パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

神秘感

2022年07月16日 09時06分19秒 | 徒然なるままに

水族館とか動物園に行くと素朴な神秘感に襲われる
生き物はなんと多様な形をしているのだろう!と
その一つ一つは生き延びるための選択なのだろうが
湧き上がる感覚としては、不思議!としか思えない
動物だけでなく、植物の花も本当呆れるほどいろんな形や色をしている

野菜や穀物の収穫シーンを見ても、少し前に種を植えたのが
まるで手品かマジックのように知らないうちに育っているのは驚きだ

生き物の世界は、普段当たり前のように接しているが
改めて考えるととても不思議だ

生き物の不思議を再確認したのは昨日のNHKの番組
「ギョギョッとサカナスター」を見たからで昨日は「コブダイ」がテーマだった
そこで驚きだったのは、コブダイはオスとメスは一生のうちに入れ替わることが
あると紹介されたことだ
コブダイの世界は強い(大きな)オスのハーレムのようになっており
小さなオスは見向きもされない
小さなオスは魅力のある大きくなるのを待つしかないが
それは時間がかかり効率的ではない
だから小さなオスは性転換をしてメスになると説明があった

このように性転換をするサカナはまだ他にもあるようで
たしか鰻もオスしかいないところに、環境が変われば性転換して
メスが登場することがあると何かの番組で見た

つまりは可能性として、性転換をする何らかの因子が生き物には
用意されているのかもしれないと想像してしまった
だから最近話題のLGBTのTの部分は、個人の指向性というよりも
どこか偶然に振り回された結果もしれないとも思ってしまった

今でも不思議に思える生き物の一つに「ベニクラゲ」がある
この生き物は自然死的な要素はない
なにかに食べられて死ぬことはあっても、老衰してとか怪我をして
死ぬことはないらしい
彼らはヤバい環境下に置かれると赤ちゃん返りをして
一生をまた初めの状態からやり直すらしい
だからDNAはずっと一緒のままらしい

自然の世界は不思議・神秘に満ちているとつくづく思う
科学でいろんなことが分かってきているが、わかればわかるほど
不思議は増えていくような気もする

人は万物の霊長とお偉く構えているが
実は何も分かっていないから、もう少し謙虚にいるほうが
生き物世界、つまりはこの世界(地球)の為にも良いような気がする

いつまでも失いたくないのは、不思議とか神秘的と感じる心

コメント
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