両親と一緒に住んでいた時は、ある時は沢庵、ある時はべったら漬け、そしてある時はキュウリのキューちゃん等、食卓に漬物にもバリエーションがあった。「私は〇〇がいい」などとリクエストするものの、選択権は私にはなかったので、好みでないものが食卓に並ぶと、「早く食べて別の物を買ってもらえるようにしよう・・・」と思っていた。しかし早く食べ切ったりすると「好みのようだから又買ってきた」などと企みと別の結果が出たりして、なかなかうまく行かない・・・などとがっかりしたものだった。
今は、もう何にしようかと悩むのも面倒なので、キムチ一択である。ただ、キムチもバリエーションが増えており、味にもかなり違いがある。
もちろん定番の購入品もあるのだが、毎回同じでは楽しみもない。かといって適当に購入すると「美味しかったのはどれだか忘れてしまう。」という事にもなりかねない。
今更だが、キムチ食べ比べ記録として残しておこう。
*ごはんに合うこくうま(東海漬物)
私の中では一番ベーシックなキムチ。九割方はこのキムチを購入する。一番の決めては白菜のクオリティがいつも一定だった事だ。更に漬かり方も浅漬けでもなく古漬けでもなく、ちょうどいい発酵具合だったことも大きな決め手だった。辛さよりも甘さが目立ちすぎるキムチは私の好みではないのだが、このキムチは大きく主張する部分がない代わりに非常にベーシックな感じがする。辛過ぎるということもなく、ニンニクの香りも程々な感じだ。「朝からキムチはちょっと匂いが・・・」という人も多いと思うが、私はおかずがないと朝からキムチを食べたりするので、ニンニクの香りが程々というのは、重要なポイントだ。それゆえ、このキムチを購入するケースが一番多い。
*釜山発韓国農協キムチ (東海漬物)
えびといわしの塩辛を使用と蓋に記載してあるのだが、それよりなにより、かなりパンチの効いたニンニクの香りがする。蓋を開けた途端、ニンニクの香りが台所中に漂うのだ。さすがの私も「朝からは食べるのを控えた方がいい」と思う。ただ塩辛はかなりふんだんに使われているようで、旨味を感じるキムチだ。
*本技 おいしいキムチ(エバラCJ)
私は白菜がしっかりしていて、サイズも大きいものが好みなのだが、このキムチは白菜の刻みが小さ目なので、私にはちょっと物足りない。(もともとそういうタイプの商品だと思うので、サイズに色々いうのは、ちょっとルール違反かもしれないが・・・)又、植物性乳酸菌推しの商品のようだが、残念ながら私はあまり乳酸菌そのものに興味がないので、それもちょっと。。。。やや古漬けの部類に入ると思われるのだが、酸味はかなり抑えている風だった。日本人の好みに合わせて酸味のバランスには気を使っているのだろう。