近所のスーパーに行ったところ、「まぐろの解体実演ショー&せり売り」が行われていた。
興味本位で見物していた私だったのだが、その場の勢いに流されて、「カマ」を本体価格1500円で、ついつい落札してしまった。
なので、その日の私のおかずは、「フライパンで出来た!まぐろカマの塩焼き」と、相成った。
まるで銀の斧のように輝く、そのカマ。
その身はご覧のとおり、生で食してもウマそうなのだが、カマだけに、身の部分だけをうまく削り取るのは、難しそうである。
やはり「塩焼き」でいただくのが、マッチベターでありましょう。
まずはカマに酒を振り、塩コショウを「これでもか!」とばかりに、ぶっ掛ける。
熱したフライパンに「アルミホイルに乗せたカマ」を置き、フライパンに100ccの水を投入。
フタをして、6分間、中火で蒸すように焼く。
6分後の状態が、上の写真である。
そして、カマをひっくり返す。
皮が剥がれ気味になってしまったのは、あらかじめフライパンをよく熱しておかなかったためと思われ、ここは反省点。
気を取り直して、調理を続けよう。
再度フライパンにフタをして、さらに6分間中火で焼く。
6分後の状態がコレなのだが・・・
皮面の焼け具合にいまいち納得できなかったため、アルミホイルを外し、さらに2分間焼いた。
さて。そのようにして、「まぐろのカマ塩焼」は、完成を見た。
じゅわっと溢れるDHA。
唇に残るネパネパ感が、幸福感を増長させる。
妻や娘には理解されないかもしれない、孤高の晩餐でありました。
長女によると、「セブンイレブンの麻婆丼が、結構ウマい」とのことだったので、その日の昼食はそれにした。
税込398円の、お手軽ランチである。
ごはんと麻婆豆腐は、別仕立てとなっている。
「麻婆豆腐をおかずにする」も良し、「麻婆豆腐をごはんに掛けて、麻婆丼にする」も良し。
二刀流で愉しめるのが、この製品の見逃せないチャームポイントだ。
娘はそれらを別々に食べていたが、私はやはり「麻婆丼」にしていただく派である。
そして、別添の「四川花椒」は、何も考えずにすべて投入するのが、私の流儀。
その「どろっと・こてっと・しっかりと」したお味の肉みそ!
そこに華やかな辛さの「花椒」が、まさしく刺激の華を添える。
この麻婆丼。ホント、あなどれません。私が自作するより、絶対、旨い。降参です。