冬の散歩道。
週末は、健康と体型維持のために、なるべく歩くように心がけている私。
10時33分に、近所の散策に出かけた。
鳥さんに逢えることを期待し、コンデジ持参なのは、コモンセンスである。
10時41分。
そんな私の期待に応えてくれたのは、「アカゲラ♂」くんである。
この木は公園脇にあった街路樹なのだが、アカゲラくんのお気に入りのようで、外皮がボロボロ状態となっていた。
コンコンと、執拗に、まるで棟方志功のごとく、木に彫刻を描く彼。
いやはや、本当にすごい集中力というかコンセントレーションである。
この一心不乱な真摯さが私にもあれば、私自身も、もう少し立派な人間になれたかもしれない。
10時57分。
「あいの里公園」内のトンネウス沼の様子を見てから、そこに戻ってくると。
アカゲラ君は、その木の別の幹を、つついていた.
まさに「キツツキ」である。
エサとなる虫を見つけることが出来たのかどうかは謎だが・・・
風雪の中、黙々と自分の仕事に集中する彼の姿は。
私のハートの水面に小石を投げ、さざ波のような感動を与えてくれたのである。
そして、16時11分。
夕方のお散歩に出ると、マイ・フェイバリット・バードである「ヤマガラ」さんが来てくれていた。
手前の枝にフォーカスが合ってしまうのが、「オートフォーカスのコンデジ」の歯がゆいところである。
「安価でマニュアルフォーカスのコンデジ」というモノがあれば、ぜひとも購入したいと、私は強く思う。
こちらの方も、木の枝をつつきつつ、なにやら採食中。
ともあれ。
とりあえず私基準では「収穫アリ」の、冬の散歩道でありました。
アカゲラくん…棟方志功のお名前聞いて、そういえば赤白黒を使った版画が有名だったような…と調べてみたら、「弁財天妃の柵」 という絵。色合いがアカゲラくんに似てます(^^)
一心不乱に木を打つ姿すごいですね。
獅子丸さんのワードセンスにいつも感心してしまいます☆読んでいて楽しいです(^o^)
棟方志功氏については、昔TVの特集かなにかで、「かじりつくように版画を彫る姿」が、印象に残っておりました。
それが、アカゲラ君が木をつつく姿と、ダブって見えたのです
そしてアカゲラ君の色合いは、シンプルながらも、「ジャパネスク・ロマン」を感じますネ🗾