ＴＰＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）
食料自衛隊を創設
ユニークな私案
＝ＴＰＰ参加なんて怖くない！
食糧危機なんか任してくれ＝・伊東春海 著
発行所≪東洋出版株式会社≫
本書の目的は、ＴＰＰ
対策と食料自給率を向上させ、
両立させることに有ります。
食料自衛隊の創設は，その目的達成の手段です。
少なくも農業関係者以外の多くの国民は、ＴＰＰに賛成のようです。
だが、食料の自給(需要)状況も心配といったところです。
（帯表紙から）
本書によれば、
食料自衛隊は、農業、林業、漁業の三隊から成り、希望入隊制とする。
５年を満期として、１年間を実習見習い期間とする。
派遣先は、農業・林業・漁業の現場を就業場所とする。
期間(満期)修了者には、派遣先でそのまま続けることは勿論のこと、一般会社にも
優先的に斡旋する。
自衛隊と言いますと厳めしくなりますが、もちろん武器は持ちません。
読みおえて感じたこと
若い人たちが最近ニート、或いは職を得てもすぐ止めてしまう人が多いと言われます。
先般厚生省から、
≪ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書（概要）≫
なるものが発表され、
国としても若者支援の就労に立ち上がりつつあります。
そんな考点からすれば、とてもユニークな発想と思いました。
興味のある方は、是非お手に取ってお読みください。
書店に有ります
表紙
目次
筆者紹介
会社退職後 「あ・うん企画ＫＫ」を設立し現在にいたる。
その間、街作り協議会、防災街作りに参加、棚田学会員としても活躍中。
他にも「誰がだめにした日本」を著す。
筆者とは
「江戸川コラムの会、（元朝日新聞論説委員 轡田隆史氏）指導」
会員のときご一緒して、コラム草稿を論義し冊子を発行した。
お互いに切磋琢磨して大変お世話になった方です。
