10月に東京の新国立劇場でヴァーグナーの「ラインの黄金」が
上演される
ヴァーグナー(ワーグナーと発音するとドイツ人には通じない)の
畢生の大作ニーベルングの指環全4作の最初の演目
この「ラインの黄金」のチケットを手に入れた
昨日のブログで1976年には指輪には興味がない旨の
アップをしたが、あれはシェローの演出が自分には合わないと思ったから
神話を脱して演劇的な解釈で行われるのが気に入らなかっただけ
神話的な物語の指輪は確かにいろんな解釈が可能
しかし、あまり専門家ではないから気楽な発言となってしまうが
この様な解釈も可能なのでは!と頭のなかで思わせるような
プロトタイプの演出のほうが自分は好きかな
頭に浮かんだことを全部説明的に表現されるより
もう少し何かを考えさせてくれる方が、、、
さて今度のラインの黄金が、どんなものになるかは知らない
前もって演出家の傾向を調べるのも、面倒だし興味を削ぎそうなのでやめ
当たって砕けろ!の意気込みで向かうつもり
バイロイト音楽祭の放送は昔年末にNHKFMで流していた(今も?)
大掃除をしながらつけっぱなしにして聴いていたが、
実際には聞き流していたのでスイッチをオフにしても構わないのだが
何故かオフにするのができなくてダラダラと聞いていた
そういえば、急に思い出したが二期会で「ラインの黄金」を
上演した最後の部分をテレビで見たとこがある
なにか着膨れした巨人が積み上げられた黄金をどうかするような
場面だったが、「変な物語!」がその時の印象
でもその変な物語のほうが想像力を喚起する
わかりやすいより少しだけ考えさせる
こうしたほうが好きかな
さて今回の上演はどうか?