竹内政明著「『編集手帳』の文章術」(文春新書)を、
パラパラとひらいてみる。
こういうのは、最初から最後まで読むと、
読む先から忘れてゆくので、
パラパラめくりがふさわしい、
と思うこの頃。
そこにこんな箇所がありました。
朝日新聞「天声人語」606文字
毎日新聞「余禄」664文字
産経新聞「産経抄」689文字
東京新聞「筆洗」555文字
日本経済新聞「春秋」564文字
読売新聞「編集手帳」458文字
おもだった新聞各紙の一面コラムです。
「編集手帳」がいかに短いか、お分かりになったでしょう。(p48)
織田正吉の「日本のユーモア」第一巻を読んでる時に、
三題噺と長忌寸意吉麻呂の箇所を読んでいる時に、
どういうわけか、編集手帳の竹内政明氏が思い浮かびました。
当意即妙に、時事問題を458文字に載せる手腕。
さてっと、竹内政明氏の文春新書の新刊は
文章術とあります。
清水幾太郎著「私の文章作法」(中公文庫)に
「何から書き始めたらよいのか。それは、文章作法の中でも、恐らく、最大の問題でしょう。それが十分に会得されたら、文章作法は終るのではないでしょうか。」(p114)という箇所があるのでした。
ちなみに、これは「第十八話 心を盗む」の書き始めにある言葉でした。
そういえば、文春新書の竹内政明氏の既刊の二冊の題名は
「名文どろぼう」と「名セリフどろぼう」となっておりました。
パラパラとひらいてみる。
こういうのは、最初から最後まで読むと、
読む先から忘れてゆくので、
パラパラめくりがふさわしい、
と思うこの頃。
そこにこんな箇所がありました。
朝日新聞「天声人語」606文字
毎日新聞「余禄」664文字
産経新聞「産経抄」689文字
東京新聞「筆洗」555文字
日本経済新聞「春秋」564文字
読売新聞「編集手帳」458文字
おもだった新聞各紙の一面コラムです。
「編集手帳」がいかに短いか、お分かりになったでしょう。(p48)
織田正吉の「日本のユーモア」第一巻を読んでる時に、
三題噺と長忌寸意吉麻呂の箇所を読んでいる時に、
どういうわけか、編集手帳の竹内政明氏が思い浮かびました。
当意即妙に、時事問題を458文字に載せる手腕。
さてっと、竹内政明氏の文春新書の新刊は
文章術とあります。
清水幾太郎著「私の文章作法」(中公文庫)に
「何から書き始めたらよいのか。それは、文章作法の中でも、恐らく、最大の問題でしょう。それが十分に会得されたら、文章作法は終るのではないでしょうか。」(p114)という箇所があるのでした。
ちなみに、これは「第十八話 心を盗む」の書き始めにある言葉でした。
そういえば、文春新書の竹内政明氏の既刊の二冊の題名は
「名文どろぼう」と「名セリフどろぼう」となっておりました。