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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブルックナーとマーラー

2010年12月30日 15時25分25秒 | 音楽

どちらも長大な交響曲の作曲家

後期ロマン派、ワーグナー一派として一括りにされてしまうけれど

その音楽は少し違う

 

マーラーの交響曲はまるで長編小説

ブルックナーは詩、あるいは哲学、あるいは音響

 

ブルックナーの8番は第三楽章のひとつだけで

モーツァルトの交響曲ならとっくに終わってしまうような長い曲

しかし、本当に長い?

 

不思議のは、慣れていないときは確かに長く感じる

しかし、曲を知って

ただ浸って流れに任せていらる様になると

果たして長いんだろうか?

むしろ短いのではないのか?

そんな風に思ってしまうこと

まるで自然の一部を切り取っただけで

自然や音楽はまだ続いているような、、、

 

一方マーラーは感情の起伏そのもの

 

マーラーは生き方自体も波瀾万丈で

それで解説者も言葉にして紹介しやすい

そして思い切り美味しいメロディーもあるし

(5番のアダージェット)

 

最近はマーラーは聴かない

ブルックナーも聴くバイオリズムにはなっていないが

どちらかと言えばブルックナーの方を聴く

特にアダージョの楽章

 

一頃のマーラー・ブルックナーブームは終わったかもしれないけれど

自分にとってはブルックナーはモーツァルト、ベートーヴェン並みに大事なお方

(しかし、写真で見る彼は田舎のおっちゃんそのもの)

ティーレマン、シモーネ・ヤングが8番でいいCDを出しているらしいから

久しぶりに買ってみようか

コメント
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