その日は私が夕食当番だったので、カレーを作った。
チョイスしたルーは、S&Bの期間限定販売品「ゴールデンカレー バリ辛」。
辛さレヴェルは6段階で最上級の「HOT」である。
2007年2月に「世界一辛い唐辛子としてギネスに認定」された、「ブート・ジョロキア」を使用するという、その製品。
辛いものフリークである私の期待は、じんわりと高まる。
冷蔵庫に佇んでいた食材を使い、おおむね「箱に書いてあるレシピ」どおりに、作った。
ニンジン&タマネギは、このように切った。
タマネギについては、「具材用のくし型切り」と「ルーの旨み用のみじん切り」に、二刀流に切り分けるのが、私の作法である。
肉はホントは角切りが似つかわしいのだが、我が家に在庫が無かったので、「豚モモうす切り」を使用。
まずはこれらを鍋に入れ、タマネギが「しなっ」となるまで炒める。
その後、水を入れて強めの中火で沸騰させ、あくを取り除いた後に、火力を弱火に落とす。
その間、ジャガイモの皮を剥き、ボウルの水に漬けておく。
そして、ルーを入れるタイミングと同時に、ジャガイモを入れるのが、私流。
理由は、ジャガイモの煮崩れを防ぎたいからである。
「面取り」をすればイイのかもしれないが、私は「時間差攻撃」を活用しているのだ。
この日は時間があったので、ここから弱火でくつくつと1時間煮込むことに。
煮込んでいる間に、余り食材だった「カボチャ」の下ごしらえに着手。
これは、トッピングとして活用するのだ。
カボチャは皮が固いので、ラップで包み、1分ほどレンジで温める。
その後、このように切り分け・・・
フライパンで焦げ目が付くまで、焼く。
出来上がったカレーにそれを乗せ、完成である。
ルー自体は、期待通りの、しっかりとした辛味。
トッピングに加えたカボチャの甘みが、福神漬的役割で、辛さの箸休め的役割を果たす。
自分で描いたコンセプト通りの出来に、我ながら満足のディナーでありました。