歳のせいだけでなく、眠れない理由があって真夜中に目覚めてしまう
昨日(今朝)もそうだった
それで枕元に置いたヘッセの詩集を開いてみた
そこにあったのは
「青春の肖像に」
こうして、今はもう伝説的な昔から、
わたしの青春の肖像がわたしを見て、たずねる
かつての明るい光のなにかしかが
今もなお輝いているか、燃えているか、と。
そのころわたしが自分の前に見た道は
たくさんの苦痛と夜と
苦い変化をわたしになめさせた。
その道を二どと歩きたくはない。
だが、わたしは自分の道を誠実に歩き、
その記憶をとうとんでいる。
あやまちも失敗も多かった。
だが、後悔する余地はない。
高橋健二訳
全くだ!
心が慰められ、自分の道もまた間違っていなかった
と落ち込んでいた自分が勇気づけられた
そして、いきなりこのページを開いて、この詩を目にしたのは
偶然ではなく何か深い(天の)意図があっての事!
そんな風に感じざるを得なかった
共時性、偶然の一致
単なる心理的な錯覚であったとしても
このタイミングでこの現象を与えてくださった
なにかに、わたしは感謝する