パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

行き詰まった資本主義?

2008年05月24日 15時40分45秒 | Weblog
なんだか変だな!
と多くの人が思っている現代

社会主義国家が上手くいかず
資本主義が正しかった!
というにはあまりにも多くの問題が噴出している

昨年トライして結局途中で読めなくなった「資本論」
この本の中に何らかのヒントがありそうな気がして
再度取り組んでみようという気を起こさせたのが
「超訳『資本論』」 的場昭弘著 詳伝社新書

話を正確にするために、しつこく概念を繰り返し
また普段の言葉とは離れたところの用語が
頻繁にでてわかり難い内容(の本編)を
今風の(誤解を恐れない)割り切った表現で
超訳(紹介)している

それでも判らないところがあるが
一気に読み通して、何が書かれているかを
大づかみしてみると
やっぱりこの本(資本論)は再読、再吟味、
再評価に値する本の様な気がする

資本主義に内包する矛盾や不公平さ
それらは冷静な観察眼で明らかにされている

さて、それらをどうして解決するのか?
となると残念ながら依然として
自分のレベルではいかんともしがたい

ただ、多くの人が前提となっていて
疑うことのないこの自由主義(資本主義)を
再検討する時期になっている様な気がするのだが、、、
コメント
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