パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

印象はオーケストラによって随分違う

2008年05月08日 22時17分36秒 | Weblog
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン会場の国際フォーラム
その地下部分で、当日の入場券を持っている人に
無料で楽しめるコンサートが催される

自分が聞いたのは3日の14時くらい
「未完成」が流れていた
ところが「何だこれは吹奏楽版に編曲したもの?」
と思うくらい金管の音が大きくて
しかもバランスが悪くて正直ちと辛かった

翌日、同じ場所でやはり「未完成」をやっているのを
偶然耳にしたが、今度は音がきれいにブレンドされて
刺激的でなくいい演奏だった

オーケストラは
前者がJR東北(?)管弦楽団
後者がギュンター交響楽団(?)とか

それにしてもオーケストラで随分音楽が変ってしまう
という事実をはっきりと実感できた

また本公演のフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
クワメ・ライアン(指揮)の音は
フレージング(というのかな)ニュアンスのつけ方が
明らかに日本のものとは違っているように思えた

日本の音、リズムとは
妙に漫画みたいにハッキリした輪郭のトーンで
小泉元首相の英語みたいな五.七.五のリズムが
自分の中のイメージだ

一方フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団のほうは
横に流れる(つながっている)感じだった

同じ曲でも演奏者、オーケストラによって印象が違うのは
当たり前とはいえ不思議なことだ

コメント
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