私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

メタモルフォーゼの縁側

2022-06-19 20:00:22 | 映画鑑賞

バイト先の書店で一人の老婦人がにこやかにBL漫画を購入していった事に驚く女子高生のうらら。

料理本を購入するはずだったのに、表紙が綺麗だからと何も知らずにBL漫画を購入した雪は、内容に驚きながらも漫画を読み進め、その魅力にすっかりはまってしまうのだ。続きを読みたいと書店に足を運び、バイトのうららがBL漫画に詳しそうだと知ると、積極的に声をかける。「この漫画の事を誰かとお話したいと思っていたの。うれしいわ」という75歳の雪の笑顔がまぶしい。

好きな物を誰かと共有する喜びを感じながらも、「私なんか・・・」という妙な自信のなさから、半歩ずつしか先に進めないうらら。戸惑う女子高生うららの気持ちを慮りながらも、穏やかながらも、好きという気持ちを隠さず、うららの心を静かにノックし続ける雪。

グイグイと相手の懐に入るでわけではない。好きという気持ちを持ちながらと穏やかに共感して近づき、そして友情をはぐくむ様子は、静かな幸せを感じる。自分の気持ちを少しずつ解放することが小さな幸せと自分がやりたい事に繋がっていくのだ。

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雪が一人で住む家の様子が私にはとても懐かしかった。昔住んでいた自宅にもあんなに立派ではないが縁側があったし、雪が一人料理をする台所はいつかどこかで見た昭和の台所そのものだった。手作りのサンドイッチが入れられたボックスも懐かしかったし、押し入れを改造して勉強スペースにする部屋には私もとても憧れていた。

全体的にはとても穏やかな雰囲気だが、雪が一人喪服姿で横断歩道を渡るオープニングは何気にロックな雰囲気だし、二人が歌いエンディングで流れるT字路s の「これさえあれば」もなかなかファンキーな歌詞だ。穏やかな中にもちょっとした芯の強さを感じる・・・

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芦田愛菜&高橋恭平(なにわ男子)の幼馴染関係はとても自然な感じだった。


赤い袖先 9話~17話

2022-06-18 21:09:54 | 韓国ドラマ・映画

韓国ドラマは好きでも史劇(時代劇)にあまり縁がなかったのだが、このドラマは17話という事が最初から分かっているので、気軽に見始め、その話の面白さにすっかり魅了され、若い二人、王になるべくして生まれたと覚悟するイ・サンや、女官として王になるであろうイ・サンに仕える事を自分の意志で決心するドクイムはの真っすぐさが非常にまぶしいなと思っていたのドラマの前半。

ただ、イ・サンの祖父である王の体調が悪くなっていくのと同時に、宮廷内は急に権力争いの駆け引きが更にあからさまになってくる。それと同時にイ・サンに仕える宮女として彼を守ろうとするドクイムと彼女を後宮にしようとするイ・サンの思いがすれ違ったりしていくのだ。彼の後宮になって彼を支えようとする事はイコール権力の争いに身を投じるという事。権力争いの中で時に冷酷な判断を下す彼の姿を見て、その場に身を置く事を避けようとするドクイムと、彼女を自らのそばに置くことで彼女を守ろうとするイ・サン。権力争いの渦中に入って彼女の身が危なくなる位なら、後宮にしない方がいいのだが、自分が守ると選択したイ・サン。そして最後の最後に後宮になることを承諾するドクイム。

宮女になるとちやほやされるけれども、その実そうでもないと、自分の人生を自ら選ぶ自由がないことを話していたドクイム達。ドラマの前半は、そんな自由が制限される生活の中でも若々しく過ごす彼女たちの快活さや、若いイ・サンの様子を楽しく見ていたが、王の座に就く事が現実的になって来た後半は権力争いと疑心暗鬼になる場面も多く、一挙に切ないモードに切り替わる。前半は爽やかなツンデレを感じさせてイ・サンを演じていたジュノは、後半では苦悩するなかで自分を律する王としてのツンデレを感じさせる。私は彼の事を勝手にツンデレ演技の第一人者だと思っているので、心の中で小さくその演技を応援しつつ、切ない後半に少し涙する・・・


地球の歩き方 東京 多摩地域

2022-06-17 21:57:47 | たまに読んだ本

地域のガイドブックを、読んだ本と呼んでもいいのか、ちょっと悩んだが、生まれてからずっと多摩地域に住んでいる私にとっては、「自分の住んできた所、自分の住んでいる所、そしてこれからも住んでいく所」を確認する事が出来る本だ。

殆どの場所が見たり聞いたり行ったりした事がある所ばかりだ。

小さいあまりに危ないからと中に入る事の出来なかった日原鍾乳洞や、何度もマラソン大会で周りを走った多摩湖。西武遊園地に連れていってもらいたかったのに、いつも連れていかれたのは、取水塔が見える村山貯水池だった。私にとっては旅行ガイドブックというより、記憶を辿るガイドブックだ。

「遠足で行ったな」「両親と出かけたな」という場所には、久しぶりに足を運んでみたいと思い、「友達が住んでいた場所だったな」と思い出して、あの友達はどうしているだろうなと懐かしくなる。足を運んだ事がない場所でも土地勘はそれなりにある。今度ちょっと行ってみようかなとも思う。

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23区以外は東京ではないと思っている人もそれなりに沢山おり、実際にそんな雰囲気を感じる事も多いので、自分の住んでいる近所の話をする時は、「(私の住んでいる)多摩地区では・・・」と枕詞を付けて話すようにしていた。誰に何を忖度しているのか分からないが、「23区じゃないのに、東京って言っている」と思われるのもなんとなく嫌なので、一応そんな風に話すようにしていた。

ただ、先日「いつも多摩地区と言っているけれど、それって一体どこの事を指しているの?自分で勝手に名前をつけて呼んでいるの?」と言われてしまった。

ややショックを受けつつ「23区でない東京の事を多摩地区(多摩地域)と呼ぶ」と説明してみたものの、「名前があるんだ・・」と興味がなさそうな答えが返って来た。どうやら23区以外は固有名称も付けさせて貰えないらしかった。

そんな出来事があった後だったので、このガイドブックを本屋で見かけた時は非常に嬉しかった。

私が初めて購入した@地球の歩き方だ。

 


私たちのブルース 第13,14話

2022-06-16 21:05:19 | 私たちのブルース (韓国ドラマ)

ブルースというタイトルがついているだけあって、耳障りの良い内容でないのがこのドラマの特徴だ。

「義理!」が合言葉の友人同士。
学生時代から誰からも注目され、皆の注目の中心にいたミラン。学生時代はそんな彼女が自分の親友であることが自慢だったウンヒ。
どんな事でも話し合い、どんな時でも助け合う仲だったはずなのに、少しずつその女の友情の中には見えない滓が溜まってしまっていたのだ。

仕事では成功を手にしても、三度の離婚で娘とは離れて暮らすミラン。ウンヒはなんでも自分の事を受け入れてくれていると思ってたのに、そうではない事に気づきショックを受けるのだ。わがままとも思えるミランの行動を全部受け入れていた事で少しずつ違和感を持っていたウンヒ。それを打ち明ける事も出来ず、我慢していた事を知りショックを受けるミラン。
「両親もおらず、結婚も結局うまく行かず・・・そんな中で親友と思っていたあなたには遠慮せずに何でも言えると思っていた。傷つけていた事は全然知らなかったけれど、信じてくれていたならその時に言ってくれていたはず。義理といいながらも、結局は私を信じてくれていなかった」というミランの言い分。

ドラマを見ている分にはミランの傍若無人な振舞いにちょっとびっくりもしたのだが、彼女の抱える悩みや不安を考えると、彼女の思いが非常に正直だったことが分かる。

ドラマの中では和解するものの、やっぱりそれは以前と一緒の友情にはならないだろう。でもそうやって人も気持ちも変化していくのだ。そんな日々にはブルースが似合うということか・・・・

そして、家族になろうと前向きなジョンジュンと自分の家族との間で悩むヨンオク。


和菓子の日

2022-06-16 20:58:20 | なんということはない日常

和菓子「紀の国屋」はなぜ廃業したのか。幹部が明かす倒産までの“三拍子”と新ブランドへの本音

倒産から“復活” 匠紀の国屋、2店舗をオープン 昼過ぎにすべて売り切れ

今日6月16日は和菓子の日との事。

今は毎日何かの記念日で歴史の浅い新顔の記念日も多いと思うが、この和菓子の日は 平安時代、仁明天皇が元号を嘉祥にした年の6月16日に16個の菓子や餅を神前に供えて、疫病を払い健康招福を祈願したことに由来するという歴史のある記念日らしい。

そんな日に、ネットニュースで身近な和菓子店だった「紀の国屋」が先月倒産していたことを今更ながら知り、更に今月の3日に新ブランドを立ち上げて再出発している事を知る。

ここのお店のお菓子は亡くなった両親も好きで、よく買ってきてくれたものだった。私は、おこじゅやあわ大福が大好きだった。今日は父の命日だったので、帰りに寄り道をして駅ビルで紀の国屋お菓子を買って帰ろうと思っていたところだった。

このネットニュースを今日偶然目にしなければ、何も知らずに駅ビルに店がなくてびっくりした事だろう。虫の知らせだろうか。両親がきっと教えてくれたに違いない。今週末にオープンしたお店に行き、最中を購入して仏壇に供えたい。

 

 


BTSの事

2022-06-15 21:41:48 | 韓国ドラマ・映画

BTS、活動休止を発表「自分たちが変わったことを受け入れなければならない」

BTS活動休止で見えた韓流アイドルの「構造的問題」

(この構造問題は、前からずっとあった問題だと思う・・・・今回見えたというより、ずっと見えていた問題だ)

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今年の3月にBTSファンになったという知人から突然のメールがやってきて、仕事帰りに飲みに行くのは約2年半ぶり、そして新大久保に行くのは数年ぶりとここに書いてからまだ2週間も経っていない。

3月に映画館で「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL ...」を見てBTSファンになったという彼女。『挨拶以外で覚えた最初の韓国語は「マンネ」と「ヒョン」です。そして最近カムバという意味を知りました』という初々しい話に驚きつつ、彼女の質問に答えるように、入隊という重めの話題から、グループ内での単独アルバムの発売の事まで・・BTSに限らないいわゆる一般的な韓流あるある、そして私はシンファのファンだったので、彼らの歩んで来た道を思い出しつつ、メンバーが入隊中のほかのメンバーの活動だったり、メンバー除隊後の再集結の様子等、他のグループの事も織り交ぜたりしながら話をした。

あの時は、2週間も経たないうちにこんな事になるとは思っていなかったのに・・・

私はBTSの事についてはあまり詳しくないのだが、それでもシンファの歌をカバーして歌っていたのは知っていたので、親しみを感じていた。。きっと彼らなりの新しい道を見つけて、アーミーの前に戻ってくるだろう。

BTSが歌うシンファのPerfectman・・・・

(ENG sub)BTS - Perfect Man (Original by, SHINHWA), 방탄소년단 [2015 MBC Music festival] 20151231

 


ダリとカムジャタン 第7,8話

2022-06-14 21:08:53 | ダリとカムジャタン(韓国ドラマ)

モーテルでの強盗が逮捕されるものの、盗まれたお金は賭博の泡となって消えてしまっている事を知り、激高するダリ。なかなか芯の強いお嬢様だ。
ただ、警察署でのやり取りで、ウォンタクの家の家主がムハクであることを知り、ムハクにもウォンタクにも秘密が出来てしまったダリ。更にセギグループの御曹司テジンがなぜ今になってダリとやり直したいと言い出した事で、ダリをめぐって3人の男性がそれぞれお互いを牽制しあうという、なんともラブコメらしい四角関係の成立だ。

新館長としてなんとかしてグループ展を成功させたいダリだが、彼女だけでは支援をなかなか集める事が出来ず、更にはオープンイベントの集客も難しい。
そして何よりムハクがゴミと勘違いしてしまった展示物はグループ展の目玉なのだ。
彼女が機嫌を直さなければグループ展の成功は難しい。自分で蒔いた種は自分でなんとかするというムハクは、ダリに内緒で彼女の作品の権利を購入することでなんとか話しを付ける。そして、彼女の作品に参加することで、アートが自分の人生を見つめなおすきっかけをくれた事に気づくムハク。そんなムハクの様子を見て、彼を身近に感じるダリ。

一つの出来事で二人の仲が近づけばいいのだが、一歩進んで二歩下がるのもラブコメの定番。彼女の笑顔が見たいからと、ムハクがイベントを成功させるべく、さくらの観客を仕込んだ事はダリの気持ちをザワザワさせてしまうのだ。現実的に行くべきなのか、現実と併せて夢も守りたいのか・・・二人だけの問題でなく、これはきっと永遠の命題だ・・・

二人の間にある問題はそれだけではない。美術館のある場所の開発に食指を伸ばすムハクの実家と、ダリが居なければ自分が跡継ぎになっていたはずと彼女を逆恨みするダリの叔父・・・・

 

 


スンホン ネイバー記事検索 ( 同級生と撮影した写真公開)

2022-06-13 21:14:50 | ソン・スンホン(宋承憲)

インスタグラムにアップした同級生や担任の先生と撮った写真を紹介した記事

インスタグラムにアップされた写真には先生の顔もキチンと公開されているのだが、記事の写真は二次使用ということなのだろう。記事のタイトルは「同級生と撮影した写真公開」なのだが、記事的にはモザイクが掛かっている。インスタグラムで見る先生の顔は楽しそうだし若々しい感じなのだが・・・

 


J-WAVE探訪記(日曜天国 安住紳一郎バージョン)

2022-06-13 21:07:48 | なんということはない日常

昨日の午前中に放送された@安住紳一郎の日曜天国では、先週の深夜の石田ゆり子ナビゲートの番組@LILY'S TONE出演に伴う、J-WAVE訪問についての報告があった。
私は、安住紳一郎の日曜天国のリスナーではあるが、残念な事に熱心なTBSラジオリスナーというわけではない。「どのラジオ局のリスナーか?」と尋ねられたら、迷わずに「J-WAVEリスナー」と答えるだろう。
それゆえ、TBSのラジオを聞きながら、J-WAVE局内の様子に思いをはせるのは申し訳ないと思いつつも、TBS局員が見たJ-WAVE印象記を興味深く聴取。

オシャレなJ-WAVEの様子はもちろん、J-WAVEで特別に用意してくれたマイクの王様と呼ばれているドイツ製のマイクのノイマンの話は興味深かった。パーソナリティの声だけでなくその周りの雰囲気が醸し出す音も電波に乗るAMラジオと違い、ナビゲーターの声の芯がずっしりと届くFMラジオは、声のトーンはもちろん、どんな風に声をマイクに届けるのかという事も重要なようだ。
「100枚入りのウェットティッシュのボトル位の大きさの立派なマイクの前で、声の芯を届けようとするとああいう声になる」と、特別な箱からうやうやしく取り出されたマイクの様子等を安住氏らしく説明していた。

J-WAVE仕様の声@安住氏バージョンをAMラジオで聴けるとは・・・・リスナー冥利に尽きる。

AMラジオに比べたらFMラジオはクリアに聞こえるな・・・位しか考えた事が無かったので、これからラジオを聴くときは、それぞれの局のラジオブースの様子や、使われている機器などを想像しつつ、パーソナリティやナビゲーターの声を聴きたい。

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昨日のゲストコーナーの出演者が歌手の山下達郎だったため、それに合わせて音楽に造詣の深いTBSアナウンサーの名前が何人か挙げられていた。「追っかけマンの松宮です」というフレーズで有名だった松宮一彦さんの名前も入っていた。『ラジオ局は沢山のレコード音源があるのですが、一定期間かけられないと処分されることになっているんです。それが残念で、僕は放送で使わなくとも、時々レコードをかけて処分されないようにしている』音楽を愛していた追っかけマンの松宮さんは、生前ラジオ番組でそんな話をされていた。


FLEE フリー

2022-06-12 19:12:30 | 映画鑑賞

a-haの歌うテイク・オン・ミーが流れる中、アフガニスタンにある自宅の庭で兄弟と遊ぶ主人公アミンの姿から映画は始まる。

父親が連行されたまま戻らず、兄も強制される徴兵から逃げようとするも、まだ自宅にいることが可能だった日々。しかしそんな日々は長くは続かず、内戦開始とともに観光ビザで唯一入国がすることが出来たロシアに逃げる家族。しかしビザは切れ、資金の目途がつかない家族は行くあてもなく、警察官からは取り締まりという名目の元に金をせびられ、何も出来ずに時間だけが過ぎ去るのだ。家族一緒の密航は失敗。その後先にスウェーデンに居を移した長兄の援助の元、コンテナに押し込まれて命からがら海を渡る姉妹。そして安全の為に姉妹よりも多額のお金をかけて、ロシア人の偽造パスポートで一人デンマークに入国するアミン。

居場所を追われ、新たな居場所を探すために、長い辛い日々を送る事になるアミンと家族。

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居場所を追われて逃げるという体験を誰にも打ち明ける事が出来ず、その事は彼の生活にいつまでも大きな影を落とす。失われた時間を埋めるかのように成功を追い求め、プライベートの幸せよりもキャリアを選ぼうとする彼の選択に不信感を抱く彼のパートナー。そして一歩踏み出すために、友人である映画監督に自分の体験してきたことを少しずつ語るアミン。

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私利私欲のために警官という立場を利用する男たち、密航が失敗し連行されるアミン達に景色でも撮影するかのようにカメラを向ける観光客、荷物を運ぶかのように密航を手配する密入国業者。居場所がある者にとって、居場所を追われ逃げ惑う彼らの姿はあくまでも他人事なのだ。その姿は、ニュース番組で流れる難民キャンプの映像を見て「大変だ・・・」とだけ思う私の姿でもある。

居場所を奪われる事の恐ろしさと、それでも生きようとするその力強さの前に言葉がない。「ドキュメンタリー」「アニメ」だと区別することなど、意味のない事だと思わせる映画だ。

 


セブンイレブンスイーツ 「リリコイ&レアチーズ パッションフルーツソース」と「ココナッツバーMochi」

2022-06-11 20:09:28 | なんということはない日常

リリコイ&レアチーズはパッションフルーツのソースの上に花の形のホイップクリームがちょこんと乗っかっており、いわゆる「食べてしまうのが勿体ない」とかわいらしく言いたくなる位な見た目になっている。

ただこのホイップクリームがパッションフルーツの酸味を際立たせて美味しくしてくれており、決して見た目だけではないのだ。

そしてその下のパッションフルーツのムースもレアチーズのムースのと一緒に口に入れるとレアチーズの濃厚さがパッションフルーツの酸味をより際立たせてくれるのだ。酸味と濃厚さに感動したところで、底にある歯ごたえのあるクッキーが全体を程よく締めてくれる。

ハワイではリリコイと呼ばれるパッションフルーツを使った美味しいスイーツだ。

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ココナッツバーMochiは「ハワイ定番家庭スイーツ」というだけあってかなり素朴な雰囲気だ。私はパッケージのMochiという文字をキチンと確認していなかったため、口に入れた途端の餅触感に驚いてしまった。

触感は和菓子のそれなのに、ほのかに香るココナッツバターの香り。ハワイの爽やかな空の下で食べたいスイーツだった。

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同僚と「ハワイと言ったらやっぱりマカダミアナッツが・・・・・」などと、昭和的な会話をしながらパッションフルーツのムースを楽しむ。

 

 


ダリとカムジャタン 第5,6話

2022-06-10 21:18:48 | ダリとカムジャタン(韓国ドラマ)

モーテルでお金も取られ、更にサングラスと洋服でで隠さねばならないほど傷を負ってしまうダリ。心配するムハクだが、正直になれずに「俺にお金を返すまでは無事でいてくれ」と、お金一番というような慰め方になってしまう。もちろんそんな心配のされ方をしても、自分が世間知らずでわきが甘く起きてしまった出来事だ。

自分の気持ちを打ち明けられないムハクの叱咤激励と、幼馴染であるウォンタクの無条件のやさしさと、何とかダリとやり直したいテジンの御曹司としての力。

ムハクの叱咤激励を自分のエネルギーに変え、幼馴染のウォンタクの家に居候する事で安全を確保し、テジンの社会的な地位を利用させてもらい、なんとか美術館のイベントのアピールをしようとする。

自分の世間知らずを実感し、この3人がそれぞれ示してくれる優しさに感謝しつつ、自分なりになんとか乗り越えようとするのだ。彼女を陥れようとたくらむ人間たちが、ガツガツしているのに比べると、どこかお嬢様らしい雰囲気を漂わせ、それでもなんとしようとする、生まれ持ってのお嬢様気質が各所に見え隠れする。テジンの地位を利用して、イベントのポスターデザインを利用した洋服に身を包み、イベントの名前を模したアクセサリーを秒速で作らせるのもお嬢様ならではのアイデアだ。

品の良いお嬢様のダリとは対照的に、たたき上げのビジネスマン気質を見せるムハク。現実的なできるビジネスマンらしく「職場は綺麗に片づけないと。」ということで、よかれと思って展示作品をごみとして捨ててしまう彼。ダリがなんとか借金を返せるように陰ながら応援したいムハクだが、美術品の事など何も知らない彼の行動は全部空回りだ。

ただ、現実的な彼の事。なぜ突然皆が美術館から資金を引き揚げようとしているのかを疑い、更には彼女が再び暴漢に襲われそうになると、回りも顧みず実力行使に出ようとする。たたき上げのビジネスマン気質のムハクは、裏工作があまり得意でなく、それが逆に彼の妙な魅力らしい。そんな彼の状況をキチンと把握して、具体的なサポートを繰り出す女性秘書からも目が離せない。

 


LILY'S TONE

2022-06-09 21:39:58 | なんということはない日常

今週日曜日の深夜、J-WAVE で放送された石田ゆり子ナビゲートの不定期ラジオLILY'S TONEをradikoで聴取。

ぐっすり寝ている時間のラジオ番組をこんな風に聴けるなんてradikoに感謝である。

ナビゲーターの石田さんには申し訳ないが、私はTBSの「安住紳一郎の日曜天国」のリスナー故、J-WAVEの番組にTBS社員の安住氏が出演するという珍しい出来事を、「安住紳一郎の日曜天国@番外編」と思いながら楽しむ。

J-WAVEの番組故、リクエストという単語を使わずに、いいんですか?といいながらミュージックシェアと言っていたのが非常に新鮮だった。

 


日枝神社山王祭

2022-06-09 21:19:20 | なんということはない日常

靖国通りは、江戸三大祭の一つ、山王祭に備えて紫色の幟が飾られていて非常に華やかだ。大きい提灯には雨除けの透明のビニールがかけられている。

今日は通りに面したビルの入り口に神酒所が設けられていた。神輿も飾られて準備はすっかり整っているようだ。

明日の夕方には神輿を山車にのして町内引き廻しが行われるとの事。

 

町内の掲示板に飾られているポスターには、「疫病退散・コロナ退散」という赤い字が目立つ。

 

 


ノンアル生活

2022-06-08 21:25:53 | なんということはない日常

今日の朝刊に「2022年上期ヒット商品番付」という記事が掲載されているのを見かけた。

番付を発表!今年上期のヒット商品は?

(新聞は前頭5枚目までの掲載だったが、こちらはフルバージョンでの紹介されているようだ)

まだ6月の初旬にもかかわらず、すでに上期の総括モードとはやや前のめりなような気もするが、流行を追いかけ、ヒット商品を探すのは、やっぱり半歩位先を見据える事が必要なんだろうか・・・・

私は半歩先を見据えた生活をしていないせか、前頭5枚目まで掲載されている番付を見ても、ニュース番組で名前だけ聞いたことがあるものもあれば、「これがヒットなのか・・・」と思うものもあれば、「まったく何が何だか」と思うものもある。

唯一何か語れるとすれば、東の大関の『ノンアル生活』だろうか。

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ノンアルの飲み物が出始めた頃は「ノンアルなんかを飲んで、大事な飲酒の機会を一回減らすのは勿体ない」と思っていた。

今考えるとどうでもいい「飲酒愛」である。

今は、そんな間違った飲酒愛はすっかり姿を消し、日曜日の夜等は翌日の事を考えてノンアルコールを各種飲み比べして楽しめるようになった。

先日は、「ノンアルでワインの休日」「よわない檸檬堂」「のんある晩酌レモンサワー」という、最近、ノンアルコール界に参入した3本を購入し、飲み比べしてみた。

 

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「よわない檸檬堂」は檸檬堂が好きな人にとっては、馴染みやすい味だ。飲みやすく全部飲み切ってからノンアルだった事に気づく位自然な口当たりだった。

「のんある晩酌レモンサワー」は缶のビジュアルが味にも影響するんだなと改めて感じる一本だった。CMの影響もあるのだろう。一口飲むと、自室が居酒屋になったような気分になり、つまみも自然と居酒屋風な物を欲するようになる。

とうとうノンアルの風はワイン界にまでやって来たとちょっとだけビックリした「ノンアルでワインの休日 赤」。以前ワイン好きの友人が、ワインの事を「葡萄ジュースだから・・・いくら飲んでも大丈夫」と言っていた事を思い出しながら果汁18%を堪能。

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ビール派の私は、ノンアルもビールを選ぶ事が多かったのだが、ビール愛故か、なんとなくビールのノンアルは物足りない事が多かった。ビール以外でこんなに色々ノンアルがあるのなら、本格飲酒の日はビール、それ以外は各種ノンアル飲料を色々楽しもうと思う。

さしあたって、次はノンアルワインの休日の白を試してみたい。

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今年の3月の上旬にはこんな熱い「ノンアル愛」を語っていた事を思い出した。

この時熱く語った 『ノンアルでワインの休日』は、日曜日の夜の定番となった。最近はパッケージが新しくなったグリーンズフリーも定番の仲間入りをした。やっぱりノンアルでもビールを楽しみたい気持ちが消せない事がよく判った・・・・

刷新されたパッケージのグリーンが爽やかで、手にするだけで何か自分まで爽やかになったような気分になるから不思議なものだ。ノンアルビールも日々進歩しているのだ・・・