今まで知らなかったが、
数年前テレビでワイドショーやニュースで
常識のないひどい人と批判された騒音おばさん
実はこの人のほうが被害者の可能性があったとの
情報がネットで紹介された
隣に引っ越してきた人が 照明灯を設けて
身体の障害のある子どもを寝かしている部屋に
煌々と明かりが入るようにしたり
乗り降りがしにくい場所にわざわざ駐車したりして
邪魔しているとしか思えないような行為をしたとか
それにどの局も繰り返し流されたあの意地悪なおばさんの映像は
実は彼女にいじわるをしていたとも思われる隣の人物が映したものだとか
結局裁判所でも隣の人の行動は看過されるものではない
とまでになっている
となると今まで自分たちが知っていたことは一体何だったのか?
すっかり悪いのはあのおばさんと言ったイメージが出来上がった
その数年後に実は、、、、などと紹介されても戸惑うばかりだ
ここに報道のあり方の問題が問われている
あの情報のウラをとったのか
あそこまでの行動を行う理由は何だったのか
そうした自らの問いかけはあったのだろうか
全局が安心してみんな同じだからと
流しっぱなしにした責任はないのか
ここで思い出したのが湾岸戦争時の油まみれの水鳥の映像
フセイン大統領が製油所から油を垂れ流して
かわいそうに水鳥はベトベトとまとわりついた油で
困り果て、鳥にも環境にも悪い、手段を選ばないフセイン大統領の
行いを非難する趣旨のものだった
この映像がインパクトが有ったためにまだ覚えている人もいるだろうが
この映像は実はフセイン大統領の行動とはなんら関係のない場所で
撮影されて勝手に錯覚するように使われていたことを知っている人は
どのくらいいるだろう
この画像も無批判に全局流されている
そして多分訂正は忘れたころに(訂正したという実績をつくっただけ)
行われただけ
インターネットは嘘やデマの情報があふれていて
信用出来ないとされるが、大手のメディアでも実は同じということ
有識者に話させているが、それも横並びのトーンが多い
庶民はリテラシーを持つべきと言われる前に
メディア自身も「つまみ食い報道」の姿勢を変えないと
結局は自分で自分の首を絞めることにならないか
と、田舎の小市民が愚痴ったところで世の中は
変わるとは思わないが、それでも、最近何かと腹が立つことが多いのに
メディアはまともに報道していないように思えてならないので
一言発してみた
ところで9.11の同時多発テロ
あの飛行機の突入で倒壊したビル
倒壊したビルの数を正確に記憶している人はどのくらいいるだろう
2つのビルにそれぞれ飛行機が突入して
上層階に火災が起きた
そしてそれが元で倒壊したということになっている
しかし倒壊したビルは突入された2棟のビルだけではなく
その近くの(もっと近いビルは平気だったが)第7ビルも
どういうわけか倒壊している
この事実を報道しているところは少ないし
何故関係ないビルが倒壊したのかを誠実に答えようとする
姿勢もあまりない
それを大げさに何か企みがあるとか
そういうことを言おうとするのではない
ただ報道というものが、ある種の方向性を持っていて
必ずしも公平・公正ではないということを
つくづく感じてしまったということ
安倍さんの報道も
新城市の市庁舎の報道も
安易に信用して良いものか、、、