川禎久法相は現状を維持しました。和田さんは末松文科相にも質問を通告しましたが、答弁の機会はありませんでした。
次回はあす9時。審議時間は54時間になったと思います。
【衆議院本会議 同日】
まず「元自民党総裁・元衆議院議員海部俊樹」さんに対する弔詞の朗読があり、「政治改革」に尽力したことも、選挙制度に詳しい細田博之議長が言及しました。
国会同意人事があり、国家公安委員、公正取引委員ら五十数名が決まりました。私がこれまで新聞等で名前を知る人は五十数名に一人もいませんでした。
ロシアの名指しをさけた「ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議」がれいわ反対、自公立維国共の賛成多数で採択されました。「週内開戦五分五分」との見立てもあるウクライナ情勢ですが、国会の歴史で「憂慮決議」は過去にないようです。立法府とし過去にも「拉致の早期解決を望む決議」との他力本願の決議は過去にもありますが、「憂慮決議」もやや「アリバイ決議」という気もします。
この後、「地方税法改正案」(208閣法3号)、「地方交付税法改正案」(208閣法4号)が審議されました。総務大臣だけだったので、今年は重要広範事案の指定はないようです。
立憲民主党の岡本あきこさんは代表質問で「固定資産税は商業地の上昇額を2分の1に抑制することになっているが、固資税は市町村の基幹税目であり、本来、地方自治体固有の税収に、国の判断が入ることは極めて控えるべきだ」と述べました。
【衆議院総務委員会 同日】
何らの理由で理事会が長引きました。日切れが5議案あります。
大臣所信的あいさつに対する一般質疑の前回の続きがありました。共産党の宮本岳志さんの質問の冒頭で、金子恭之大臣が「昨年の統計委員会で、委員に配布した資料に宮本議員の名前が誤りがあった」と詫びました。宮本さんは「私の名前の間違いは大したことが無いが、一国の統計の中でも総務大臣が指定する基幹統計に誤りや不正があれば重大事態であります」と応じ、統計法第1条の内容を更問いしました。今国会無風ですが、統計問題も再燃しています。
この後、「地方税法改正案」(208閣法3号)、「地方交付税法改正案」(208閣法4号)が地方財政計画とともに説明されました。質疑は10日木曜日午後2時30分。
【その他の衆議院 同日】
議運委の理事会など、財務金融委員会理事会、文通費をめぐる衆参各党実務者の協議会の顔合わせがありました。あす午後は財金委、内閣委で日切れ法案審議もあります。ワクチンと新しい資本主義の話題が中心か。
【参議院 同日】
火曜日ではやや異例の議運委理事会がありました。あすは3つの調査会が開かれます。またあす午前10時に、本会議も設定されました。
【自民党 同日】
機関紙「週刊自由民主」の予告版として「堀内詔子ワクチン大臣チームの強化へ」という趣を異なる記事がホームページで公開されました。この記事は「岸田文雄総理が第3回目のワクチン接種の目標を1日100万回と設定したことに伴い、堀内詔子ワクチン担当大臣のチームが強化されます。河野太郎前大臣時代に大臣を支えたメンバーが再びワクチンチームに異動するとともに、ワクチンチームの部屋も堀内大臣室の近くに移動します」としました。
政府の省内の模様替えを週刊自由民主が報じるのは異例。私としては「役員会や総務会で脇雅史参議院幹事長が政府に苦言」という記事が毎週のように載っていた頃の週刊自由民主は面白かったと思います。
また、水落敏栄さん78歳が、日本遺族会の後継者が見つからないため、半年前の引退宣言を撤回して出馬すると、きのう、新潟県で発表しました。遺族会は10年前にも候補者が見つからなかったことがありますが組織はなお継続しています。
【立憲民主党常任幹事会 同日】
JAMと基幹労連が第26回参院選に擁立すると以前から発表し、全国行脚をしている、議員秘書(柳田稔事務所)出身の村田享子(村田きょうこ)さんについて、立憲民主党公認内定を決定しました。
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