パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

漠然とした不安

2016年07月26日 08時22分01秒 | あれこれ考えること

フランスのニースでのトラック突入事件
ドイツのミュンヘンでの銃乱射事件
同じくドイツのアンスバッハでの爆発事件

日本では朝から相模原市の障害者施設で
とんでもない数の被害者の生じた事件が報じられている

先日は死体がバラバラにされた事件が続いた
東京・浜名湖などで 

東京都では誰を選んだとしても困る
といった言葉も聞こえる都知事選が行われている

アメリカでも共和党・民主党、それぞれの党の内輪から
素直に推せない大統領候補が立つことになっている

トランプ氏ももプーチン氏も
「偉大な●●」と自国の復活をスローガンとして掲げている
それは北朝鮮も似たようなもの
付き合いのいい日本は誰かが似たような言葉を発している
先日は台湾の調査で「最も好きな国」として日本がトップになったそうで
日本は特別な国として思い込みたい人々を喜ばせている

これらは一つ一つは関係のない事柄だが
時代の雰囲気としては、いま蔓延しつつある気分を表すものとしては
どこか合い通じるものがある

SF小説家ならばこの状況を導入部に使うかもしれない
いや、生物は(人間は)予め破滅するようにプログラミングされた
遺伝子を持つようにつくられている、、、
といったようなトーンで作品が作られるかもしれない

言えることは、洋々たる未来がある
とはなかなか感じられないでいること
まるで反対の意識・感覚が漂っていること

それを忘れるためには刹那的なものに溺れる
または、溺れさせるようにしている

漠然とした不安
自分の年令からくるものか
それともあるセンサーが働いた人たちに等しく感じられるものなのか

多分、この感覚を感じた人には責任がある
未来の人たちに対して
あの時、あなたたちは何をしたのか 
何もしなかったのか?
そんな批判を受けないために
いや、単純に未来が良いものであるために、、 


 

コメント
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