私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

スンホン ネイバー記事検索 (撮影現場にて)

2015-11-29 19:50:31 | ソン・スンホン(宋承憲)
明日、イ・ヨンエと共演の新作ドラマの撮影現場でイベントが行われるという記事

韓国ドラマらしからぬ全編事前撮影されるこのドラマ。
来年9月以降の放送でありながら、放送を予定されている各国関係者らを招いてイベントを行うらしい。

大きなお金も動いているのだろう。関係者のなみなみならず決意を感じる。




華麗上班族 (OFFICE)

2015-11-29 19:14:36 | 映画鑑賞
中華圏のある大都市にある新興企業。
上場を目指して活気のある会社を牽引するのは、会長の秘書をスタートに社長まで駆け上がった女性。
新興企業故活気はある。社長に気に入られた若き副社長もいる。
夢の実現のためにと恋人と離れ一人頑張る女性社員もいれば、セクシー路線を走りながらも実力抜群の女性社員もいる。

そこに入ってきた若い新入社員二人。
理想に燃える男性社員と、新人らしからぬ余裕の振る舞いの女性社員。

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理想に燃える新入社員の名前は、理想という言葉と同じ発音で、会社の中で自分の夢と理想を実現させるために働く会社員たちの象徴のような存在なのだが、そんな彼も知らず知らずのうちに理想とお金と権力のパワーゲームに飲み込まれていく。

会長の信頼を得てリーダーシップを発揮していると思われる社長さえ、こっそり何か企んでいるのだ。上場を目前に控えた会社の中は綺麗事だけでは済まされない。

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女社長を演じるシルビア・チャンが脚本、演出を手掛けた舞台をミュージカル仕立てで映画化した作品。ミュージカルと言っても、踊る場面はほとんどなく、また歌は主に副社長を演じるイーソン・チャンの担当と言った具合。3時間半の舞台劇を2時間弱にするため、説明口調になるのを避けるためにミュージカル風にしたらしい。
故に夢を追いかける女性社員役のタン・ウェイも歌い上げるという感じではない。
会長役のチョウ・ユンファも社長のシルビア・チャンも歌わない。
スケルトン風のオフィスの内装。どこか夢の街のような雰囲気を出しているオフィス内の大階段や大きなエレベーターホールにミュージカルの香りはするものの、ミュージカルだと思ってみるとちょっと肩すかしを食う感じだ。

舞台は香港ではなく、どこかの大都市という設定故、社内では広東語、北京語、英語が飛び交う。オフィシャルな会議では北京語を使うも、話がプライベートになれば、広東語を使ったり、皆それぞれ自分の母国語を勝手にしゃべる。
そういう混沌とした感じは面白いとも思えるが、ストーリーもやや混沌とした感じ。

せっかくの華麗な出演陣が一致団結してストーリーを盛り上げるという感じでなかったのがやや残念な感じだった。

(11/26 東京フィルメックスで鑑賞)

[電影預告]《華麗上班族》(OFFICE),9月24日,華麗獻映