パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブラジルにいる子たちとの勉強、再スタート

2022年01月12日 17時14分48秒 | 子どもたちのこと

クリスマス、お正月と休んでいたブラジルにいる子たちとの日本語の勉強
今朝(ブラジルは夜)から再スタートした
覚えているかと不安だったが、Zoom準備できたことを伝えると
「ちょっと待って!」のメッセージがあって、直ぐに接続できた

去年の5月からスタート
毎週行っているので(途中2.3回休み)結構続いている
なるべく面白そうなネタを考えて、退屈しないようにしている

今朝はこの時期らしい話題で、日本のお正月のことを伝えながらの日本語の勉強だ
お正月とはいつか?
元日と元旦、お正月の挨拶、お正月の食べ物(雑煮)、神社のお参りの仕方
大晦日の除夜の鐘、(ここで出てきた漢字を書いてもらった)
日本にいれば当たり前に経験することを「日本の習慣」として伝えた

神社のお参りは「二礼二拍手一礼」とお姉ちゃんに伝えると
「それ修学旅行でやった」と実体験を思い出した
「でもね、二礼四拍手一礼のところもあるんだよ」
「何で?」(良い問だ)
そこで出雲大社のことを話した
出雲大社で連想したのが「神無月と神在月」でこれも説明した
10月は神様が出雲大社にみんな集まってしまうので「神が無い月」
反対に出雲は「神が有る月」と説明すると
「面白い!」
彼女には面白いネタを探すようにしている

弟の方は三日に誕生日を迎えたばかり
「何歳になった?」
「9歳」
9年しか生きていないのか、、
地元の小学1の女の子が6年しか生きていないのと同じ様に
驚きを覚える
弟はちょっと日本語が怪しい
それも仕方ない
でも必死に「先生あのね、、、」と必死に何かを伝えようとする
彼は紙に書いた漢字を見せてくれる
上手な字だ
「この字、5回は書いてね」
「うん」

こんな感じで楽しく勉強というより交流ができた
親御さんも安心して勉強の様子を応援しているようだ

日本にいない子たちと勉強しても意味あるのか?
と効率だけを考える人は思うかもしれない
でも、日本に来たことのある人間が、日本の良いイメージを
持ち続けることに役立てば、、と思う


コメント (1)
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