ソラマメとホタテ貝柱のリゾット(フライパンを弱火にして、オリーブオイル、赤唐辛子、米を入れて炒める。米が白くなったところで、水をくわえ火を通す。塩コショウ。水が少なくなったら加える。白ワインも。ホタテ貝柱エッセンスを少々加える。ホタテ貝柱、ソラマメを塩茹でして薄皮をむいたものを加える。十分米が膨らんでなお芯がある程度で火を止める。仕上げに、パルメジャーのを粉にして乗せる)
豚ヒレ肉のソテー(ヒレ肉に塩コショウ。フライパン弱火で、オリーブオイルをしき、じっくり焼いてゆく。強火にするとエキスが出てしまう。前々夜のミネストローネを煮詰めて赤ワインを加え、塩気を強めて添えてみた)
ルッコラとサラダビーツのサラダ
今日、「訴訟管理局」なる聞き覚えのない役所?からのはがきが届いた。このはがきのタイトルは「民事訴訟継続中最終警告書」とあり、「総合消費料金未納分」による民事訴訟が起こされているとのこと。念のいったことに、「架空請求業者の新しい手口として小額訴訟手続き」という注意事項もあって、ご丁寧なことである。
ネットで「訴訟管理局」ならびに記載されている住所「東京都台東区東上野6-23-5」を検索してみると、ぞろぞろ「架空請求」のブラックリストに掲載されているのが、今日届いたこれ。まことに、名誉にも、ターゲット住所にリストしていただいたわけである。それよりも、気持ちが悪いのは、この業者が、何で、住所を手に入れたかなのだけれど、そこがもちがわるい。
ま、ワンルームマンション投資の電話や同窓会名簿の件で電話がかかってくるわけであるし、ま、自分で守る以外に方法はないのかもしれないが、それにしても、困ったものである。送っても無駄と言う「業者ブラックリスト」に載せて、リストからはずしてくれないかな?
宮崎県:「架空請求」を行う事業者の公表:http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/bunka/kaku_seikyu/page00010.html
2006-05-17 21:15:18 |
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今夜はエンドウをグリルで焼いて食べようと思っていたのに、グリルに入れたまま忘れた。また明日。
チンゲンサイの炒め物(中華鍋に油を熱しショウガとニンニク、赤唐辛子を入れて炒めて香りを出す。豚三枚肉薄切りを入れて火を通す。チンゲンサイの軸の部分を入れる。紹興酒、塩こしょう、少々の水を入れて、火を通す。ざっと火が入ったところで、チンゲンサイのあおい部分を入れて炒める。溶き片栗粉をかけ回してまとめる)
ニンニクの芽、白ネギ、金針菜の炒め物(中華鍋に油を熱し、ショウガと赤唐辛子を入れて香りを出す。豚三枚肉薄切りを入れて火を通す。ニンニクの芽、白ネギ、戻しておいた金針菜を入れて炒める。紹興酒、水、ガラスープのもと、黒酢、塩こしょうを入れて炒め、仕上げに、溶き片栗粉をかけ回し仕上げる)
キンキのカルパッチョ(イタリアンハーブミックス、塩こしょう、バルサミコ酢、オリーブオイルをミックスしドレッシングを作っておき、ルッコラ、キンキの切り身ををあえて、盛り合わせる)
ミネストローネ(タマネギ、ズッキーニ、グリーンアスパラ、人参、セロリを賽の目に切っておく。ベーコンブロックを同じサイズに。深鍋にオリーブオイルとガーリック、赤唐辛子を入れて炒めて香りだし。次いで、タマネギ、べ-コンブロックを入れる半透明になったところで、ほかの野菜を加える。水を加え、プロバンスハーブミックス、ローリエ、塩こしょうをし味を整える。トマトダイス缶をあけ、三分の一量の赤ワインを加える。仕上げ前に、乾燥パスタを手でもみ砕き、ゆでずにそのまま鍋に入れる。マッシュルームを四分してくわえ、セロリの葉を刻んで色合わせに加える)
イサキの煮付け(日本酒を煮きり、昆布、ショウガ、赤唐辛子を入れる。溜まり醤油、中国醤油を入れて味を調える。溜まり醤油だけだと塩分が多くなると思ったので。イサキをいれてしばらく煮つける)
生モズクと納豆
貝汁
芹とミョウガの酢味噌(芹をさっとゆでて好みのサイズに切る。ミョウガを薄切りしておく。酢味噌をかけて供する)
前々夜の芋煮の温め直し
スグキと千枚漬け(昨日の出張のお土産)
京都で研究会があって行って来た。夕食は、京都西京区「四季の夢」のお任せ。研究会の流れで行った。食事は、残念ながらいまいち。
食事のときにお話させていただいた富田さんについては、別項を立てる。
DVD『Stealing Home(君がいた夏)』(Mark Harmon & Jodie Foster)
まずクレームを。タイトルも、また、アマゾンの梗概もいけませんね。ポイントがずんとずれてしまう。タイトルの原題は野球の「ホーム・スチール」(日本語英語のそれ)。映画のなかででてくる、主人公のビリーの高校生のときの試合のそれと大人になっての最後のシーンでのそれである。これが映画のキーである。同時に、このホームは、青春時代の思い出や家庭、記憶といった貴重な「基盤」をも意味している。したがって、邦題の「君がいた夏」というのは、そのシーンの一部しか切り取っていいないことになる。
このDVDは私のジェネレーション・ムービーかと、紹介されたのだが、数年ずれていたかも。BGMに流れる音楽も、またシーンに登場する車も懐かしく思い出した。しかし、たぶんこの世代はおそらく、日本で言えば太陽族最末期と言う感じではないのか。太陽族は昭和30年代だから、その後ちょっと遅れて40年代に20歳代だった連中は、きっとしびれる。だから、ジェネレーションギャップがあるかも。もちろん日本とアメリカは違うけれどね。
高校生の夏、クラブの先輩たちと琵琶湖畔のキャンプに出かけたと思ってほしい。琵琶湖に古タイヤを浮かべてスイカをかじって腹を冷やして寝ている間に先輩たちは近くの別荘の女の子のところにしけこんで、夜中過ぎまで帰ってこなかった。女の子たちとは、日中、遊んでいたのにね。今から思えば、そうか、やられた、そう言うことなのだけれど、そのときは、まったくジリジリした気持ちもなく、一緒に残った同級の二人の友人たちと雑談に興じていた。高校二年のころだった。映画を見ていて思い出した。
賢げなクールなジョディ・フォスターが奔放な青春時代と挫折(自殺)するケイティを演ずる。回想シーンに出てくるし、メインキャストではないのだけれど、輝く感じ。主人公のビリーことマーク・ハーモンは、一方で青春に挫折したが死んだケイティの遺言によって家に呼び戻され、再び、家族や親友とリユニオンするだめな男を演ずる。ちょっと感傷に過ぎる映画だけれど。正直に言おう。二つのホームスチールのシーンとケイティの遺灰を桟橋に撒くシーンは、ジーンと涙がにじんだ。
芋煮(ごま油を加熱し、赤唐辛子、牛肉、たまねぎ薄切りを入れ炒める。さらに、サトイモ、たけのこ、こんにゃくをいれ、日本酒と水を加え、さらに、銚子の「ひしお」で味を調え、塩分が不足していれば、薄口しょうゆを加える)
オクラの胡麻和え
アジの干物
小松菜のごまカツオ和え(ごまと花カツオをあたって醤油と混ぜ、ゆでた小松菜を和える)
納豆と生もずく(ひきわり納豆、生もずく、黄身)
豆腐のみそ汁(八丁味噌と白みその合わせ味噌)
チキンもも肉のソテー(チキンもも肉にチキン用のミックスハーブかけてしばらく置き、オリーブオイルをしいたフライパンで中火で焼く。アスパラガスを添えて焼く。皿にルッコラをしいておき、焼き上がったチキンもも肉をのせ、トマトを添える)
前夜のトマトソースにカレー粉と赤ワインを加えてごく弱火で煮込む。カレー風味のトマトソースに変えるわけだ。卵を溶いて塩コショウして、オムレツにする(別にまとめなくてもよい、スクランブルにしないだけ)。大皿にサラダ菜を載せ、味を変えたトマトソースとオムレツを乗せ、トマトの切り身を添える。一丁あがり!
なすとベーコンのトマトソースパスタ(なす、タマネギを小さめに乱切りしておく。セロリの葉と軸を小口切りしておく。前夜の残り。ブロックベーコンを同様の大きさに切っておく。鍋にアンチョビフィレとオリーブオイルを入れて炒める。ニンンク、と言いたいところだが今夜は買い忘れ、赤唐辛子とともに炒める。順に、ベーコン、タマネギ、セロリを入れて炒め、いずれも透明になるまで。なすを入れ、トマトダイス缶、ドライトマトの乱切り、赤ワイン=缶に半分をいれ、ローリエ、塩こしょう、ブロバンス・ハーブミックスを入れて煮込む。)
川田順造、2006、『母の声、川の匂い:ある幼時と未生以前をめぐる断想』、筑摩書房
「終章 父の手紙」を読んでいたら著者のお父上がS胃腸病院で胃穿孔の手術をしたとあって、伯母(母の姉)の嫁ぎ先の名が出たのでびっくり、タイミングを考えると執刀したのは伯母の舅(先々代)だろうし、ただそれだけのことだけれど。
生まれ育った深川から脱出して西アフリカでフィールドワークをし、パリ大学で博士論文を書いている間も父の手紙を読み捨てた著者が、故郷やその縁者、親族をたどりささげたのが本書。西アフリカの太鼓の響きを神話語りとして分析した著者が自分史を語るという趣向である。
自分がどこから来たのかたどりたくなる気持ちはわからなくもない。文化人類学者は日常、他者の由来を追っている。だから、そうした視線を自分に振り向けているわけである。しかし、自分を語るのは難しいな。自分を直接語らず、自分の周りを語って自分を表そうというのだから、さらに難しい。太鼓どんどんとはいかない。
著者が本書のあとがきにも名前を挙げ、謝辞をささげいる四方田犬彦の書いた『月島物語』のほうが、ふるさとの語りとしては面白かったかも。
2006-05-07 23:55:18 |
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