第37回NHK障害福祉賞受賞から12年
65歳の時に第37回(2002年)最優秀受賞
NHKラジオ深夜便を聞き終えて
(NHKで放映されていますので、お聞きになられている方もあるかと思います・・・・)
七歳のとき、不発弾の爆発によって、両眼の視力と両手を失った藤野さん。二十歳まで
不就学の状態で捨ておかれたという。
一人の看護婦さんが読んでくれた北条民雄の『いのちの初夜』で、視力も手指も失くした
ハンセン病患者が唇や舌先を使って点字を読むのを知り、やがて自分も挑戦する。
ついに点字を読めたときのことを、「文字の獲得は光の獲得でした」と書く。
何と凄い言葉です、身体全体から滲み出た感動的な言葉であろう。
猛然と学習意欲が湧き起こったという。通信教育で大学を卒業し教員資格を取ったのは三十二歳のとき。
様々な壁を突き破り、盲学校の教師を三十年勤めて、二〇〇二年定年を迎えた。
「人生は与えられるものではない、自分で拓くものだ」ということを、身体で語っていた。聞き終えて
私にはただただ感激するのみで「すごい人」の言葉に敬服しかなかった。
五体満足の人が下を向いていたのでは笑われる!!
◎ 講演の様子
特別なタイプを打つ藤野さん
NHKラジオ深夜便
毎晩聴いています!
【明日へのことば】
1月25日(火)午前4:05放送、 聞き逃しチック下さい。👇
ラジオ深夜便▽明日へのことば
1月25日(火)午前4:05放送
2022年2月1日(火) 午前5:00配信終了
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