今季のテレビドラマは個人的には不作状況だなと思う。
しいて挙げれば「東京バンドワゴン」が,ほんわかしてなかなかよろしい。
なかでも,玉置浩二の親父キャラクターが本人そのもの?のようで特徴がある。
90年代は2枚目スターで演技力もそこそこあったのになあ,あの「コーチ」というドラマはなかなかだった,そういえばこのドラマに出ている井ノ原君(V6)も生意気な青年役で出ていたなあ,と懐かしがったりする。
さて,玉置浩二が頻繁に使う台詞に「ラブだねぇ」があり,ちょっとしたキーフレーズになっている。
宴会では使っていい台詞だが,普段だったらそれなりの自分のキャラクターづくりをしないと,なかなか口にできない我ら日本人である。
玉置浩二だからこその味がある。
そして,この「ラブ」である。
愛読誌『BRUTUS』が「ラブソング」という特集を組んだ。
まあ特に詞の面を取り立てていくしかない編集だが,それなりに切り込み方があり,面白い。
なかでもお気に入りは,リリー・フランキーの書いた,西川峰子!の歌「あなたにあげる」を取り上げた文章だ。
その歴史性と価値を明らかにしながら,リリーはこう書く。
インモラルであっても,美しくなくともいいのである。人間の性や業,馬鹿馬鹿しさや邪悪さ。そこに少しだけ,きれいなまなざしを加えたものがラブソングになる。
つまり「ラブ」は,きれいなまなざしである。
あまりにもいろいろと背負っている(多くのミュージシャンが,もっと評価されていいアーチストとして挙げているという意味で)玉置浩二が「ラブだねぇ」と口にするのは,そこに,微かであってもきれいなまなざしがあるから…妙に納得できる。
しいて挙げれば「東京バンドワゴン」が,ほんわかしてなかなかよろしい。
なかでも,玉置浩二の親父キャラクターが本人そのもの?のようで特徴がある。
90年代は2枚目スターで演技力もそこそこあったのになあ,あの「コーチ」というドラマはなかなかだった,そういえばこのドラマに出ている井ノ原君(V6)も生意気な青年役で出ていたなあ,と懐かしがったりする。
さて,玉置浩二が頻繁に使う台詞に「ラブだねぇ」があり,ちょっとしたキーフレーズになっている。
宴会では使っていい台詞だが,普段だったらそれなりの自分のキャラクターづくりをしないと,なかなか口にできない我ら日本人である。
玉置浩二だからこその味がある。
そして,この「ラブ」である。
愛読誌『BRUTUS』が「ラブソング」という特集を組んだ。
まあ特に詞の面を取り立てていくしかない編集だが,それなりに切り込み方があり,面白い。
なかでもお気に入りは,リリー・フランキーの書いた,西川峰子!の歌「あなたにあげる」を取り上げた文章だ。
その歴史性と価値を明らかにしながら,リリーはこう書く。
インモラルであっても,美しくなくともいいのである。人間の性や業,馬鹿馬鹿しさや邪悪さ。そこに少しだけ,きれいなまなざしを加えたものがラブソングになる。
つまり「ラブ」は,きれいなまなざしである。
あまりにもいろいろと背負っている(多くのミュージシャンが,もっと評価されていいアーチストとして挙げているという意味で)玉置浩二が「ラブだねぇ」と口にするのは,そこに,微かであってもきれいなまなざしがあるから…妙に納得できる。