日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

高峰山(長野) その3

2011年09月07日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

高峰山山頂 


ワレモコウ

漢字で吾亦紅 と記する。色とりどりの咲き競う中、暗黒色の地味な花を咲かせ自己を誇示するかのよう。
活け花をする方は好むようです。Yさんが『吾亦紅に出会えたから今日は幸せ。活花にはなくてはならないのです・・・。
温室ではどのように栽培するのでしょう・・・・・・・』と活花について語ってくれた。


岩がゴロゴロ、Sさん頑張ります。山頂を踏み気をつけながら下山です。いつも夫妻で支えあいながら・・・。


誰かが『島倉お千代さんの花・・・リンドウがある!』
歌詞の通りコムラサキ


Sさんお疲れさん、頑張りましょう。  山頂付近で

 
晴れていれば絶景なのだが・・・・!!  Mリーダーの心のツブヤキが聞こえるようです。  晴れていれば・・・


山頂は、分岐から約20分、やや下っていくと、突然目の前に大きな岩場が現われる。
岩石が尾根上に派手に露出している。やや左に巻くと、岩場に頂上の標識、その奥に僅かに祠を抱いた大きな岩があるが、
ここが高峰山の山頂となっている。祠の上の平らな岩に上がると、佐久、小諸市、八ケ岳が目立って見える、
鹿島槍をはじめとする北アルプスの眺めも最高だ。振り向けば、黒斑山と浅間山の頭を覗かせて見える。・・残念
また、祠の脇の大岩には、背丈以上もある「矛」が建ててあるが、昭和35年5月27日に小諸市の中村さんという人が建てたと刻んである


山頂の祠、山歩きの無事を祈って神前にお賽銭を・・・・。


Yさんが巨砲ブドウを一杯背負って来て皆さんに配った。
山頂を極め、喉がからから、ブドウうまかったぁ・・・・・・。ご馳走さんでした。


登った道を帰ります

人は何故山に登る

  ”そこに山があるから”そんな青臭い答えはもうイイ。
平らな道は、地球上には存在しない。水は高きから低きに流れる。
山と川がある限り・・・。
山頂に到達すると、そこは人間の住める場所ではないことに気づく。
平凡でも、自分の住処を捜し求める。
  人間は、山頂にいるときは下界を見下ろし、下界にいるときは山頂を眺めている。
高き所を極めようとする願望は誰もが持つ。

理屈はともかく
空気が美味い、自然に溶け込んでいると吾を忘れる、眺望がいい、山で食べるものは何でも美味い、
ヤッタネ!!達成感。 健康一番。

人間多種多様、十人十色、顔が違うようにそれぞれ趣味が異なる。

 

 

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高峰山(長野)  その2

2011年09月07日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

沢山さんの花に出会いました


笹やぶの中にアザミ

        
???                  オヤマリンドウ            アザミ

 
                  山頂に実をつけ紅葉していた                                 全体の木

        
ハクサンフウロ            ヨツバヒヨドリ                マツムシソウ


稜線の笹の覆われた登山道

 

 

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高峰山(長野)  その1

2011年09月06日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

ガスと雨の中を登る

台風12号は日本列島に留まり豪雨を降らせながら、9月4日早朝日本海へ抜けた
葛ハイ一向は、垂れ込める空を見上げながら、一路関越・上信越自動車道を
小諸方面へと進路をとった。

”念力”で雨だけは・・・、と願いながらも、バスのワイパーは右へ左へ。
高速を降りると小康状態、これなら大丈夫と会員の胸をなでおろした。
・・・が、しかし高峰林道の急坂で標高(2000m位)を上げ、車坂峠に着いたときは
小雨とガスでした。

Mリーダーの声『この位なら大丈夫、合羽を着てgo・・・・・』合図。

 
コース
上り 出発点~笹やぶ、針葉樹林帯を登る~粒ヶ平~高峰山山頂(2106m)  赤線
下り 高峰山山頂~粒ヶ平~温泉口   青線


岩と岩との間に高山植物、
山の景色は、雨、風、ガスとめまぐるしく変わる。

 
赤・青・黄色サンカラー合羽を着た山男山女に変装。            笹の中を行く

 
           老木は消えいくのみ、コケやサルオガセが付着。    どこまで行っても笹の中

 
小休止、あたりを見回すと高度2000m余のの高原には初秋が色ずき始めてた。

 
目を上げるとヌーット古木が視線を塞ぐ、
・・・・かと思う間もなくガスが掛かり、急に古木の姿が消える

 

 
雨にぬれた笹が光る、木々の間からガスが襲い掛かる

 
登山道のぬかるみ、チョット行くとお花畑


雨の中を山頂へと急ぐ

 
ヤッター!!!この岩場を登れば高峰山山頂2106m

雨は葛ハイ一行に味方してくれなかった。
バスを降りてから山頂を目指し下山するまで一度も合羽を脱ぐことがなかった。
笹やぶ・針葉樹林帯の中を行く色とりどりの合羽は山の緑より浮きあがってみえた。
雨降りでなければ見ることの出来ない光景。

赤・黄・青の連帯が見え隠れしながら山を縫うように消えていく。
80歳以上のご夫婦が二組も参加され山頂を極めた。

前を行くTさん曰く、
『山並み、遠望、ワクワクする景色はお目にかかれないが、
雨によってより浮かび上がる樹林帯や草花、ガスが急に目の前に現れる光景は、趣があります』
・・と言ったのが印象的でした。 

 

 

 

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国 際 森 林 年

2011年09月05日 | 文学  コラム・エッセイ

里山について考える


年に4回送られてくる小冊子


里山とは

  「里山」とは、広い意味では里山林・田んぼ・ため池・用水路・畦などがセットになった農業環境・農業景観のことを指し、狭い意味では稲作農業に必要な肥料や木材、薪炭をとるための農用林(里山林)のことを指します。 人間が長期にわたって手を入れ利用してきた「文化としての自然林(山)」であり、日本人にとっての原風景とも呼べる景観です。 

  里山を取り巻く環境は悪化の一途をたどり危機すら叫ばれている。
自らを啓発する意味から、里山の現状と将来あるべき姿について考えてみた。 

里山の現状

  山歩きをしていて目に付くことは①スギ・ヒノキの植林地帯の無間伐 ②雑木林の密林化 ③急速な松枯れ、なら枯れの広がり、④山地への竹林の浸入など見てとることができます。

  里山は、農山村をはじめとして日本人の生活にとって様々な資源、資材を得るために欠かせない場所であった。日々の煮炊きの薪きや炭、田畑の地力維持として枝葉や草などを利用してきた。農作業に蔓や材料を取って加工して(アケビの蔓加工、農作物の結束、杉・ヒノキ皮を屋根に利用・・・)使った。

 里山と社会との関係は、燃料革命以来(化石燃料)大きく変化してきた。それに農山村の高齢化が拍車をかけて里山が危機的な状況で、山として林としての効を為さない姿に向かいつつあります。山村地方の高齢化、都市に人口流失、限界集落などなど放置された里山の木々は密集しヤブ化し、イノシシなど獣が農耕地へ侵入し農作物を荒らしています。シカの無作為の繁殖は山林の更新を阻害し、植林しても食べてしまうことから山に防護柵を作り幼苗を守るという厳しい植林作業の状況です。 

里山を蘇らせるために

  里山を保全するということは、人々が森に関わりながら維持していくことが大切であると考えます。今までのように山の持ち主が手入れをするという旧態依然の方法は限界があります。地域ぐるみ、会社、学校、NPO法人などが積極的に関っていくことが大切であろう。

   里山の維持・保護活動

   2007、みんなの森作り活動 in花王株式会社 

    成田里山つくりの会
   奥利根≪上の原・入会の森=群馬≫

                   

 

  沢山の企業団体が立ち上がっていますがまだまだ森林国日本の山地面積からの広さからは限界があります。多くの企業がかかわってもらいたい。
また、国産材の効率的な活用、流通体制の整備拡大、木材の利用拡大につなげることが大切であろう。現在の木材利用率は30%で、ほとんどが外国材に頼っています。日本の材木では採算が合わなく外材に頼るのでありましょう。10年後の木材需給率を50%に以上に目指そうと行政が頑張っている。日本の材木を利用して建築した家には、国からの補助出るような制度もいかがなものでしょう。里山手入れの国からの補助を考えてもらいたい。  

入山税の提案

  私の些細な感想として、入山料を徴収するのは自然なことで違和感はない。なぜなら白谷雲水峡(屋久島やヤクスギランドのコースで300円の協力金を呼びかけており、それに対してなんの反論もない。尾瀬沼国立公園、富士山などは代表的な場所であろう。
富士山は、登山者が多くてゴミやトイレが大変だと言われています。尾瀬国立公園は春から夏にかけてたくさんの方々が、入山して自然の織りなす風景を楽しまれる。入山税が少しでも観光地や里山の運営の手助けになればこの上ない。山によって、金額は変えるべきだけど思います。

 里山と観光地・登山者への入山税はちょいとアンバランス的な面もあります。入山税を導入することによって山に対する感心を抱き議論のうねりとなって、保護に取り組む思想が芽生えれば大きな収穫になる。

  里山が瀕死の状況にあることは枚挙にいとまがないがない。前述の地域ぐるみ、会社、学校、NPO法人などが積極的に関っていくことが最も大切であろう。持ち山制度は崩れつつあります。
(国際森林年を契機に持論を述べさせてもらいました。)
 

                     
                                         国際森林年のロゴマーク

 

 

 

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少子高齢化に向けた取り組み     (破壊&再生)

2011年09月03日 | 総  そ の 他

都営集合住宅

集合住宅(団地)の建物(1967年代の頃)が、スラム化の状態になりつつある。
団地のはしりです。

都営集合住宅に付随して営んでいた商店街は、
シャッターを閉め、残ったのは葬儀屋さん、生花屋さん、保険関係・・・・などなど。
アレだけ栄えた八百屋、生鮮食料店は無くなった。
≪団地が死んでいく≫


都営集合住宅(団地)についての再生を見た。
≪新装成った団地&破壊の対比≫を目の当たりにしてスラム化・・?が
頭をよぎった。



壊す団地と新装成った建物


新装成った建物&壊し中の建物


あたりは高層住宅団地、粉塵が舞い上がらないように水を掛けて


間もなく壊し終わる棟


付近のサイクリング道路

古くなった建物は間取り、建具、ライフラインなどが
現代の生活様式にマッチしていない。
若者を迎い入れられるような建物にして世代交代を図るのであろう。
少子高齢化に向けた集合住宅の計画があちこちで始っている。

 

 

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庭のユリ

2011年09月03日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

タカサゴユリ

玄関の鉢植えから、裏の出入り口の植え込みに沢山のユリが咲いた。
今では盛り(時期)を過ぎて、ほんの僅かとなった。
Y夫が丹精こめて手入れをした。


裏の入り口のユリ

yuri1.JPG
このユリ、純白で清楚ですが見かけとは裏腹に、
なかなか繁殖力が旺盛です。


花が終わると紡錘状の実をつけ、晩秋になるとそれがはじけて
数え切れないほどの種をばら撒くのです。
芽を出せば、そこには球根ができていますから、花を咲かせます。
来年も多くの花を咲かせるでしょう。

 

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やっぱり秋はサンマやねぇ・・・・・・

2011年09月02日 | 社  食   物

 サンマの食べ方in縄文人

 

現役時代食堂で、サンマ定食を食べた。
「お客さんこれほどまでにサンマを上手にためたのは初めて見ました」・・・と
店の旦那に褒められた。

昨晩サンマでした。
私の食べ方をご披露します。

脂が乗っていてとても美味しいです。


縄文人は、
お尾の方から三枚に卸して、別々に分けてから、じっくり味あう。
左端下は力水


見事に分離したサンマの骨


食べ終わり
頭の部分も同じように分離します。
食べ終わった、尾と頭の部分、ドウデス、残りは骨だけです。

 

 
Y夫です
骨に直角に箸を入れ骨から剥がし4当分し、
チョンチョンと刻みを入れて細かくしてから食べる

 

秋刀魚は、やっぱり美味しいです。
今年は東北大震災で半分以上が台湾からの輸入・・・とのことです。
早く復興して美味しい秋刀魚を腹いっぱい食べたい。

 



 

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