パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

才能と人間性

2010年12月23日 21時55分58秒 | Weblog

両立するのが望ましいが

なかなかそうは上手くいかないのが才能と人間性

どうも人一倍の才能の持ち主はいわゆる変わった人が多い

サッカー界ではマラドーナ、ロナウド(ブラジルの)あたりはサクセスストーリーを

書こうとしてもどこか脱線してしまわざるを得ない

その意味では市川海老蔵もその部類に入るかも

 

日本はどうもこうした個性的な人間の存在を

それだけで良しとしないところがある

芸が優れていれば人間性も優れていなければならない

いや優れた芸は(技術は)素晴らしい人間性から生み出される

みたいな信仰がある

 

しかし、残念ながらそうばっかは言えないところが人間の不思議なところ

その得意とする分野への異常な集中力、執念は

実は常人では可能なものではないのかもしれない

 

両立できるに越したことはないが

できなくても特殊な才能の人間を暖かく見守ってあげる

あるいは道を外さないように見守ってあげる

そうした幅の広い視野をみんなが持たない限り

日本は住みにくい世の中になってしまうのでは

 

つまり「あれもこれも」は残念ながら無理で

「あれかこれか」しか

生き方は選択できない

 

ホント神様もなさることは

人間が理解するのは難しい!

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする