私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ダリとカムジャタン 第5,6話

2022-06-10 21:18:48 | ダリとカムジャタン(韓国ドラマ)

モーテルでお金も取られ、更にサングラスと洋服でで隠さねばならないほど傷を負ってしまうダリ。心配するムハクだが、正直になれずに「俺にお金を返すまでは無事でいてくれ」と、お金一番というような慰め方になってしまう。もちろんそんな心配のされ方をしても、自分が世間知らずでわきが甘く起きてしまった出来事だ。

自分の気持ちを打ち明けられないムハクの叱咤激励と、幼馴染であるウォンタクの無条件のやさしさと、何とかダリとやり直したいテジンの御曹司としての力。

ムハクの叱咤激励を自分のエネルギーに変え、幼馴染のウォンタクの家に居候する事で安全を確保し、テジンの社会的な地位を利用させてもらい、なんとか美術館のイベントのアピールをしようとする。

自分の世間知らずを実感し、この3人がそれぞれ示してくれる優しさに感謝しつつ、自分なりになんとか乗り越えようとするのだ。彼女を陥れようとたくらむ人間たちが、ガツガツしているのに比べると、どこかお嬢様らしい雰囲気を漂わせ、それでもなんとしようとする、生まれ持ってのお嬢様気質が各所に見え隠れする。テジンの地位を利用して、イベントのポスターデザインを利用した洋服に身を包み、イベントの名前を模したアクセサリーを秒速で作らせるのもお嬢様ならではのアイデアだ。

品の良いお嬢様のダリとは対照的に、たたき上げのビジネスマン気質を見せるムハク。現実的なできるビジネスマンらしく「職場は綺麗に片づけないと。」ということで、よかれと思って展示作品をごみとして捨ててしまう彼。ダリがなんとか借金を返せるように陰ながら応援したいムハクだが、美術品の事など何も知らない彼の行動は全部空回りだ。

ただ、現実的な彼の事。なぜ突然皆が美術館から資金を引き揚げようとしているのかを疑い、更には彼女が再び暴漢に襲われそうになると、回りも顧みず実力行使に出ようとする。たたき上げのビジネスマン気質のムハクは、裏工作があまり得意でなく、それが逆に彼の妙な魅力らしい。そんな彼の状況をキチンと把握して、具体的なサポートを繰り出す女性秘書からも目が離せない。

 



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