パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

共時性(あるいは天の示唆)

2010年12月11日 21時07分04秒 | Weblog

歳のせいだけでなく、眠れない理由があって真夜中に目覚めてしまう

昨日(今朝)もそうだった

それで枕元に置いたヘッセの詩集を開いてみた

そこにあったのは

 

「青春の肖像に」

こうして、今はもう伝説的な昔から、

わたしの青春の肖像がわたしを見て、たずねる

かつての明るい光のなにかしかが

今もなお輝いているか、燃えているか、と。

 

そのころわたしが自分の前に見た道は

たくさんの苦痛と夜と

苦い変化をわたしになめさせた。

その道を二どと歩きたくはない。

 

だが、わたしは自分の道を誠実に歩き、

その記憶をとうとんでいる。

あやまちも失敗も多かった。

だが、後悔する余地はない。

高橋健二訳

 

全くだ!

心が慰められ、自分の道もまた間違っていなかった

と落ち込んでいた自分が勇気づけられた

そして、いきなりこのページを開いて、この詩を目にしたのは

偶然ではなく何か深い(天の)意図があっての事!

そんな風に感じざるを得なかった

 

共時性、偶然の一致

単なる心理的な錯覚であったとしても

このタイミングでこの現象を与えてくださった

なにかに、わたしは感謝する

 

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宇宙人から人間へ、ウルトラマンから卒業へ

2010年12月11日 18時07分12秒 | サッカー

今日は少年サッカーの練習日

担当の1.2年は遅れてきた子も含めて今日は16人

 

1年生は言葉が通じない宇宙人

そして多くの子供が3分も集中できないウルトラマン

 

今日も相変わらずのマイペースぶりの彼ら

練習中でも直ぐに自分の世界に入ってしまう

友達と話したり、勝手な事をしたり、サボったり

 

ホントこの連中相手は飽きさせない工夫と

集中が途切れる頃合いの見極めが必要になってくる

 

それでも4月始めたばかりと比べると

言葉が通じる様になってきている

だんだん人間に近づいてきている

でも彼らは生まれて6~8年しか生きていない

この事実には不思議な感じがする

 

練習は最初の休憩が入るまでが勝負

そこまではなんとか真面目に取り組む気力と体力があるようだ

 

足でボールを扱うのだからボールを使っての

練習が良いのだけれど

最近ビックリするのは、そもそも走る事がまともにできていない

と思わされる事

 

だから仕方なく走るところから始めている

細かいステップ、左右への踏ん張り、後ろ向きに走る、横向きに走る

そして相手の動きに合わせて(裏をかいて)走る

 

この最後の相手の裏(逆)をとる練習は

ビブスをズボンの後ろに、まるでしっぽの様につけさせ

ゴール15メートルくらいのところから

目の前に立ちふさがった相手をかわして

左右のポストのどちらかにタッチすれば成功、

ビブスを取られたり、時間がかかり過ぎたり、

左右に大きく膨らみ過ぎたら守備側の勝ち

と鬼ごっこ的な感じでやらせている

 

ところがこの練習(お遊び)案外現実的に役立っている

練習試合の最中、彼らは多分気づいていないだろうけれど

知らず知らず細かな体のフェイントやスピード変化を見せている

そして守る方も簡単に振り切られない、動きについていけるボディーコントロールを

やってものけている

 

子供というか、練習というか、時間というのは

本当に驚きに満ちている

 

宇宙人から人間になっていく子供たち

ウルトラマンを卒業しつつある子供たち

今日も怒鳴りっぱなしで喉が痛くなった

でも、ホント子供たちは可愛い

できればもう少し真面目に練習に取り組んでくれると嬉しいのだが、、、

 

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