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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

多分貴重な体験 ④

2008-08-14 22:00:28 | なんということはない日常
もぎ裁判に参加した体験記

  


の続き


参加する前に非常に気になったのは「誰が被告役をやるのか?誰が証人役をやるのか?」ということだった。

「恐らく売れていない俳優さんたちがやるのだろう」と勝手に想像したのは、裁判所から「よかったら見てください」と渡されたさいばんいん制度広報用映画2本のせいだ。

@評議@裁判員というそのまんまのタイトルのついた2本の映画は、評議の主役が中村俊介、裁判員の主役が村上弘明と結構力の入ったもの。脇役の人も、旬な人とはいえなくても、みなそれなりに名前の売れた人たちだ。

そのイメージも強かったので、きっと俳優さんがやるに違いないと思っていたのだが、当日「被告をやっていらっしゃる方は?」と質問すると「彼は裁判官、彼は検察の・・・」などという答えが返ってきた。
犯行当時の細かい設定などが必要になるので、身内の中から適任者を選ぶ方法を選択したと思われる。

「証人はちょっと声が小さいですね。もっと大きな声でしゃべってください」
などと注意されていたのは、多分自分の役の名前を忘れてしまったのでは?と思われる。
犯行当時の細かい設定や、人間関係など、ちょっとした言葉のいい間違いや勘違いから裁判が全然違う方向に進んだりする可能性もあるのだから、大変だったと思われる。

***
休憩中に「証人役の人はどうでしたか?」という話になる。
証人役の人は自分の出番が終わると、傍聴席に座り、その後の被告人の話をリラックスして聞いたりしていた。
実は、被告人の話より、そちらのほうが気になったりしたのだ。

実際の裁判の際には、証人が傍聴席で被告人の話を聞くという場面はないそうだ。
模擬裁判ゆえの珍しい場面だったらしい。

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