釜山国際映画祭で今年のアジア映画人賞を受賞したチョウ・ユンファの記事。
記事のタイトルは@後半戦を走る『チョウ・ユンファの人生本色』。男たちの挽歌のオリジナルタイトル@英雄本色にかけたタイトルだろう。
タイトルに走るという言葉が入っているのは、記事の中でも紹介されている通り、釜山に着いてすぐに海雲台をランニング(目撃者多数)、記者会見の翌日も釜山で10キロ程走る予定で、来月の19日には香港でハーフマラソンに出場予定と、走る事に熱心な事からだろう。
韓国でも公開当時に人気だったという男たちの挽歌。ドラマや映画の中で、チョウ・ユンファ演じるマークを模したキャラクターが登場してくるのを何度も目にした。ユンファが演じるマークというキャラクターは、仲間に相棒を売られ、さらには自身も組織の中で辛酸をなめる。恨みを抱え、その悔しさを晴らす為に何年も耐える。この義理人情に厚く、そして恨みを晴らすべくすべてを投げ打つ姿に、韓国人的な恨(ハン)の思いだけでなく、無常さや哀しさを見てシンパシーを感じたのだろう。
今でもお笑い芸人等がトレンチコート姿で爪楊枝を加えるコスプレ等を披露したりしている。
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釜山での記者会見の様子。
주윤발, "재치 넘치는 입담과 환한 미소, 훈훈해" l CHOW YUN FAT, "Witty talk, bright smile, heartwarming" [현장]