パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

代表監督には負ける試合も必要(東アジアカップ)

2015年08月04日 21時22分29秒 | サッカー

東アジアカップ 女子サッカー
日本対韓国は1-2で逆転負け

韓国はそれほど強いと思わなかったが
それにもまして日本が強さを感じる試合ではなかった
もっとも、スタメンの何人を知っているかと言えば
初めて聞く名前も多く、この組み合わせでの慣れがないだろうから
仕方ないことかもないかもしれない

一番興味をもったのが選手の年齢
ワールドカップのからの反省点は世代交代だから
若い選手に経験を積ませて厳しい試合でしか得ることのできない
何かを掴まさせなければならない
この意味で代表監督はある意味負ける試合が必要なのかもしれない
(勝つに越したことはないが)

今回もワールドカップのメンバーで行けば
そこそこの試合をし結果も残すと思われるが 
将来を見据えた時にそれで良いかは少し疑問

メディアの批判にも耐えながら代表監督は選手を発掘、育てなければならない

ところで日本はやっぱり25歳以上にならないと
良い選手になれないのだろうか 思ってしまう
男子でも似たようなもの 宇佐美・柴崎が若いが もっと存在感をもって
やっている同世代の選手が世界にはゴロゴロといる
日本は上下関係が厳しくて自立するのが難しいのだろうか
サッカーのように選手寿命が短いスポーツはそんなことをしていると
貴重な時間が無駄になってしまう

人は負けた時のほうが(上手く行かなかった時のほうが )学ぶことが多い
負け続けるのは問題外だが、負けた(上手くいかない)点を反省し
次に生かす事ができれば無駄ではない
第一、世の中自体がそれほど順風満帆なはずがない 

とにかく今回は男子も女子も、上手くいかないことから何をつかむかが勝負
見どころは熟成よりも可能性

ところで代表監督の中で負ける勇気(?)があったのはトルシエ
彼は変人だったかもしれないが、選手を成長させたのも事実
そういう意味で好きだったな
キャラクター的にも新聞ネタになったし退屈しない監督だった
(川淵さんは大嫌いのようだが) 

コメント
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