私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

炭みたいな眉

2008-09-06 16:16:13 | 韓国語レッスン(面白い話)
韓国語を教えてもらっているYさんが忙しくなってしまったので、Yさんの友達のSさんを紹介してもらうことになった。
今日はYさんも一緒に、これからのレッスンの予定の確認もあわせて3人でお茶をする。
「どんなきっかけで韓国語を勉強することになったんですか?」というSさんからの質問・・・
当然といえば当然なのだが、今更ソン・スンホン(宋承憲)が好きだったからというのも恥ずかしく、なんとなくなどとお茶を濁そうとしたのだが、Yさんが色々ヒントを出しているではないか・・・
「ほら あまり濃い顔じゃないけど(これは多分チャン・ドンゴンタイプではないという意味だと思う)格好いい感じで・・・モムチャンで・・」というYさんに対し、「格好よくて、モムチャンの人は沢山いるよね」とSさん。
「ほら軍隊に行ったんだけど、色々あって、クォン・サンウと仲良しの・・・」
「ああ クォン・サンウって今度結婚するんでしょ?」とSさん。
なかなかソン・スンホン(宋承憲)にまでたどり着かない。
これならどうだという感じで「ほら眉毛が炭の・・・」というと、やっと「ああ あの人」となったが名前が出てこない。

名前は出てこなかったが「私 一度見たことあるよ」というではないか。
Yさんと二人で「どこで?」と聞くと「MBCのシットコムの録画でサクラのバイトをしたことがあったんだけど・・・(Yさんと二人@ああ男3人女3人だねと頷きあう)まだデビューしたばっかりで、あんまり有名になる前で。。。眉毛ばっかり目立ってたからよく覚えている」という本当にごく普通の感想が返ってきた。

Yさんとはレッスンより芸能界裏話で話が盛り上がることも多かったが、これからは多分大丈夫なのではと思う。
慣用句だとか、ことわざもがっつり覚え、何度も落ちた試験にも受かる可能性が出てきそうな気配だけはする。

***

炭みたいな眉 
もうすっかり見慣れたせいか、眉毛のことを忘れてしまっていたが、そうだった。
私もあの眉毛にびっくりしてこんな風に韓国語を勉強することになったのだったと何年か前の驚きを思い出した。



そうだ!この眉毛にびっくりして韓国語を勉強しはじめたのだった。

アブハダ

2008-06-11 22:10:00 | 韓国語レッスン(面白い話)
韓国集会「100万人」に 政府への抗議、最大規模(共同通信) - goo ニュース

GWに里帰りしたYさんから聞いたのは@韓国芸能話だけではない。
「もうみんな怒ってます。」
一体何に怒っているかというと、昨日の夜のデモに繋がることで、皆怒っているとのことだった。

「狂牛病に対する耐性がアメリカ人より韓国人は弱い」(真偽の程は不明・・・)
「同じ大統領と言う立場なのに、ブッシュ大統領とゴルフをする際にカートを運転したらしい。」(こちらも真偽の程は不明)
こんな例を挙げつつ、いかに皆が怒っているかという話を聞いたのだが・・・・

その話の中で「アブハダ」という単語を覚える。
アブ(阿附)→へつらい、追従
(広辞苑で阿附を引くと→おもねること。へつらい従うこと。「阿附迎合」)




ハングル検定

2008-06-02 19:56:01 | 韓国語レッスン(面白い話)
昨日の午後、ハングル検定を受験。
受けては落ち、受けては落ちしているので、自分でも何度目の受験かすっかり忘れている。
母からは「Yさんとは韓国語で会話しているのに、なんで何度も落ちるのか?」(それは韓国芸能情報交換という限られた語彙しかつかわない会話だからだ。)父からは「今度落ちたら、もう受験するのは止め、仕事で使う英語の勉強をしろ!」ともっともな疑問と助言を受けながら会場へ向かう。
付け焼刃ながら、事前には受験用の勉強もしたのだが、付け焼刃では意味なし。慣用句など出されたらお手上げである。
字幕なしで見るドラマの理解度は60%から70%。残りの部分はまぁこんな感じだろうと適当に想像しているのだが、試験に出題されるのは、その適当に想像している40%の部分からだ。「ここなら絶対分かる」という部分は、結局問題にはなっておらず、「ここはなんだろう?」と思うところが、ばっちり問題になって出ている。「ああ 残念」という気持ちで一杯だが、この気持ちが持続しないので、何度も何度も落ちるのだろう・・・
写真は会場に向かう途中で食べたコールドストンアイス。会場に向かうときから緊張感なしなのだから、試験結果が芳しくないのもしかたない。

今回の長文読解は、伝説の動物@龍の展示について@気圧の変化と体調@時間は作るものだ!という三つだったと思う。多分。。。。

チンチャ チンチャ チョアヘ(めっちゃ大好き!)

2008-02-25 21:59:08 | 韓国語レッスン(面白い話)
チンチャ(漢字としては真)とチョンマル(漢字としては正)

どちらもいくつか意味はあるのだが、「本当」という風に訳せば間違いない場合が多いと思う。
たとえば「本当に美味しい!」というときは、「チンチャ マシッタ」「チョンマル マシッソヨ」とどちらでも同じ意味だと思う。
本当!という感嘆の意を含んでいる場合は、こんな風に殆ど差はない。


さらにチョンマルもチンチャも「うそでない本当の話」という意味だから、びっくりするような話、信じられないような話を聞いた時に「チンチャ?」「チョンマル?」と言っても、どちらも同じ意味だと思う。
ただ、「うそでない本当の話」という意味の単語は、チャンマルという単語もあるらしく(私は遣ったことはない・・・)、チンチャの方はこれの俗語でもあるらしいので、どちらかというと「チンチャ?」という方がよりカジュアルな感じはあるのだと思う。
ドラマでも年配の人は「チンチャ?」というより「チョンマリエヨ?」と言っている場合が多いような気がする。

あとチンチャには偽物でない本物という意味もある。
偽物でない真珠→チンチャ チンジュ(真珠)とは言うが、チョンマル チンジュとは言わない。
偽物という意味以外では、チンチャとチョンマルは殆ど同じだろうと思っているのだが・・・・
次回のレッスンの際に、Yさんに確認したいと思う。

***
ユジンが主役のドラマ@めっちゃ大好きの原題はチンチャ チンチャ チョアヘだ。
チンチャ*2→めっちゃと訳しているところをみると、やっぱりチンチャの方が若者度が高いのだろう。

@めっちゃ大好き!
タルジャの春で偽の恋人役で好演している、イ・ミンギが出演しているドラマ。
ブログのタイトルにしては見たが、ドラマは未見。


めっちゃ大好き! DVD-BOX I

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ソウルで結婚生活7年目 夢の話

2008-02-08 22:20:59 | 韓国語レッスン(面白い話)
留学先の中国で韓国人留学生と出会い、結婚。今は韓国に住んでいるヨーコさんの楽しくも色々ありの韓国生活が綴られている今流行のコミック・エッセイ。
「異国での驚き」そしてきっちり落ちのある楽しい話なので非常に楽しい。

「ゆみこさんの吉夢はなんですか?」
韓国語の練習中にYさんから突然こんな質問を受ける。

(吉夢→縁起の良い夢のこと。豚が出てくる夢とかは縁起の良い夢といわれるらしい。あと人糞を触る夢も縁起がいいらしい・・・)

「最近吉夢は見ましたか?」という質問だったら分かる。
しかし、吉夢はなんですか?とは食べ物で好きなものはなんですか?という質問と同じ種類ではないのか?韓国語は分かっても、質問の真意が分からず困っていると、「私の吉夢は、お父さんにダイヤの指輪を買ってもらった夢です。」とYさんが自分の吉夢の話をし始めた。
「大きいダイヤだったな~」と目覚めたその日が大学合格発表の日だったのだという。だからその夢が私の吉夢なんです。というYさん。
10数年前の合格発表の朝に見た夢を、吉夢です。というYさん。

日本人だったら、「今日嫌な夢を見た」「昨日嫌な夢を見て」と思っても、それを
吉夢とか、悪夢とかは考えないと思う。
そのように考えないから、それにぴったりの言葉も用意されていないのだろう。

***
本の中では奥さんの見た夢を羨んだダンナさんが「その夢買った!」という話が出てくる。さて買ったその夢はどうなったのか・・・その答えは是非この本を読んで確認して欲しいと思う。

***
夢の話
私は殆ど夢を見ないと思う。見ているのかもしれないが、常に寝不足という毎日が続いているので、見てもたちどころに忘れているのだろう。
カラーの夢、白黒の夢と人によって色々あるらしいが、私の見る夢に出てくる人は皆顔がない。顔がないというより、声と気配と背景でこんな夢だったと思うだけで、首から上はみな薄っすらと霞がかかったようになっているのだ。
同僚曰く「物事や人に対して興味がないんじゃないですか?」という。
興味・・・はあると思うが、何故か顔なしの夢ばかりだ。
いつかクリアな夢を見てみたいと思う。


ソウルで結婚生活7年目
たがみ ようこ
大和書房

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コートとマフラー

2008-01-29 21:58:55 | 韓国語レッスン(面白い話)
Yさんとの韓国語のレッスンはいつも同じスタバの同じ席でやっている。
別に同じ席でなくてもいいのだが、なるべく人の動きがない角が落ち着くのでいつも同じ席でやっている。
たまたま先客がいたりすると「私たちの席なのに・・・」などと勝手にがっかりすることも多い。
先週の土曜日は、ちょっとお店の中が寒く、Yさんは途中でコートを着込んでのレッスンとなった。

するとYさん 
「韓国語学校の生徒さんに、『何で韓国ドラマでは、食べ物屋さんの中でも、コートを脱がないんですか』ってよく聞かれるんですが・・・」というではないか。

なぜ、コーヒーショップでも、食べ物屋さんでもマフラーも取らず、コートも脱がないのか?
これは冬のソナタを初めて見た人が誰でも持つ疑問だと思う。
ミニョンもユジンもサンヒョクも、愛を打ち明け笑顔を見せるときも、愛に破れ涙を流すときも皆コートを着て、マフラーを巻いていた。
いくら冬だといっても部屋の中では取ったり、脱いだりすればいいではないか?
これは日本人なら、誰でも不思議に思うことだと思う。
ドラマの筋にはなんの関係もないが、見慣れない当初はこんなどうでもいいことが気になって気になって仕方ないのだ。

Yさん曰く、目上の人に挨拶をする時は、コートを脱ぐという習慣もない。
授業中でも寒かったらコートを着たまま講義を受けるし、暑かったら脱ぐ。
(帽子をかぶったまま講義を受けるというのは、さすがにまずいが、コートは無問題だという)
他人の家を訪問する時でも、短い滞在だったらわざとコートは脱がない。
コートを脱がないということが、相手に短い滞在ですから、お構いなくという意味にもあるからという。

「コートを脱ぐ理由で思いつくのは、汚れるからとか、しわになるとかだけですね~」というYさん。

「教室が寒いので、授業の途中で、コート着てください!韓国式でいいですよと皆さんに言っても、皆さん遠慮されているのか、分かりませんが着ないんでよ。」というYさん。
いいといわれても、着込むのに躊躇する。その気持ちは良く分かる。

「コートは着ないけど、皆さんコートをひざ掛けにして授業を受けているでしょ?」と聞くと「そうなんですよ」と更に饒舌になるYさん。
寒かったら着ればいいのにと思うそうだが、誰もコートを着ることはなく、ひざ掛けにしたまま、授業を受けているのだという。
Yさんとしては、コートをひざ掛けにするというのが分からないそうだ。
「寒かったら着ればいいのに・・・」と思うらしい。

文化の違いは奥深いものありだ。
*****
私も冬のソナタを見ていた当時「なんで飲み屋の中でコートも脱がずに、焼酎を飲んだりしているのか?」ということについて、友人と話したことがある。当時は、勿論答えなど出る訳もなく、?マークが頭の中に浮かぶだけだった。




冬のソナタ DVD-BOX vol.1

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ある俗語

2007-10-30 21:27:20 | 韓国語レッスン(面白い話)
新聞を読みながら、食堂でお弁当を食べようとしているところにHさんがやって来た。「何か面白い記事がありますか?」とHさん。
たまたま@隣の国と日本の変節という、海外ファンドに対する日本と韓国の対応の違いを書いた記事が載っていたので、漢字を確認しつつ二人でお弁当を食べながら新聞記事を確認。

****
「トイレから戻って気分が変わった」という俗語が韓国にありという一節があり。
(焦っているときはなりふり構わないが、余裕が出来たら態度を一変するたとえと説明がついている。)

記事の内容を超訳し、本当にこういう言い回しをするのか?と聞いてみると、「トイレに行きたい時は、急いでいるから大丈夫、大丈夫というけれど、トイレに言って帰ってきたら落ち着くじゃないですか?それと同じで、やっぱり気が変わった。さっきの意見は撤回というのはありますね」
から揚げを食べながら、ちょっと笑顔で解説してくれたHさん。



携帯電話のなぞ

2007-10-24 22:36:15 | 韓国語レッスン(面白い話)
韓国人は日本人が「2日後にお届けします」というところを「2,3日後にお届けします」って言いますね。
友達と約束する時も「じゃ駅の前で1時か2時に会おうね」と約束するし・・・とHさん。

1時と2時の間には、1時間もあるではないか?間をとって1時半に待ち合わせ場所に行けばいいのかとも思うが、そうでもないらしい。
「今1時だけど、○○にいるからもう少し遅れるね」「今○○のところまで来たから・・・」などと携帯電話で都度都度お互いに報告しあいながら待ち合わせ場所に向かうことが多いですね。。とHさん。

携帯電話がなかったら一体どんな風な待ち合わせになるのかと思うが、多分これがコリアンタイムというものなのだろう。1時に待ち合わせ場所に行った人は、1時間待つことになる。何故と思うが、多分それがコリアンタイムなのだ。その疑問は置いておいて、携帯電話について質問してみる。

「ドラマを見ていると、自分の携帯でもないのに、鳴っている携帯電話があると必ず出ますよね。例えば恋人が席をはずしている時に、別の男友達から来た電話を彼氏がとって、それがきっかけで必ず諍いが始まるでしょ?・・・何で他人の携帯電話を取るんですか?出なければそんな不幸も起こらないのに・・・」

韓国ドラマ好きなら、誰でも一度は感じる疑問をHさんにぶつけてみる。

Hさんの回答
「携帯が無い頃、韓国人は友達と連絡が取りたい時は、皆相手の職場に電話をかけてました。『○○はいますか?』って。それと同じだと思えばいいんです。会社にかかってきた電話は誰でも取りますよね。それで目的の相手に電話を繋ぎますよね。携帯電話に対しても同じように考えていると思います。○○の携帯電話と考えるより、誰かと連絡を取るためのただの道具なんですよ。ただの道具だから誰がでても別に問題ない。そんな風に考えて、目の前の携帯がなっていれば出て、相手が話したい相手に繋いであげるんです。」

所変われば、考え方も変わるものだ・・・
私は「恋人の携帯電話の中に自分の幸せはない」と思っている。
韓国人のHさんはそれに対してどんな感想を持つだろう。
次回チャンスがあれば、それも確認しなければと思う。

釜山なまり

2007-10-14 20:13:44 | 韓国語レッスン(面白い話)
「発音はいいけれど、イントネーションにちょっと問題ありですね。日本式のイントネーションは捨ててくださいね。文章によって違いはありますが、基本は語頭はちょっと低めに、語尾は高めにです。」

Yさんの前でたどたどしく教本を読み終わると、決まってこのような注意を受ける。毎回注意されるので、私も気をつけてはいるのだが、Yさん曰く「まだまだ足りませんね。気をつけないと釜山訛っぽくなってしまいます。」
釜山訛りが悪いわけではないのだが、せっかく言葉を覚えるなら、標準語を覚えて欲しいという先生らしい気遣いだ。

釜山と日本は地理的に近いこともあり、イントネーションも近いものがあるという。釜山出身の人が日本語を習うと上達が早いという。イントネーションに近いものがあるから、非常に自然な日本語になるのだという。

韓国ドラマを見ていると、ちょっと田舎っぽいなという演出が必要な場面で、釜山訛りが使われることが多いようだ。日本人の私でも、韓国語を習いだしていくらもしないうちに、「これはもしや慶尚南道(キョンサンナムド)訛りでは?」と感じるようになったのだから、やはりイントネーションはかなり独特なものがあるのだろう。(現大統領のノ・ムヒョン氏もこの地方の出身のはずだ)

釜山なまりで思い出すといえば、@友へ チング という映画だろう。

**(映画館で見た際の感想)
ローラースケート場で流れる@コール・ミー(ブロンディ)を聞いた途端、心の中であの時代を懐かしむスイッチが入る。韓国と日本 若干の違いはあるが(あの時代 日本ではヒロポンはすでに昔のものだったはずだが)主人公あの4人と同じ時代を生きてきた私にとっては、それでもそうそうと頷く思なにかがあった。制服の下にハイネックのシャツを着る男子学生の姿を、私も何度も校内で目にしたものだった。
があんなに何かにイラつき、有り余るエネルギーを持て余していた学生は居なかったように思う。それが日本と韓国の差なのか それとも私が女だからそのもて余るエネルギーの存在に気が付かなかっただけなのか。もうあれから何年も経ち、それを確認する術はない。
***
チャン・ドンゴンのことにも、ユ・オソンのことにも、釜山のことにも一言も触れていない。
まだ言葉を覚える前だったから、チャン・ドンゴンが映画の中で話ていたという釜山訛りのこともひとつも覚えていない。
釜山訛りがひどくなっても困るが、ちょっとは言葉が分かるようになった今見返してみるのも悪くないかなと思う。
今見たら、色々思うことがあるかもしれない。

友へ チング

ポニーキャニオン

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野球帽

2007-09-19 21:49:07 | 韓国語レッスン(面白い話)


「結構街中には韓国人の女性もいました。ジャッキー・チュンのコンサートでも、私たちの後ろに座っていて。やっぱり元気ですね~キムチパワーでしょうか?」などと韓国語を教えてくれているYさんに香港行きを報告。

「韓国人か、日本人か 見分けることも出来るんですよ。ポイントは帽子。野球帽を被っている若い女性は、かなり高い確率で韓国人です。野球帽を被っている若い女性を見かけたら、こっそり話しを聞いたりしていたのですが、かなりな高確率で韓国人でした。」と更に報告を続ける。
(もちろん本土からの観光客の人で、帽子を被っている人もいると思うが、その頻度は韓国人の足元にも及ばないと思う。)

その話を聞いていたYさんは、韓国人と帽子についてこんな話をしていた。

「私が韓国にいた2000年頃も、どこか遊園地に遊びに行くとか、そんな時は絶対帽子を被りました。それも絶対野球帽。
帽子といえば、野球帽のことだと思って間違いないし・・・それに野球帽を売っているところも多かったし・・・今もその状況は変わってないみたいですね~日本の地下鉄で、若い女性が野球帽を被っていたとしたら、韓国人だと思って間違いないし。日本でも帽子を被っている若い女性の人はいるけれど、色々なタイプがあるじゃないですか。スポーティなのもあれば、お洒落なのもあるし・・・でも韓国人はみんな野球帽なんですよね・・・」
なぜ帽子といえば、野球帽なのかはYさんも分からないらしい。

一応Hさんにも同じ質問をしてみたが、「休みの日は、ヘアセットをしたくないから、野球帽を被るんじゃないでしょうか?」という非常に平凡な答えが返ってきた。

二人の話から想像するに、どうもレジャー=野球帽という図式が出来上がっているのではないかと思う。
更に野球帽が無いときは、サングラスを必ずかけるというYさん。サングラス=レジャーという図式もどうやらあるらしい。

***
仮に日本の女性と韓国の女性が野球帽を被っていたとしたら、見分けられるか?という話になった。
「目深に被っている 方が韓国の女性」と意見が一致。

イジキとキズイとタツミとは?

2007-08-16 22:12:51 | 韓国語レッスン(面白い話)
Hさんとやっているの日本語と韓国語の勉強は細々と続いている。
進捗が芳しくない私と比べて、毎日日本語を遣う環境にあるHさんはどんどん上手になっていっている。
「業績」「成績」「事業」等等・・・
突然内容が変わる雑談は苦労するそうだが、会議でよく使う言葉はきっちりと頭の中に入っているようだ。
やっぱり言葉は「繰り返し、繰り返し、そして繰り返し」という愚直な方法で覚えるしかないらしい。

最近は、会議の中で分からなかった言葉をメモし、それについて質問を受けるというスタイルで日本語を勉強中。

「イジキってなんですか?」
「えっ?イジキ?じゃイジキという言葉を使った時の状況を説明してください」
「今はイジキじゃないですね~もう少し待ってから・・・○×△▲・・・イジキになったらやりましょう」

(ああ!Hさんには「いい時期」が@イジキに聞こえたのだ)

「キズイってなんですか?」

「ちょっとその会社はキズイよな~その業績だとキズイよな~・・・そのプロジェクトはちょっとキズクないか?」

(ああ!Hさんには「きつい」が@キズイに聞こえたのだ)

「タツミってなんですか?」

「この感触がいいよな。やっぱりタツミが創ったのは・・・違うよな・・・」
(ああ それはタツミじゃなくて匠だ!)

Hさんとの日本語の勉強は、想像力をフル回転させる時間でもある。

***
Hさんは、私がいつも使っている本にとても興味を示していた。
↓これを使って日本語を勉強するという。
私も負けないようにしないと・・・



日常韓国語会話ネイティブ表現
今井 久美雄
語研

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「パッリィパッリィ」の極意

2007-07-04 20:56:49 | 韓国語レッスン(面白い話)
「パッリィパッリィ」(韓国語で急いで!の意)の極意を実感。

韓国書店から直接通販で本を購入しようと、先週の土曜日に会員登録をしてみた。

会員加入→海外在住→各種個人情報入力→欲しい本を検索→注文→支払方法の選択→配送先の選択等等。
住民登録番号の項目があること以外は、入力項目も取り立てて珍しいものはなし。(私が登録したサイトは、海外在住の外国人の場合は住民登録番号は必要なかったが、必須というサイトもあるらしい。そのあたりは色々調査が必要のようだ)

本を注文してみると、「在庫あり、国内なら1週間程度でお届け」というお知らせ文が出てきた。
(私のハングル理解力に間違いがなければ・・・の話だが)
海外発送だから、もう少し時間がかかるのだろうと、勝手に判断していたのだが、なんと昨日帰宅すると、もう韓国からの宅急便が届いているではないか!

土曜日の午前中にネット注文をして、火曜日の午後に日本の私の手元までやってくるとは。
いくら在庫があったとはいえ、週末をはさんでの出来事だ。日本で考えても、これはスムーズに配達された部類に入るのではないだろうか?

***
1年ほど前、来日間もないHさんに「日本で何か不便なことはないか?」と質問したことがある。
「悪い意味ではないんですが・・・」と何度も何度も前置きをした上で、「ネット接続の工事を頼んだのですが、工事は1週間後だといわれました。韓国なら、その日のうちに来てくれることもあります。遅くとも次の日には来て、工事をしてくれます。」と言っていたことを思い出した。1週間も待たされるのは、やっぱり韓国では考えられないことなのだろう。

新語を覚える フンナムとワンソナム

2007-06-21 22:17:45 | 韓国語レッスン(面白い話)
2週間に一回のペースでやっているYさんとの韓国語のレッスンは、雑談で盛り上がることの方が多い。
(雑談も韓国語で行っているので、練習にはなっていると思う・・・)

例えば、日本語で「この夏!一押し商品!」というのを韓国語ではなんと言うかで盛り上がったり、交通違反担当の警察官のことを韓国語でなんというかとか、その話題の内容はまさしく雑談。
でもその内容が楽しくて最初から最後までそんな話で盛り上がって終了という日もあったりする。

この間は「花美男((コッミナン)韓国語で格好いい男の人を指す言葉)」より新しい言葉がある!という話題で盛り上がった。

「@フンナムと@ワンソナムが最近の流行ですね。ワンソナムは完全に大事な男性という意味かな?顔がいいというより、可愛らしい年下の男の子タイプに使うんですよ。
抱きしめてあげたい!(抱きしめて欲しいではないところがポイントらしい。)そんな男性を指す時に最近使いますね~。フンナムはフンフナダ(暖かい感じを指す時に使う言葉)
から来た言葉ですね。日本語で言ったら癒し系?」こんな風に韓国語の新語の説明を色々聞いたりするのが非常に面白いのだ。

新語が続々と生まれてくるのは、韓国も日本も同じらしい。ぼーーとしていたら、自分の母国語の日本語にも追いついていけなくなってしまう。
最近覚えた日本語の新語はツンデレだ。「ツンデレカフェ」とはどんなカフェか同僚に説明してもらう。(説明してもらってもいまひとつイメージが湧かないが・・・)

こんなところにもフンナムが・・・

百歳酒CM “フンナムの友情”でイメージアップ

日本式発想 韓国式発想

2007-06-02 15:22:59 | 韓国語レッスン(面白い話)
日本式発想
韓国式発想

これはYさんから韓国語を習うとき、そしてHさんと一緒に韓国語と日本語を勉強するときよく使うフレーズ。

Hさんが社内会議で挨拶するときに、韓国語のあいさつ文をそのまま翻訳機にかけたのだが、
確かに直訳で間違いはないものに「よろしくお願いします」がなんだか非常に上から目線の「教えてください」という挨拶になってしまったりした時や、Yさんから「当てはまる適当な言葉が韓国語にはない」という時に大活躍するフレーズだ。

私が大幅にHさんの挨拶を変更したので、「本当にこれでいいのですか?」とかなり訝しがられたのだが、「日本式発想の言葉はこれだから」とHさんを説得し、日本式の挨拶をしてもらうようにした。本当は「ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします」と言って欲しかったのだが、ご鞭撻はちょっとハードルが高いので、ご指導だけにしてみた。

「日本の迷惑をかけるという言葉に当てはまる適当な言葉が韓国語にはない」とYさんから聞いたときもかなり衝撃だった。
「日本人は他人に迷惑をかけるということに凄く気を遣うけれど、韓国にこれにぴったりの言葉はない。勿論迷惑はかけちゃいけないけれど、日本人のように始終そのことに気をつけているわけではない」と一言。

言葉は直訳すればいいものではないというのを深く納得した出来事。

機転が利く人

2007-04-02 21:42:10 | 韓国語レッスン(面白い話)
韓国語では機転が利くことを「ヌンチ」というらしい。

機転の利いた対応に対して「ヌンチガパッラ」(気が利いてるな~鋭いね)と言ったりする様子をドラマの中で見、一度機会があったら遣ってみたい言い回しだと思ったのだが、この間の韓国語レッスンでやっとその機会がやってきた。

「先日、ドラマの試写会があり、ゲストとしてカン・ウソンとソン・イェジンが韓国から来たそうです。自分の通訳の人がとても緊張して汗をかいているのを見たカン・ウソンさんは、通訳さんに風を送ってあげて、会場の笑いを誘っていたそうです。」韓国語を教えてくれているYさんが、レッスンの合間に、こんな話を聞いたと教えてくれた。

「ユーモアもあって面白い人ですね」といいながら、こんな時にはやっぱりこれを遣うしかないと「ヌンチガパラヨ」と言ってみる。
更に「ソン・スンホン(宋承憲)に対しても、このヌンチガパラを遣ってみたいけれど、残念ながらそんな機会がまだない・・・(この間のファンミも、ちょっと一杯一杯な感じだったし・・・)」とYさんにやや寂しい報告をすると「これから余裕が生まれたら、そんな機会が出てくるのではないですか?ソン・スンホン(宋承憲)も除隊して随分男らしい雰囲気になったけれど、まだ仕事も決まっていないし、まだまだ余裕がないんじゃないですか?きっとこれから歳をとって、余裕が生まれたら、そんな風に言える日も来るのじゃないかと・・・」
私がソン・スンホン(宋承憲)ファンなのを知っているYさんは非常に好意的な意見を述べてくれた。
「除隊して格好良くなった。これから経験を積めば・・・」非常に前向きなコメントばかりしてくれるYさん。
こんな機転の利くコメントをしてくれるYさんに感謝だ・・・・

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(ちょっと寂しいニュース)
ソン・スンホン、カムバック作『神々の都市』白紙化