フライデイ・ナイトは計4名での担当者会議であった。
会場は、サツエキステラプレイス6Fの「遊食豚彩 いちにぃさん」。
ここで、今後の戦略&展望と、平和への道のりについて、語り合った。
19時に、会議開始。
オーダーは、4名とも「黒豚しゃぶコース いちの味」(税込3,800円:飲み物別)とした。
当日でもコースオーダーOKなのが、まずは嬉しいポイント。
しゃぶ鍋がIHなのも、イマドキな感じである。
鮮やかな赤身に、ほどよく脂身が入った、かごしま黒豚!
置かれたにんにくは、鍋に一緒に入れることによって「アク防止」の役割を果たすのだという。
脇を固めるのは、豆腐・小ネギ・つくね・ニンジン・えのき茸。
鍋が煮えるまでの間、前菜代わりに「煮物」「なます」「みそ」等の小鉢を愉しむ。
鹿児島特産の「黒豚味噌」は、なにか水あめ&アーモンドのような甘さで、そのままおかずやおつまみとして、いただけるのだ。
まずは野菜たちをくつくつ煮込み・・・
野菜たちが煮えたところで、薄切り黒豚を投入。
肉の色が変わったら、煮すぎて固くならないうちに、そそくさといただく。
このお店の特色は、たれが「そばつゆ」であること。
加えて、薬味も「ゆずこしょう」&「白ネギ」の、鹿児島ならではのタッグなのだ。
そして、煮えた具材たちを、たれという名の海に泳がせ、ハフハフといただく。
脂身がぷりっと茹った黒豚は、豚というよりは、牛のそれに近いような舌触り!
その旨みは、まさに育ちの良さというか、素材の良さを感じさせ、口中をシアワセ感で満たす。
そして、さっぱりとしたそばつゆと、柑橘系辛さのゆずこしょうが、黒豚そのもののお味を、より際立たせるではありませんか!
宴の途中で供された「黒豚重ねかつ」が、これまた、サクッと&じゅわっとで、んまい!
気分は鹿児島旅行の、この宴・・・いや、担当者会議。
ここではやはり、芋焼酎をたしなむべきで、ありましょう。
私のチョイスは、「薩摩宝山」(吹上)とした。
スッキリとしながらも、まろやかなとろみをも感じさせ、それでいて強いアルコール度数。
そのお味に、私は「美しいが手厳しい40代女性」のことを、思わず連想する。
さてさて、担当者会議は、ますますヒートアップ。
19時47分に登場したのが、「生そば」である。
それを煮立った鍋を浮遊するように泳がせ・・・
黒豚の旨味エキスが溶け込んだそばつゆに、つけていただく。
気分は、まさに、幸せの骨頂。
まだまだ続く、担当者会議。
20時03分には、北海道ではあまりなじみのない魚である「きびなご」の一口蒸し寿司が登場!
白身ながらも、しっかりとした旨み。
そしてそれは、にしんよりも、さんまよりも、淡白で上品だ。
続いて20時05分に、黒豚の旨味を究極に活かした汁物の「豚汁」が供され・・・
〆の「小みかん」で、この宴・・・いや、担当者会議は大団円を迎えた。
普段我が家において「しゃぶしゃぶ」といえば、基本「ラム&ぽん酢」なのだが、「黒豚&そばつゆ」のしゃぶしゃぶは、目からウロコの旨さであった。
この「いちにぃさん」というお店。
遠くない将来、また、来てみたい(ヨダレ)