すぷりんぐぶろぐ

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ポッキーの日,雪と数字に見とれる

2013年11月11日 | 雑記帳
 天気予報は雪だったが、朝はまだ少し青い空がのぞいていた。ただ、吐く息が白くだいぶ気温が下がってきたように感じた。昼前、あっみぞれかなと思ったらあっと言う間に芝生は真っ白に。子供たちはそれほどでもないが、大人の目はもう何度も窓の外に向かう。日中に積もる初雪は久し振り、しばし見とれる。


 今朝は学校に匿名のはがきが届いた。ぎょっとするクレームではなく、心温まるお便りだ。一人暮らしの高齢者の方が、行き帰りに会う小学生の「こんにちは」の声に励まされると書いてくださった。かつて「君たちには挨拶で地域の人を元気づける役割がある」と子供たちに語ったことがあった。素直に嬉しい。


 そのお便りが、押し花葉書であったことも微笑ましい。貼られてあった切手が1972年の20円切手(3枚)だったことに驚いた。気になってちょっと調べてみたら、その年昭和47年の封書料金が20円だった。少しロマンチックに勝手な想像をすれば40年ぶりの私信投函だったか。しかもその切手は学制100年記念とあった。


 降雪期の注意ということで生徒指導だよりが出された。おたよりのタイトルがいい。「おがる」。方言で「成長する、伸びる」という意味。ねらいにぴったり、ローカリティあふれるネーミングだ。広辞苑を引いてみたら載っていた。東北地方全般とある。そして西日本では「叫ぶ」の意味とある。それもぴったりだ(笑)。


 今日が「ポッキーの日」と聞いたときは、なるほどうまいもんだなと思った。世界平和記念日と言われてもあまりぴんとこないが、ポッキーの日だったらそう簡単には忘れないだろう。そう言えば2年前、つまり2011年の今日にたまたま見つけたある飲料の蓋ラベルを撮っていた。数字が揃う造形にちょっと見とれる。